トマトの消費量というと、なんとなくですが私はイタリア・スペイン・アメリカ辺りかなと思っていました!
なんと一位は「リビア」、二位は「トルコ」、三位は「エジプト」、四位は「ギリシャ」なんだそうです。
2015年調べなので、今現在は若干変わっているかもしれません。
私がそうだとばかり思っていた「イタリア」は6位、「スペイン」は5位、アメリカは8位です!
↑ トマトは世界でも大人気!
一位のリビアと日本のトマト消費の差はどれくらいあるのでしょう!
なんとほぼ11倍も違うんです!!
世界の平均は20kgで、日本はわずかに9kgのところ一位のリビアはなんと109kgです。
トマトの料理方法にも世界各国でちょっとした違いがあります。
イタリアやスペイン、そしてポルトガルも7位にランクインしていますが、これら南欧の国々は「料理にトマト」の他に「生でトマト」という風に料理には欠かせない食材になっています。
トマトピューレのような瓶詰が沢山売っているところからも、毎日の料理には絶対何かしらで入っているんだろうと想像できます!
その点アメリカはちょっと違います。
トマトケチャップやソースなどの調味料に使用されるトマトが多いのです。
日本だと、サラダかパスタか、時々ケチャップやトマトソースという感じなので相当トマト好きじゃないと毎日食卓に上がるという訳ではなさそうです。
↑ アメリカはケチャップ無しでは語れないよね!
トマトの消費量一位のリビアってどんな国なのでしょうか?!
位置としては北アフリカにある共和制国家で、北は地中海に面しています。
トルコやエジプト、4位のギリシャなど地中海の周りにはトマト好きがいっぱいいるってことですね(#^^#)
北部はそんな感じだけど、リビアの南部はサハラ砂漠が広がっています。
↑ サハラ砂漠の景色は一生観られないかもしれないけど…
観光地としてはローマ遺跡とガダミスというオアシス都市が有名です(#^^#)
オアシス都市「ガダミス」については1記事書けそうなので、いつの日か記事にしてみたいと思います(#^^#)
リビアの食べ物はラム肉や鶏肉、クスクス、豆類にナッツやドライフルーツという感じですが、お肉やクスクスにはトマトをふんだんに使ったものも多く、煮込み料理や炒め物にもトマトを使います。
↑ クスクスにもトマトがたっぷり!
リビアの国民的ある「ショルバ」はトマト味のスープですが、酸味もあって小さなパスタなどが入っています。
海を隔てた隣国であるイタリアの影響もかなり受けているので、ピザも種類が豊富です。
ピザにも沢山のトマトを使用しています。
マカロニや豆のスープもトマト味、トマトのドライフルーツもあります。
なるほど!って納得しちゃいますね(#^^#)
ちなみに、リビアの人って旅人にとっても優しいんだそうで、レストランなどで目が合うと珈琲やお茶を奢ってくれたりするそうです。
リビアの情勢は決して楽観的なものではありませんが、人々の心の中に旅人への親切心がしっかりと根付いていることに感動しちゃいますね!
だけど一人旅をするにはちょっと危険なので、ツアーの方が良さそうです。
日本ではトマトって「好きな人」と「嫌いな人」に大きく分かれているように思います。
面白いのは、
- 生ならOK、煮るとダメ
- 煮たらOK、生はダメ
なんていう感じの好き嫌いがあるところかもしれませんね!
私はどちらも大好きです!
赤ワインとトマト味もとっても好きだし、「太陽のトマト麵」とかも時々ランチで行っちゃいます!
リビアが109kgだとしたら、5位のスペインは43kgなので、そこはやっぱりリビアは相当トマトを食べるんだと思います。
私なりの結論!!
「地中海とトマトは相性がいい!」
ますます地中海を旅してトマト料理と美味しいワインをいただきたいですね!!
あーあ、地中海はおろか、お台場の海すら行きづらいこのご時世が憎い(>_<)