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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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アメリカの西部劇で有名な「駅馬車」と「シェーン」の撮影地は…

部劇映画と言えば、必ずといって出てくるこの二つの名画の撮影地はいずれもアメリカの広大な原野です。

 

お若い方は観たことがないという方も多いのかもしれませんね…( *´艸`)

 

まずは2つの撮影場所ですが、

 

  1. 駅馬車→モニュメントバレー・ナバホ・トライバルパーク
  2. シェーン→ジャクソンホール

 

という場所です。

 

駅馬車」の撮影地「モニュメントバレー」とは、

 

アリゾナ州ユタ州の州境に位置しています。

ジョン・フォード監督はこのモニュメント・バレーを訪れた時、一目惚れして、彼の西部劇の作品の中の10作品をここで撮影しました。

駅馬車」(1939年)の他にも「荒野の決闘」(1946年)や「アパッチ砦」(1948年)などもこのモニュメントバレーで撮影された映画です。

 

↓ YouTube駅馬車の一部が…雰囲気だけでも…

この地はアメリカの先住民族であるナバホ族が長年暮らしていました。

 

しかし、長年に渡って、入植者やインディアンから迫害を受け、どんどん隅の方へ追いやられていきました。

 

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「メサ」と呼ばれるテーブル状の台地が有名です

 

現在では、このナバホ族居留地として「Navajo Nation」が創られ、アメリカ合衆国の1つの国として認められています。

ここには25万人のナバホ族アメリカ全土では30万人)が暮らし、大統領もいるのです。

「モニュメントバレー」はこのナバホ・インディアンの管轄となっていて、正式名が「モニュメントバレー・ナバホ・トライバルパーク」と呼ばれています。

私たち観光客も、こちらの土地にお邪魔している意識を持って観光したいところですね。

 

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↑ 馬に乗ったカウボーイがやって来そうじゃないですか?

 

現在、このモニュメントバレーに行くには、

 

  • ラスベガスからツアーで行く
  • ラスベガスからレンタカーで行く

という方法が一般的ですが、それでも7~8時間かかります。

グランドキャニオンからも4時間ぐらいなので、この一帯を観光するにはレンタカーを借りるのが良いのではないかと思います。

途中休憩をしながらでないとキツイかもしれませんね。

 

シェーンの撮影地ジャクソンホールとは、

 

ジャクソンホールワイオミング州北西部にある谷です。

シェーンの監督はジョージ・スティーブンスで、当時ではその暴力的な格闘シーンが話題になりました。

シェーンは1953年の作品で、その後、ジョージ・スティーブンス監督は1959年にアンネの日記を撮っています。

 

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↑ こちらは大自然の中の自然公園という感じですね!

 

南北戦争後のワイオミング州のジョンソン郡を描いているので、この撮影はまさに現地で撮影したということになります。

ラストに少年がシェーンに向かって「シェーン!カムバック!」と叫ぶシーンがとっても有名ですね!

あまりにも有名過ぎて、この部分だけ当時の吹き替え版では、そのまま使っているところが面白いです。

 

 
第26回アカデミー賞の「撮影賞」を受賞している点でも注目です。

 

ジャクソンホールは、2つの大きな国立公園の入口にもなっています。

  1. イエローストーン国立公園
  2. グランドティトン国立公園

の2つの公園です。

これらの公園には年間を通してかなりの数の観光客が訪れています。

2つの公園を観光するにあたっての拠点となるのが、この名の由来ともなっているジャクソン市です。

ジャクソンホールへ行くには、まずロサンゼルスやサンフランシスコなどの都市を経由して国内線に乗り換えてジャクソンホール空港」へ行く方法が一般的です。

シカゴやデンバーからも行けますが、一番便利なのはダラスからかもしれません。

 

ダラス→ジャクソンホール

 

ダラス以外は、一度の乗り換えで済まないので結構面倒かもしれません。

ジャクソンホールには自然の温泉が湧いているため、ホテルでも温泉プールや温泉ジャグジーがある所もあります。

水着は持って行きましょう!

 

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↑ ジャクソンホールには温泉も湧いているんです!

 

イエローストーン国立公園は冬場は閉鎖されるため、10月までに行かないと観光できません。

ソルトレイクシティからは、レンタカーでも6時間くらいです。

 

高速も整備されているので、思ったほど苛酷なドライブにはならなそうです。

 

どちらも知らない映画だったとしたら、退屈な記事でしたよね…

 

2つの有名なアメリカの西部劇映画とその撮影地について書いてみました。

 

まだ私が子供だった頃、テレビで白黒で観た映画です。

当時淀川長治さん日曜洋画劇場の解説者でいらっしゃった頃のことです。

彼は亡くなる前日も収録に訪れて、それが最後の解説になったということです。

「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」の名台詞を忘れることは出来ませんね~( *´艸`)