「九份」は台湾に来たら絶対に行きたくなる観光地です。
台北北部の山間部(新北市)にあるので、台北から約1時間半~2時間はかかります。
九份という名前の由来が面白い!
昔この地域には9世帯しか暮らしておらず、その9世帯分の物資を水路を使って運搬していたことからその名前になったそうです。
つまり、9世帯分の物資だから「九份」という訳です。
その後に「金鉱」が出来たことから、最盛期には3,000世帯以上の人が住むようになったといいます。
ゴールドラッシュが終わった後は、現在の形に落ち着いているようですが、村の雰囲気から映画の舞台になることが多く、観光客も増えて活気づいてきたという歴史があります。
日本でも宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の舞台になったと言われているのもこの「九份」です。
まさに九份の「阿妹茶屋館」は「千と千尋の神隠し」に出てくる油屋そのものですね!
街全体もそんな感じでラップするところが沢山あります。
娘と台湾に行ったのは3年前だったと思います。
想像ではこの茶屋館はすごく大きいイメージがあったのですが、実際はそれほどでもなかったことが驚きでした。
娘と二人で、茶屋館でしっかりとお茶を堪能し、日が暮れるのを待ちました。
提灯に明かりがついたら、絵ハガキのような美しい写真が撮れると思ったので、結構お茶とお菓子で長居しました。
台北から九份に行く主な方法は4つ
- ツアーバス
- 一般のバス
- 電車とバス(タクシー)
- タクシー
1.ツアーバス
九份に行くには、バスの場合は沢山のツアーバスが出ているので迷ってしまうかもしれませんね。
日本から「千と千尋の神隠し」ツアーも申し込めるようです。
2.一般のバス
忠孝復興駅近く(SOGO前)のバス停から乗り換え不要のバスも出ています。
片道1時間半から2時間かかりますが、一番最寄りまで一気にいけるので便利です。
↑ どんどん日が暮れて…
3.電車とバス(タクシー)
電車で行くときは台北駅からTRAで「瑞芳駅」に行きます。
各駅停車と特急がありますが、その差は10分ぐらいなのでどちらでも大丈夫だと思います。
瑞芳駅からはバスで15分くらいなのでタクシーを拾っても大丈夫です。
私と娘はその方法で行きました。
丁度台湾のカップルが「同乗しませんか?」と誘ってくれたため、半分の値段で行けちゃいました。
4.タクシー
台北から全行程をタクシーで行くのもありだと思います。
料金的には1,500台湾$(5,300円)位なので行きだけタクシーとかも良いかもです。
帰りは拾いにくいので往復で交渉するのも良いでしょう。
ホテルでお願いして交渉してもらうのもアリですね!(#^^#)
九份では「牛肉麺」をいただき、お茶を飲み、台湾の空気を堪能した感じでした。
↑ 見た目よりずっとサッパリしています
↑ とても階段が多いです。
「基山街」は、お土産屋さんや食堂がぎゅうぎゅうに並んでいます。
「豎崎路」は階段が多く、道も狭いのでかなり「密」になっちゃうので、コロナの影響がすっかりなくならないと行けないところが辛いですね( ;∀;)
↑ 横道に入ってみるとそこにはまた違う雰囲気の場所があったりします
夜になると提灯の灯りでとてもノスタルジックな雰囲気になります。
一回りするのに1時間半もあれば充分ですが、夕方近くに行って夕景も写真撮りたいと思う観光客も多いのでその時間帯が一番混みあいます。
行きに、帰りのバスの時間を見ておくとスムーズに瑞芳駅までいけると思います。
充分日帰りで台北から行ける九份ですが、雨が多い地域でもあるので雨具はあったほうがいいですね。
道が狭いので雨合羽を用意していくと良いと思います。
台湾はコロナの封じ込めに、どこよりも成功していると言われています。
相互に行き来出来る日はまだ先だけど、台湾で火鍋や飲茶もいいですね(^^)/