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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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サクラダファミリア(スペイン・バルセロナ)の完成っていつになるんだ?

サクラダファミリア(バルセロナ)の完成っていつになるんだ?


3年前になりますが、バルセロナを旅行したときに、ここはずっと工事中なんだよとタクシーの運転手さんに聞きました。

 

「サクラダファミリア」は2005年にユネスコ世界遺産登録されたときも、未完成のままの登録で部分的な登録がなされたのも前代未聞でした。

未完成の部分を造りながらも、古い部分の修復もしなければならないというとんでもない工程を今も日々続行しています。

着工当初は300年がかかると見込まれていた「サクラダファミリア」の完成ですが、現在はその半分の150年で完成できることが分かってきました。

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↑ 常に工事中のサクラダファミリア

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↑ 中に入ると息をのんでしまいます

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↑ 中に光を取り入れてくれるその量も計算しつくされています

 

その完成予定が2026年です!

あと6年だったら、まだ頑張れば行けそうな感じなので完成後のサクラダファミリアも観たいなぁ~( *´艸`)

そして、「未完成のサクラダファミリア」を観たいなんて方も多い理由も、世界中にガウディのファンが大勢いるからに他なりません。

それでは何故300年かかると思われていた完成が半分の150年になったのか??

大きな理由がこの2つです。

  1. IT技術の進歩でコンピューターを駆使した建築技術が飛躍的に進歩した
  2. 観光客の増加によりその工事予算が潤沢になってきている

 

この2つはかなりの加速要素だと思えます。

ひとつはコンピューター技術の目まぐるしい進歩

コンピューターが発達した現代では、1つの模型を作るにも今では、3Dプリンターだってあるし、その技術は目覚ましい進歩を遂げているのでどんどんこれからも加速し続けていくでしょう。

100年前では予想もできなかった、コンピューター技術の進歩がこんな短縮化を実現させてくれたのですね~( *´艸`)

もう一つが金銭面での嬉しい誤算です。

スタート時には寄付に頼っていた建築費用も、観光客のチケット代でだいぶ潤沢になってきていることは年間の来訪者数でも明らかですね。

毎日たくさんの観光客が訪れてくれることで、2026年の完成が見えてきたということです。

もちろん2032年ごろまで、細かい修復は続くと思われるし、その後もメンテナンスが欠かせないと思います。

それでもガウディ人気が衰えることはないと思うので、ずっと末永く安泰だと思えますね。

 

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↑ 夜のサクラダファミリアは最高なので、夜にも再度行く必要あり

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↑ 前の公園の池の水面に写るサクラダファミリアは必見です

 

 

生前のガウディはその完成度合いからすると全体の20%ぐらいしか見ることが出来ませんでした。

その後100年以上かけて完成されるであろう、その完成予想図を夢見ながら亡くなったのだと思います。

 

↓ はマリアの塔の完成の動画です

 

 

まだ一部ではありますが着実に完成に向かって進んでいますね!

世界中がその完成を待ち望んでいるし、その過程を見守っています。

 

ちなみに観光でバルセロナ旅行を考えていらっしゃる方には、ツアーでなければ必ず事前のチケット購入をお薦めします。

朝の9:00に並んでも行列をなしている可能性もあるので、スムーズに入りたければ時間ごとに区切られたチケットを入口で見せるだけで入れるチケット購入は必須だと思います。

料金はチケットと音声ガイド(日本語あり)とタワー入場(1カ所を選択)込みで33€です。

タワーとは「生誕のファザード」と「受難のファザード」という2つで、それぞれエレベーターが違っていて、見える景色も違います。

生誕の方は、ガウディの生前に出来ていて、受難の方は亡くなった後に出来たものです。

その他にもグエル公園内のガウディの博物館の入場料とセットになった券28€などもありますし、ベーシックな入場だけの券は20€です。

 

↓ チケット購入はこちらの公式ページから

 

sagradafamilia.org

 

チケットの取り方もそんなに難しくないし、スマホのメールに送ってもらえればそれを見せるだけで入れるのでとっても便利です。

バルセロナに行ったなら、ガウディ建築巡りをお薦めします。

グエル公園

中央公園を中心に周ることになりますが、ベンチひとつ取っても「ガウディ」の凄さが伝わってきます。

柱を通して、下に水を貯水する構造など、ガウディの建築家としての力量がとってもわかりやすいです。

 

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↑ この柱を水が通っています

「カサミラ」

ガウディ作のマンションです。

波だった感じの外観はどうしても海を連想してしまいます。

パッセイ・デ・グラシア通りに面していて、もうひとつの建築物「カサバトリョ」とは徒歩圏内です。

 

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↑ 石造りの曲線がとっても綺麗

「カサバトリョ」

ガウディ作の個人の邸宅です。

繊維業者であったバトリョ氏の自宅です。

骨のような外観が目を惹きます。

内装も屋上もとっても特徴があるので、ゆっくり周ることをお薦めします。

 

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↑ なんとなく骸骨を連想してしまいます

 

バルセロナ海もとっても綺麗で、海辺のレストランでのシーフードも凄く美味しいです。

 

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↑ 海だけで本当は丸一日かけたかった…

 

3年前に行った時は、イタリアのフィレンツェバルセロナを組み合わせて行ったので3泊しかできませんでしたが、もっとゆっくり観光したい都市でした。

マドリッドとも雰囲気が全くちがうバルセロナ

再訪して、美味しい「CAVA」とタパスで優雅なランチを楽しみたいです。( *´艸`)