ニューヨークは今やコロナの感染者が世界一の都市になってしまいました。
イタリアや中国などをあっという間に追い抜いてしまいました。
最初はウエストチェスター郡ニューロッシェル市に2人の感染者が出たのが3月3日というのだから、まだたった36日しか経っていないのですね。
日本は2月13日に見つかった最初の感染者からどんどんクラスター感染が発表されていきましたが、広がり方はニューヨークほどではありません。
ニューヨークも封じ込め対策を取ったものの、そんなことで抑えられる訳はないほどニューヨークは「開かれた街」だったのだと思います。
- 世界中からJFK空港には毎日人が訪れる
- 人種のるつぼと言われるほどの過密都市である
- 人々は行動的で内向的な人は少ない
- レストランやバーの数が半端ない
- 毎週教会に集まる風習がある
ここら辺もだいぶ日本とは違います。
↑ 戦争をしている相手はウィルスなんですね(>_<)
自宅待機の期間も更に長引くと思われます。
中国だって3ヶ月、イタリアだって2ヶ月もの間自宅待機をしています。
ニューヨークもこれからが正念場という見方が大半ですので、あと2ヶ月位は自宅待機が続くでしょう。
日本も感染爆発はしていないものの、じわじわと増えているのが恐ろしいですね。
政府に強制力がないということは、「強制的な自宅待機」(罰則つき)が出せないことになるので、もっと深刻になるかもしれません。
まだ、緊急事態宣言が出て2日目なのに、その前の自粛が3週間以上になるので「飽き」や「慣れ」が出てきています。
まさにニューヨークでは、今の状況を「戦争」に例えています。
- 最前線にいるのが「医療従事者」
- 自宅待機をしている国民という兵士
その兵士が最前線の医療従事者を支え、この戦争に勝利しなくてはならないのです。
日本がそうなったとき、戦争慣れしていない私たちはその状況にどう立ち向かうのでしょう。
↓ ニューヨークについての記事はこちら
↓ ニューヨークで常備薬を用意するときの記事はこちら
もう一つニューヨークで恐れられているのが終息後の失業者の数と治安の問題です。
今はマスクより人々の感心は「銃」に移っていると言います。
銃も銃弾も飛ぶように売れているというのは、明らかに「何かに備えている」ということでしょう。
銃関係の収益も2月と比べて300%伸びているという「銃市場」を見ても、国民の不安は「不況と治安」に移っていっているのかもしれません。
日本も例外じゃないのに「幸せボケ」をしていると言われている日本人に「治安の悪さ」を予測しろというのは、戦争を知らない日本人に「戦地に行け」と言っているのと同じ感覚かもしれません。
- 医療従事者を守らなくてはいけない!
- 治安の悪い街を量産してはいけない!
- 感染拡大を長引かせてはいけない!
つまり、絶対にニューヨークのようになってはいけない!
↑ ニューヨークのブロードウェイとウォールストリートの角
それでも大好きだったニューヨークにいつか行ける日を夢見て、私は東京で頑張ります。
住んでいた頃のニューヨークは「銃」の音は聞いたものの、活気にあふれ、芸術に溢れた街でした。
(住んでいたのはマンハッタンのイーストビレッジです)
早く元気になったニューヨークを見たい!
そう思いながらも、
東京は静かに終息を迎えることを祈ってしまいますね!(#^^#)