インドではNavaratri(ナヴァラトリ)というヒンドゥー教のお祭りがあります。
このお祭りは「女性」が主役です。
ナヴァラトリの意味とは、「9つの夜」ということです。
毎年10月に行われるお祭りで、今年は10月17日~26日の9日間にわたって開催されます。
9回の夜を送るとされているこのお祭りは女神様に祈りを捧げるお祭りです。
そこが日本とは違って、1日だけではないんですね。
9日目と10日目は祝日になっているようです。
祝日が2日間というところも日本とは違いますね。
どんな女神に祈りを捧げるかというと、
この3人の女神なんだそうです。
日本とそっくりなのがひな壇に人形を飾るという風習で、地域に寄って多少飾る人形や飾り方も違っているようです。
ひな壇にサリーを敷いてその上に人形を並べます。
流石にフリーの素材写真もありませんでしたので、写真を引用させていただきました。
↑ INDIAGO(https://tanakkei.com/)様より
フルーツやハーブ、花々を具え、この期間は断食する人もいるようです。
儀式が行われることも多く、日本と比べてより宗教的なお祭りという感じです。
世界中でもこのように、ひな壇に人形を飾る風習は日本とインドだけなのではないかと思います。
様々な写真などで思ったところでは、5段飾りが多いように感じました。
この人形には地域の人形やぬいぐるみなども飾ってよいそうなので、我が家だったら娘の「グレムリン」が1列を占める勢いになりそうです!(笑)
各家庭のオリジナルティを追加できるところもまた、ちょっと日本とは違うようですね。
女性は、色とりどりの衣装を身に着け、パレードにも参加します。
洋服を新調したり、新しいアクセサリーを購入するにも幸先の良い日となっているようなので、女性の購買意欲が活発になる9日間だそうです。
一年で一番女性が笑顔でいられる9日間ということのようです。
↑ サリーを着たインドの女性は本当に素敵ですね!
「女性を祀る女性だけのお祭り」
もっと色々な国で、このようなお祭りがあっても良さそうな気がしますが、意外と少ないのかもしれません。
インドは祭典が多い国でもあり、ナヴァラトリの後には「光の祭典」(ディワーリー)も行われます。
インドに訪れることがあれば、こういうお祭りに合わせて行ってみたいです。
日本で言う「秋」が一番、インドが楽しい季節なのかもしれませんね!!(*´▽`*)