「ロックダウン」がどれほどまでにイギリス国民にとって辛かったのかわかるような事態になっています。
元々旅行好きなイギリスの人々にとっては待ちに待った「ロックダウン」解除です。
イギリスのボリス・ジョンソン首相が、新型コロナウイルス対策のロックダウンの緩和に向けたスケジュールを公に示しました。
イギリス国民のワクチン接種は7月末までに国民全ての接種を終えたいとしています。
やっぱり素早いです!(日本も頑張ってほしいけど…)
↑ https://www.bbc.com/japanese/56164628より引用させていただきました
ご自分もコロナで苦しんだ経験を持つジョンソン首相ですが…
厳格な条件が満たされれば6月21日までに段階的に緩和していくという方針です。
このことで、急に旅行会社は大忙しになってしまいました。
なんと一夜で海外旅行の予約が500%も増えたというのです!
その行き先についてはとっても興味深いと思いませんか?
なんと、ギリシャ・スペイン・トルコが多いのだそうです。
そして各国の島や海辺の街が圧倒的に人気のようです。
↑ https://www.bbc.com/japanese/56207427より引用させていただきました
そこで感じたのは、
- みんな海が観たいのね~
- みんなちょっと地元にはないお料理に飢えているのね~
- みんなのんびり過ごしたいのね~
ということでした(笑)
↑ スペインのバルセロナの海ものんびりするには最高!
これって日本が海外に出れるようになった時の参考になると思うんですよね!
つまり、
ハワイやグアムなどの近隣の海がある景色が人気になる。
ということです。
ソウルより釜山、香港よりマカオ、というようにのんびり出来る海辺へ行こうとするということです。
混雑する海外を予想して、比較的空いている海外へ先に行っちゃうのもありだし、穴場になりそうな海の見える国を目指すのもありかもしれませんね!
↑ トルコのアンタリヤビーチも人気出そう!
もちろん段階的にという観点から国内旅行も人気になっています。
もしかしたら、日本でも秋以降の海外旅行の予約を既にしている人が大勢いたりしたらどうしましょう。(>_<)
私は今、仕事が忙しすぎるのもあって、そちらの調べが全然出来ていません(笑)
そんな現実を知ったら、気持ちばかりが急いてしまいそう…テヘ( ゚Д゚)
そしてイギリス国民は8月には大分自由に海外に行けるようになると踏んでいるようです。
また、楽観的な人ばかりではないので、10月の学期間の休みとクリスマスの時期というようにかなり先の申し込みをしている人も多いといいます。
旅行会社側もしっかり考えていて、「手数料なしで後日への変更を可とする」という所も沢山出てきています。
日本の旅行会社もこのことを参考にして、流動的な予約を可能にするのも「旅行業界回復」の糸口になりそうな予感がします。
確かに一斉に海外へ出ようとする国民にとっては、予約が取れなくなったら本当にショックは大きいですね。
「確実に会社の休みは取れるのか?」などという日本人の感覚は、この期に及んで全く皆無なのかもしれません。
「なんとでもなるさ!こんなに我慢したんだから海外旅行は最優先でしょ?」という声が聞こえてきそうですね(笑)
そしてこの状況が続けば、日本人だって、日本の企業だって「旅休暇」を促す風潮になるのでは?って淡い期待を持っちゃいます。
落ち込んだ旅行業界のためにも、それってとってもいいことじゃない?って思います(笑)
イギリスの旅行会社にとってはちょっとした失望も生まれているといいます。
- 4月4日のイースターには全然間に合わない
- 6月以降のことは全くわからないのに問い合わせが多い
- ワクチンの効果次第で未来が予測できない
2021年の後半から、いよいよ「旅行業界」が始動しはじめるのかもしれません。
海外の人は「ロックダウン」を経験している分、私たちよりずっと我慢を強いられてきました。
その反動はどんなにか大きいのではないのかな?って思います。
今年の後半は「イギリスから英国人が減っちゃう??」なんてこともあったりするのか…(笑)
そしてそんなイギリスへの旅行が狙い目になったりするのか?
↑ スペインのカナリア諸島も大人気です!
凄く様々な憶測や想像が飛び交いそうですが、待ちに待った「ワクチン接種」がスタートした以上は、いよいよロックダウンを経験した世界の方から旅は動き出します。
心の準備と行きたい国の下調べだけはしっかりしておきたいですね!(#^^#)