スペインのバルというと、大酒のみが集う場所というイメージがあるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
スペインを旅した時に感じたのは、ワイン1杯でしっかりと皆さん夕食を楽しんでいる光景でした。
コーラで食事をしているカップルや、オーダーした水だけで過ごしている人もいたりします。
なんでスペインのバルが日本人にお薦めかというと、
- オーダーや会計がとっても簡単
- メニューが分かりやすく、量的に少なめから選べる
- 英語メニューがあるお店も多い
- ランチをやっているお店も多い
と言う所からです。
1.オーダーや会計がとっても簡単
入口で気づいてもらうためには「オラ」(こんにちは)と声をかければOKです。
日本のレストランと全く同じで、案内されて席についたらすぐにメニューをくれます。
テーブル上に既にメニューが置いてあるところもあります。
会計も簡単で、声をかけて英語で「チェックプリーズ」と言えばレシートを持ってきてくれるので、その額を支払えばおしまいです。
↑ 生ハムは一度はオーダーしたいメニューですね!
2.メニューが分かりやすく、量的に少なめから選べる
サイズもちゃんと書いてあるメニューも多く、一番少ない量を希望なら「タパス」(tapas)という欄から選べばバッチリです。
大きさは大抵3つの種類から選べます。
- 小→タパス(tapas)
- 中→1/2ラシオン(1/2racion)メディオラシオンと読みます。
- 大→ラシオン(racion) スペインでの1人前です。
メニューを見ながら、自分のお腹の空き具合と相談してタパスを3種類という頼み方も出来るし、1種類はメディオラシオンで足りなければタパスを足すということもできます。
1人でお店に入っても、不安ならタパス2品からオーダーしていけば、残すこともなく2種類食べれるのでとっても良いオーダーの仕方だと思います。
↑ ししとうは美味しいのでお試しいただきたい!
↑ 友人と一緒なので1/2メニューからの選択が多かったです。
3.英語メニューがあるお店も多い
別に英語のメニューを用意しているお店や、スペイン語と英語が2行書きになっているお店もあります。
観光客が多いところでは稀に日本語メニューを出されたこともあったのでビックリです。
4.ランチをやっているお店も多い
ランチのメニューが別にあって、Menu del dia (メニュー・デル・ディア)という日替わりランチメニューを提供しています。
お店によりますが、前菜からデザートやコーヒーまでがセットになってお得な料金が設定されているので、観光の合間に昼食をとる場合は最適だと思います。
メインを選べたり、スープなど付けるかどうかも選べたりします。
こちらはお昼ときだけで、夜にはメニューが変わります。
スペイン人は週末になるとバルに繰り出す人も増えるので、人気店は入れないほどの行列が出来たりします。
バルセロナなどで、お目当てのバルが混みすぎていて諦めたこともありました。
外国人と比較すると、どうしても小食な日本人というイメージが外国でも浸透しているようです。
1/2を勧めて下さるお店の人も多かったです。
↑ 1人前だとこの量になります。マッシュルームは最高です!
年齢とともに小食になってきているというのもあるので、バルは本当に有難い存在でした。
↑ 大小さまざまな造りのバルがあるので、本当に飽きません
スペインは食事料金も他のヨーロッパの国々と比べても比較的安いので、滞在中は思いっきり食べたいものを食べれちゃいます。
イタリアからスペインに入った時は、その安さに感動しました!(^_-)-☆
飲める方なら、もちろんワイン、カヴァも最高に美味しいですよ!(^_-)-☆