旅ネタを書こうと思っても、コロナの影響で海外に出ることもなかなか大変になっていますね。
旅をする人もぐっと減って、旅行業界もかなり大打撃だと思います。
先月の今頃は釜山から帰ってきたところでした。
今だったら100%キャンセルをせざるを得なかったでしょう…
旅行ブロガーも大打撃?まで行くほど元々収益なんてないので気は楽です!(笑)
こんな時はどんな記事が一番いいのかなぁ…なんて考えてみたりしている今日この頃です。
どうしても旅行が好きだから、海外や日本の地方のニュースなどが気になります。
ちょっと心が暖かくなるニュースを読んだので記事にしたいと思います。
アメリカのニュージャージー州は、ニューヨーク州に隣接する州で、一度留学中にクラスメイトのニュージャージーの友人宅におじゃましたことがあります。
自然がとても多いところで、飛び交うホタルを一度にあれほど沢山見た経験はなく、忘れられません。
ニュージャージーには多くの日系企業もあり、日本人も沢山住んでいます。
ニューヨークで働く人々のベッドタウン的な場所でもあるので、様々な人種が暮らしている州です。
ここに住むダリウス・ブラウン君(13歳)は、手指を使った微細な運動能力が低かった。
けれど、姉の裁縫を手伝ってミシンを使っているうちに、とっても器用に色々なものを作れるようになっていました。
お姉さんが作っていたのは髪留めでしたが、ブラウン君は男の子なので蝶ネクタイ作りにハマりました。
↑ netgeek(http://netgeek.biz/)より引用
そんな時、ブラウン君はテレビで被災者を支援する番組を観ていました。
被災者と離れ離れになってしまったペットが、ニュージャージー州の動物保護施設に送られてきていることを知りました。
そこで、ブラウン君は母親のジョイさんに言いました。
「僕は蝶ネクタイを作ることにするよ!
それを動物保護施設に来た犬につけてもらうんだ!
こざっぱりとした犬を見たら、きっと飼ってもいいよという人が現れると思うんだ!」
「とってもいいアイデアね!」
その蝶ネクタイを親子は地元のASPCA(米動物虐待防止協会)に持ち込んだのです。
その時知ったのは、引き取り手がない犬は安楽死させられるケースがあるという現実でした。
その日から、週末になるとブラウン君は蝶ネクタイを10~15本ぐらい作って届ける日々を繰り返しました。
↑ 素敵な蝶ネクタイで満足気なワンちゃん!
作った蝶ネクタイの数は400本を超えました。
この蝶ネクタイを付けた犬の写真が可愛かったのか、100匹を超える犬が引き取られていきました。
彼の夢は全米のこのような施設全てに蝶ネクタイを贈ることだと言います。
ホントに心優しい少年です。
週末の一番遊べる時間に、一生懸命蝶ネクタイを作って犬に贈り続けるというのも13歳という年齢の彼にとってはかなりの想いと信念がなければ出来ないことです。
10年前の震災の時もペットの問題はニュースになっていました。
蝶ネクタイをした犬がどれほど可愛くなるのか、写真素材のページで探してみるとどれも可愛くて、「これは効果が確かにある!」と確信しました。
↑ 本当に可愛いですね。確かに飼いたくなる…
しんどいニュースが多いので、癒されました。
ブラウン君の夢が大きく世界中に広がることを祈ってしまいます。(#^^#)