日本ではかなり前に人気を博した記憶のある、あのモンチッチです。
右手におしゃぶりを持ってチューチューする、あの愛らしい姿は知らない人はいないでしょう。
フランスばかりでなくヨーロッパでも今、大人気のようなんです。
フランスではアニメーションにもなっていて、マチュー・コルディエ監督が2017年に制作し、視聴率が30%越えというから驚きです!(*´▽`*)
パリに拠点を置くテクニカラー・アニメーション・プロダクションズがこのCGIアニメーションを手がけています。
放送国も世界中に拡大中というのだから、その人気のほども相当なものですね。
その内容はポジティブであり、冒険も盛り込んだ感動的なストーリーになっているそうです。
↑ モンチッチくん! 可愛いですね~♪
原作はあのセキグチ(葛飾区の老舗人形メーカー)のモンチッチなので、あのお猿さんが動き周り、話をしたり冒険をする訳ですね。
私も大昔に、男の子と女の子の2体を持っていたと思います。
この2匹は双子でその名前も「モンチッチくん」と「モンチッチちゃん」
ということは同じ名前じゃない? 親だったら困らない??
そして弟と妹も誕生しました。
「マイチッチくん」と「マイチッチちゃん」です。
え!!これもまた同じ名前なので親としては更に混乱ですね~(>_<)
↑ モンチッチちゃん! 双子なのよね~
フランスではモンチッチではなく「Kiki」という愛称で呼ばれていて、子供たちだけでなく大人にも大人気ということなのです。
フランス人には「モンチッチ」の「チ」という発音はとっても難しいらしいので、「Kiki」(キキ)になったのでしょう。
モンチッチの誕生は1974年のことです。
45年にも渡り、世界中で可愛がられてきたんですね!
1978年~1980年ごろに海外で初のモンチッチブームやってきましたが、今になって何度目かの再々燃ということのようです。
可愛いものは何年経っても可愛いということなのかもしれないですね。
銀座の「博品館」では「モンチッチコーナー」というのがあって、外国人観光客を中心にかなり売れているようです。
モンチッチには着せ替え用の洋服もかなりの種類があって、ポンチョ、ワンピース、スポーツウェアなどなんでも揃っています。
マイチッチ誕生の年にモンチッチの「靴」というのも売られ始めました。
季節ごとのクリスマスモンチッチ、お正月着物モンチッチなど色々な洋服着用のモンチッチがラインナップされて揃え始めたらキリがなさそう…
令和2年用のねずみのポンチョもあるようで、流石です!!(^_-)-☆
セキグチの「蔵」に眠っていた秘蔵のモンチッチを初公開し、モンチッチの歴史の全てを網羅した本「モンチッチ・ボン」も売れているみたいです。
その本の中には、フランスでのアニメ制作秘話なども盛り込まれているようです。
私はちょっとそのアニメをみてみたいです。(フランス語だと難解…)
今、フランスに旅行出来たら、ちょっとこれを見ずには帰れない感じです!
3世代に愛される玩具や人形もそんなに多くはないので、世界の「モンチッチ」を孫が出来たらやっぱり買っちゃいそうです~(#^^#)