JR東日本だけじゃなく、全体的に終電の時間が繰り上がっていますね!
夜中まで飲んでいたあの時代から考えると今は、みんな飲みに行ったとしても割と早めに帰っているんですね。
終電が早まった理由は、
- コロナで在宅勤務や時短勤務が増えたこと
- 東京オリンピックを視野に入れて外国人のための深夜の時間帯での運用が不要になっている
という所が大きいようです。
↑ かつては、終電に走った記憶も一度ではありません…
コロナがなければ、本当は終電を逆に遅くすることが検討されていたみたいですが、それは訪日外国人のナイトライフという観点からだったので今は必要ないですね。
JR東日本が終電を繰り上げたことによって、そこに関連する私鉄各社も雪崩式に運転を繰り上げたので、都内は全面的に終電が早くなったと実感することとなりました。
約30分の繰り上げなので、そこまで深夜に遊ぶ習慣はなかった私は、不便は感じませんが職種によっては大きな影響を受けている方も少なくないと思います。
飲食店のバイトなどは、深夜に入れなくなるという問題もおきているようですね。
終電だけでなく、始発の繰り下げも行われているので、運行時間そのものが短くなっています。
鉄道会社のメンテナンスの時間確保は出来るので、1晩の作業時間が増えることで作業量が4割も増えるそうです。
生産年齢人口の減少に伴いこの時間の確保は大きなプラス要素だといいます。
鉄道のメンテナンスは大きな事故を防ぐためにも必要不可欠ですよね!
ここで「変動運賃」の導入とはどういうことなのか!についてお話します。
↑ 定期券利用者も多いと思いますが、今後は時間を選びたい
Suica(スイカ)定期券利用者が、例えば午前7時~8時半といったピーク時間帯を避けて首都圏の路線を利用するとJREポイントが付与されるというしくみです。
貯まったポイントは自動的にSuicaにチャージされて、運賃や買い物に使用できるということです。
取り敢えずは2021年の春から1年の限定運用ですが、その後2022年以降に本格的にスタートする可能性もあるというのですが、これでは鉄道会社の収入は減る一方です。
そこは定期の値上げで対応する意向だとJR東日本の社長は話しているそうですが、会社負担で定期券を購入している方でないとこれは逆に苦しい方針ですよね!
更に終電が早まるのが3月からの予定でしたが、前倒しで来週からになりそうです。
早くて来週から終電も更に早まるようです。
東京も感染者が2,400人を超えてくればそりゃそうだなと‥( ;∀;)
緊急事態宣言で終電どころではないのかもしれません。
↑ 終電が早まったことに気づいたのは実は銀座駅でした(笑)
会社経営者にとってはなんだか、嬉しくないシステムになりそうです。
JR西日本でもこれと同じ「変動運賃」の導入には積極的のようで、それが当たり前になる日も近いのかもしれません。
もう一つ考えられているのが、閑散期と繁忙期の指定席特急料金の値段差を広げる施策です。
今は片道200円、往復400円しか差が無いため、ほとんど繁忙期を避けると言う行動に拍車がかかっていません。
その差を広げることで、繁忙期を避けてもらう狙いがあるそうです。
これを実現化させるためには、各企業の休みの取り方を柔軟にする必要があると思います。
同じ時期にしか休めないようでは、一向にこの効果は現れないと思いませんか?
テレワークが日常になっている今、通勤しないという勤務形態が増え、鉄道会社も色々考えないといけないのですね!
テレワークの大きな利点は
- 通勤しないのでコロナからの危険回避
- 通勤時間がないので時間を有効に使える
ですが、
テレワークにはデメリットもあります。
- 家族がいるので集中できない
- 仕事とプライベートの切り分けが難しい
という点です。
そこで注目されているのが、駅中や駅近に作られた「Station Booth」(ステーションブース)の展開です。
もっと進んだ試みとして、東北新幹線の車両をテレワークオフィスとして仕様する「リモートワーク推奨車両」なるものも2月に実験段階ではありますが登場します。
↑ 電車に乗ってまで仕事をするのも…やっぱり私は旅気分で乗りたい(笑)
この車両には通信ルーターなどを貸し出すことでテレビ会議なども実現可能だと言います。
(移動中の会議がいくら可能でも、私としては大移動することでテレワークではなくなる気がしますがどうなんでしょうね(笑))
コロナによって新しい鉄道の在り方が試されているのかもしれません。
ですが、私たち利用者にとってどれほど利用価値があるのかが今後の課題になりそうですね!