朝10時頃、家の電話に「〇〇さんのお宅ですか?」という電話がかかってきました。
主人が出たのですが、その様子が何となくおかしい?( *´艸`)
「俺の通帳が盗まれたってことですか?」
「俺はゆうちょ銀行に通帳はありませんが?」
私はなんとなくこれは怪しいと直感でわかったので、「余計なことは話さないように!」と横で言いました。
↑ 電話で朝から嫌な気分になる詐欺電話…やめてほしいですね!
どうも相手は最寄りの警察署の「生活安全課」を名乗り、「詐欺集団を逮捕しました。そのグループによりあなたの通帳を入手しました。悪用されている可能性があります。」
という話のスタートだったようです。
主人は自分の名前が2通りに読めるので、聞かれて自分の下の名前を名乗っていました。
その時点で私は横から、これは「100%詐欺だから、絶対にすぐに切って!」と言いました。
もしも、ゆうちょ銀行の通帳を相手が持っているならば、中表紙には必ず「カタカナ」で名前が表記されていますよね!
それなのに名前の読み仮名を聞くのは本当におかしな話です。
そこで主人がゆうちょに口座を持っていないので、通帳はないと言うと、
「おかしいですねぇ、それではタカハシハジメさんという名をご存知ですか?」
知らないと主人が言うと、
「それでは、フクダカズヤさんという名をご存知ですか?」と相当しつこく会話を続けてきます。
本当にどこにでもいるような名前を言って、もし知り合いにいたら次はどう出てくるのでしょうか…
もちろん知らないということで主人は、
「何かの間違いだと思うので切ります」と言って切りました。
「何かあったらこちらから電話するのであなたの所属と名前をください」と言ったら、「〇〇警察署、生活安全課の浜田です。」と名乗ったそうです。
電話を切って、主人はすぐにその警察署に電話をして「生活安全課に浜田さんという人はいますか?」と電話しました。
「そんな名前の者はおりません。怪しい電話の可能性が高いですね。」と言われました。
やっぱり…と思いながらも、やはり土曜日の朝から気分が悪いですよね!
もし、そこで主人が自分のゆうちょ銀行の通帳を持っていたとして、次はどんな展開になっていたのでしょうか。
ネットを検索してみると、
- その犯人の共犯ではないかと言われ、そうでないなら金融庁の口座にお金を振り込めというような全くおかしな電話が沖縄県では確認されているようです。
- 警察や市の職員を名乗り、詐欺グループが悪用していないかどうか調べるのでといって、ゆうちょ銀行の口座番号や暗証番号を聞いてくる例も京都府などで確認されています。
- 詐欺グループを捕まえたら、その名簿にあなたの名前があったのですぐにキャッシュカードを変更した方がいい。今からゆうちょの人と家に伺うなんていう電話も北海道で多発しているそうです。
↑ 「詐欺グループ逮捕」と言ってるあなたが詐欺グループじゃん?
年末ですし、こんな不審電話が日本全国で山のようにかかっているのかもしれませんが、久々の詐欺電話で我が家は朝から大騒ぎでした。
息子が車で出かけた後だったので、主人も事故かなにかかと思い、警察と言われて冷やっとしたそうです。
こんな風に人を騙してお金を搾取するなんて、情けないというか醜いというか、悲しくなりますね~
色々な手段を使って騙そうとする新種の詐欺がどんどん増えてきているみたいです。
警察の方も、リストに名前が乗ってしまっているかもしれないので以後も気を付けてくださいと言っていたそうです。
共通しているのは詐欺グループの逮捕。皆さんもどうぞ気を付けてくださいね!
詐欺グループを捕まえたといってる本人が、詐欺グループの一員というのがなんとも言えませんが…( ;∀;)
高齢者を狙った詐欺は卑怯そのもの!
ご両親などが離れて暮らしていてご心配な方は、是非対策をしてくださいね。( *´艸`)