タイの首都バンコクでは、産まれたばかりの赤ちゃんを守る対策として「フェイスシールド」を使用しています。
この小さなフェイスシールドは、ラーマ9世病院(Praram 9 Hospital)で考案されたもので、赤ちゃんが退院時に自宅へ帰る際に使われています。
↓ afpbbによるニュースの記事はこちら
タイではこのフェイスシールドを大人でも使用しており、特に托鉢(たくはつ)を行う5人の僧侶たちによって人々の目に触れるようになりました。
1人の僧侶の話では、「信者と自分たちを守るため」にこのフェイスシールドを使っていると話しています。
托鉢の際は信者と話をすることも重要なため、マスクだけではお互いに安全ではないと手作りしたのだそうです。
ネットで材料を集めて自ら作成し、3月末からこれを付けて托鉢に周っているのです。
↓ タイの托鉢に向かう僧侶たちの記事はこちら
現在タイのコロナ感染者は2,550人となっており、非常事態宣言も出ています。
今現在、日本国内の感染者の方が多いのです。
赤ちゃん用のフェイスシールドはサンバイザーのようで可愛いですよね!
フェイスシールドは本来医療用や溶接工の顔を守るために使われることが多いものです。
赤ちゃんがつけると、こんなにも可愛くなるとはビックリだし微笑ましい!
抱っこしている家族のくしゃみや咳による飛沫が顔にかからないようにすることの重要性は世界中が認識しているはずなので、各国に広がっていくかもしれませんね。
常につけることは衛生上も良くないらしいので、外出時のみ使用というのが良さそうです。
「安全第一、可愛さは二の次」と謳っていますが、なかなか可愛さも凄いって思うのですがいかがでしょうか??
↑ 本来の使い道(医療用)はこんな感じでしょう
現在日本でも不安の中でお産をし、まさに家に帰らなくてはならない赤ちゃんも多いと思います。
車移動などで人と接触しないようにしていると思いますが、一ヶ月検診などはどのようになっているのか気になります。
気安く医療機関に行く気になれないと思いますが、赤ちゃんの発熱時など、心配も尽きないと思います。
院内感染などのニュースが多く、パパもママも恐怖すら感じるかもしれません。
また、お母さんの母乳からの感染も可能性は「0」ではありません。
中国の調査では6人の感染者から母乳を検査したところ、ウイルスは検出されなかったといいます。
それでも不安は残りますね。
熱っぽいときや風邪気味の時は、母乳はやめておき、解熱しても搾乳という方法で授乳した方が安全かと思います。
「世界中の赤ちゃんの命を守る」
それが何より大切なことなんだと思います。(#^^#)