カリフォルニア州のコロナウィルス羅患者は8月23日現在で66万7千人を超えています。
そのうち、ロサンゼルス郡が23万人を超えており、毎日2,000~3,000人のペースで今なお増加しています。
そんな中、カリフォルニア州を離れて、他州に移住する人が増加しているのです。
その大きな理由は下記の3つです。
- 子どもの教育の面から
- 失業などによる生活面の不安から
- カリフォルニアの土地の暴落を恐れて
1.子供の教育の面から
子供の学校閉鎖もいつまで続くかわからないので、教育面に不安をもつ親世代も多く、他州なら学校に行ける州も多いというのです。
子供を持つ親世代だったら、この辺りはもっともだなぁ~と思ってしまいます。
かと言って、感染者の多い中学校に行かせたくはない!
毎日3,000人の感染者がいたら、怖くて学校に通わせるどころではないですね!
2、失業などによる生活面の不安から
仕事を失ったり、減少したりした世帯にとっては、思い切った行動が必要になる場合もあるのだと思います。
カリフォルニアは大都会でもあり、物価も家賃も他よりもうんと高いです。
仕事を変わるのであれば、少しでも安い州へ移動したいと思うのは当然のことですね。
もちろん、富裕層もコロナウィルスに嫌気がさして、他州へ移動している現状も見られます。
レストランでの食事も出来ないなんて、富裕層にとっても辛いでしょう。
↑ サンタモニカの桟橋。地元の人の憩いの場だったはず…
3.カリフォルニアの土地の暴落を恐れて
この様々な層の流出を考えると、カリフォルニア全土で土地が暴落することが予見されます。
土地を離れる人も当初は、賃貸にして落ち着いたら戻ってこようと考えていたみたいですが、現在では売ってしまって二度と戻らない決意をしている方も増えたといいます。
「来年以降、カリフォルニアの土地は大暴落する」そんな風に思われているのは間違いなさそうです。
今年の6月の不動産統計を見てみても、実際に土地の下落は始まっています。
賃貸の下落幅が最も大きいのは、ウェストサクラメントという土地で44%も下落しています。
1LDKの賃貸物件が、昨年の3,749ドル(395,000円)だった家賃が2,110(222,000円)ドル位まで下落してしまっています。(元々高すぎるだろ~(>_<))
↑ 高くて有名なサンフランシスコの住宅街
こんな風に都会を離れていく人が多くなる現象はアメリカに限ったことではありません。
日本でも東京からの人口流出が8月27日時点で、31,257人というから、結構な数ですね。
転入の数字を大きく上回り、「転出超過」という現象となっています。
アメリカほど顕著ではないので、東京の地価の下落まで行くのかはわかりませんが、コロナはそんなところにも影響しているんですね!
「Go to Travelが使えないから引っ越す!」なんて短絡的なことは出来ませんが、東京都の現状が厳しい事は確かです。
大阪や名古屋で感染者が1桁になったりしても、東京はずっと3桁ですから「住む町じゃないなぁ~」と思われることも理解できます。
職を失ってしまった場合なども、地元に戻って職探ししたいということもあるかも知れません。
完全にコロナが落ち着く日が来ても、安易に東京に戻ろうとはならない気がします。
「東京一極集中」していることも影響していると思うので、政治や経済・文化の中心はもっと分散されるべきなのかもしれません。
↑ 仕事の帰りに「虹」を見つけた新宿西口駅ロータリー!
だけど東京は住みやすいと私は思います!
- 交通の便が良い!
- 色々なお店が豊富!
- 地域によって街の雰囲気がバラバラ!
こんな魅力的な街に住めて私自身は満足しちゃってまーす!(^_-)-☆
またしても、LSSさんの素敵なナンバリング箇条書き装飾を使わせていただきました(^^)/