映画「シャイニング」はホラーが苦手という方でも、一度は観ているか、聞いているかしたことがあるのではないでしょうか。
「シャイニング」は1980年に制作されたホラー映画で、原作は「スティーブン・キング」です。
監督はあの巨匠「スタンリー・キューブリック」監督です。
ん?この「スタンリー」という名称と監督のお名前は単なる偶然??
土地の所有者だったスタンリー家との関係は?
そこら辺も何か謎めいている…
この舞台になったのが、アメリカのロッキー山脈の麓にある「スタンリーホテル」という現役のホテルです。
映画の中でこのホテルの名称は、「オーバールック・ホテル」と呼ばれています。
主人公ジャック(ジャック・ニコルソン)は、アルコール依存症を患っていました。
妻と一人息子とともに、このホテルの管理人の職を求めて訪れたのです。
アルマンという支配人は、前管理人だったチャールズが斧で家族を惨殺したということを語り始めます。
気にも留めずに暮らし始めた一家ですが、ジャックの息子のダニーは不思議な能力(シャイニング)を持つ少年だったのです。
ホテルの案内をしてくれた、料理長ハロランもまた、同じく「シャイニング」の力を持っていました。
「このホテルには『何か』が存在するんだよ」とダニーに話しかけます。
ジャックはどんどんこの未知の力に振り回され、精神を壊していくことになります。
そしてジャックはやがて、自分の妻と息子に手をかけようするのですが、ハロランがその異変に気づいて駆け付けます。
- ハロランは無事でいられるのか?
- 家族の運命は?
- そして前支配人との関係は?
もちろん、ネタバレを避けなければ、これから観る方に申し訳ないのでこの辺にしておきます。
キューブリック監督自体に、私は異常な妖気を感じるのですが、それは他の映画にも言えることなんでまたの機会に…
この舞台になった「スタンリーホテル」ですが、現在も営業を続けています。
↑ 今もなお、お客さんが訪れる「スタンリーホテル」
コロラド州のエステスパークという観光地にあり、ロッキー・マウンテン国立公園からわずか10kmという好立地にあります。
こちらのダイニングからの景色は素晴らしいと評判ですが、全体的に宿泊料は高めの設定です。
普通のお部屋で25,000~31,000円位しちゃうので、興味本位でちょっと泊まってみたいと思う方には少しハードルが上がっちゃいますね!
内装はとてもクラシカルで、歴史を感じさせてくれる素敵なお部屋に宿泊できます。
肝心の幽霊との遭遇を望まれる方が、もしも??いらっしゃったとしたら…
狙い目は、
- スイートルーム217号室→ウィルソン夫人と呼ばれるメイドの幽霊が出る
- 401号→かつてこの部屋で亡くなった土地の所有者の霊がでる
- 428号室→首を吊って亡くなったカウボーイの霊がでる
辺りでしょうか…( ゚Д゚)
結構泊まりたい方も多いそうで、部屋番号を指定しての予約で一杯だったりするようです。
この小説を書いたスティーブン・キングは217号室に泊まって、この物語を執筆したというのですから、本当は何を見たのか知りたいところです。
4階の部屋にいわくつきのお部屋が多いところと関係あるのかもしれませんが、4階の廊下には1人で遊ぶ子供の幽霊が出るそうです。
双子の姉妹の幽霊も、映画を彷彿させてくれますが、これも廊下に現れると言われています。
実はこの4階は、大昔は使用人のお部屋だったと言う事です。
もしかしたら昔から住み着いた霊が、今もお客様をお出迎えしているのかもしれませんね~( *´艸`)
そしてスタンリー夫妻の霊は、今でもお客様でいっぱいのホールを喜ばしく眺めているとされています。
ピアノが大好きだった夫人はピアノに座り、時に勝手に鳴り響かせ、夫はビリヤードが好きだったため玉が勝手に穴にストンとか…
https://q-cf.bstatic.com/images/hotel/max1024x768/105/105084907.jpg
より引用させていただきました
↑ かなり古そうだけど素敵なインテリアですね!
実際は「シャイニング」のようなおぞましい感じではないようなので、興味がある方は是非!
私は遠慮しておこうと思います。(-_-;)
「シャイニング」の続編とも言われる映画「ドクター・スリープ」という映画が昨年日本にも上陸 しました。
昨年映画館で観てきましたが、こちらはダニーが大人になって、あれから40年後という設定になっています。
同じく強烈な「シャイニング」を持つ黒人の少女との出会いから、どうしてもホテルに行かなくてはならなくなるエンディングへと進む、目まぐるしい展開の映画です。
まだ観ていらっしゃらない方は「Amazon prime」から399円で視聴できるようなので是非ご覧ください。
映画の作りは現代的になっているものの、ホテルの懐かしい幽霊たちも健在でした!
幽霊が健在?!?!(笑)
あまりにも暑くなってきたので、ちょっと涼しくなるお話を書きたかったのですが、結局映画について熱く語る記事になっちゃいました~( *´艸`)
↑ ロッキーの大自然には癒されに行きたいですが…
ご興味のある方は、コロナが落ち着いてからになると思いますが、コロラドの「スタンリーホテル」の方へもお出かけください!!
私は遠慮しておきます…(-_-;)
ホラ、私にも「シャイニング」要素があったら困るでしょ?!