皆さんはAIというと思い出すのは何でしょう?
映画もAIを扱ったものも多いですね!
そのものズバリ「AI」という映画も有名です。
スタンリー・キューブリックが生前温めていた構想を、スピルバーグが映画化して話題になりましたね(#^^#)
この映画でもそうなんですが、ここまでの歴史中でAIはやっぱり単純に「人間の代わり」だったはずです。
人間が何日もかかる作業を短時間で正確に行ってくれたら、時短にもなるし、人件費も浮いちゃいます。
最近のAIはバグが起こって大変になる確率も下がってきていると言いますね。
でもどこかAIには怖さが秘められている…というのもまた真実のような気がします。
この3つの脅威はどれも全て繋がっています。
↑ 人工知能が人を超える時…何が起こってくるのだろう…
人間の知能をAIの知能が超えていく地点を「シンギュラリティ」と呼び、シンギュラリティの議論が世界中で行われていると言います
人間が何日もかかる作業を短時間で正確に行ってくれたら、時短にもなるし、人件費も浮いちゃいます。
そして今まで大量の人材が必要だった仕事をAIが熟してくれるので人手は不要になってきます。
だけどどうしても人間じゃないとダメな仕事もあって人間はAIと共存していくことになる訳です。
そして、
- AIに何か故障があったら?
- AIを操作途中で違う指示を出したいときは?
- AIの新たな動作を追加したかったら?
これらは人間の仕事になるので、仕事がなくなるというよりは、技術的にAIを操作する人間が必要になってくるという訳です。
今後はこういう仕事の求人がどんどん増えて来ると思われます。
AIの種類も様々なので、開発の段階から
- 音声に特化したAIなら、音楽や音、発声などに詳しい人間が必要になります。
- 接客に特化したAIなら、接客に対してや言葉遣いなどに熟練した人間が必要になります。
- 映像に特化したAIなら、グラフィックや映像技術に長けた人間が必要になります。
そしてその全てのAIにメンテナンスが出来る人間もまた、必要になってくるのです。
- AIと将棋ができる「PONANZA」や「新電王手さん」
- AIと囲碁ができる「アルファ碁」
などはプロも腕をあげるために対戦してきた「強者AIの一例」だと思います。
↑ https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/05/news101.htmlより引用させていただきました
(新電王手さんです)
ゲーム要素のあるものは、人間と互角に戦え、時には超えてくるAIも多数登場していますね。
現在は「小説を書くAI」なるものも登場していて、実際に「星新一賞」に応募したところ、一次審査を通過したそうです。
そのうち「ブログを書くAI」なんかも登場して、効率的に広告を選んで貼ってくれたりするのでしょうか…(^^;)
もはや、ブロガーの楽しみはどこにあるのか分からなくなりそうですね(笑)
その時代には私はもういないと思いますので、まぁ気にしてはいませんが…(笑)
人間や動物の形をしたAIを「ロボット」と言いますが、「アイボ」や「ASIMO」なども有名ですね。
↑ はま寿司でも入口で接客してくれていますね!ペッパー君!!
ロボットの目的も様々で、時には「癒し」を与えてくれたり、「話し相手」をしてくれたり、「質問に答えてくれる」こともあります。
見た目が人間や動物だと親しみが湧きやすく、相手がAIであることを忘れて楽しんでしまうこともあるでしょうね…(#^^#)
ここでちょっと、AI導入による①「怖い話」と②「悲しい話」をしてみたいと思います。
①怖い話
香港のハンソンロボティクスが開発している「ソフィア」というAIのお話です。
彼女の凄い所は、
- 国連会議にも出席している
- ウィル・スミスとも対談した
- サウジアラビアの市民権を持っている
ソフィアは見た目も人間の女性に似せており、シワの質感にまでも拘って造られたそうです。
このソフィアの開発者のハンソン氏との会話に着目してください。
ハンソン氏 「人類を滅ぼしたい?ノーと言ってほしいけど」
ソフィア 「分かった。人類を滅ぼすわ」
と言っているのです…動画だと2分からが問題のシーンです。
その後にちゃんと「冗談です!」と弁明してはいるのですが、一瞬場の空気は凍りついたのではないでしょうか(^^;)
【会話の枠はLSS(id:little_strange)さんのコメントで聞いて教えてもらったものです(#^^#)ありがとうございました】
②悲しい話
これは以前に「行きたいところ!!」カテゴリーの記事でカタールについて書いた時に文中で言及した「ラクダレースの騎手がなんでロボットになったのか?」というお話です。
↓ カタールの記事はこちら
ラクダは荷物が重いと、当然走りが遅くなります。
ラクダの所有者は早く走らせたいために、「子ども」を騎手に使っていくようになります。
どんどん低年齢化して4歳の子どもを使う者まで現れました。
少しでも軽い子どもが良いので「食事制限」をしてまで子どもの体重を気にするようになったのです。
そこで、全て同じ重さの小型ロボットが騎手として導入されたという経緯があったのです。
ゾッとする話ですが実話なので、ラクダレースを観に行かれる機会があったら、その歴史にも心を寄せてみてください。
↑ https://jp.hotels.com/go/qatar/best-festivals-qatarより引用させていただきました
「ロボットで良かった!」と思えると思います。
確かに日本でも競馬の騎手は皆さん小柄で細い方が多いですもんね(#^^#)
①と②は全くAIの使い方が違いますが、どちらもロボットが「人間の代わり」をしていることには変わりありません。
むやみにロボットを開発するのではなく、「人間のためになる」ロボットに絞って開発し、「人の温かみ」は全く別のものであることもまた、意識した開発を進めて行ってほしいなって思いました(#^^#)