題名だけじゃどんなドラマかさっぱり分からないまま、ここ最近ゾンビやら詐欺師やらを見てたのでラブストーリーもいいかなって感じで観始めました。
なのに、、、、、どんでもない、、、、怖いが過ぎる(´;ω;`)ウッ…
こちらはそら豆さん(id:kandsoramame)も☆7つを付けていらっしゃったので、私は好きな奴って確信していました!
初恋を経験した2人の名前はナム(チャン・ギヨン)とナグォン(チン・ギジュ)。
ナムのサイコパスな殺人親父ヒジェ(ホ・ジュノ)が、大好きなナグォンの両親を殺しちゃうあたりから、もうこの親父が怖くて怖くて鳥肌もんです…(>_<)
主人曰く、「普通のラブストーリーだけの韓ドラは好みじゃないんだろ?」と選んだのは私だといいつつ、毎回「怖いよ、このサイコ親父!!」を連発(笑)
本当にこの親父の子供として生きてきたナムの心は、よく人として普通の心を持ち続けていられたなと思えるほど苦痛の連続の日々でした。
↑ https://www.cinemart.co.jp/article/news/20190513002413.htmlより引用させていただきました
被害者の娘として生きて来たナグォンもまた、有名女優だった母の後を継ぎ(?)ハン・ジェイと名前を変えて女優になりますが、1人でいるときは涙の中で暮らしていました。
ナムはチェ・ドジンと名前を変えて警察官になり、その兄ユン・ヒョンム(キム・ギョンナム)は父の感心を得ようとして犯罪を重ねて刑務所にいます。
ナムを血のつながりはないのに育ててくれた母オクビ(ソ・ジョンヨン)と、ナム兄ちゃんが大好きだった妹のソジン(チェリ)が彼の心の支えになっています。
ナグォンもまた血のつながらない検事となった兄ムウォン(ユン・ジョンフン)に支えられて生きてきました。
12年の月日が経った後に再会する2人、平穏な日々はヒジェの脱走で大きく揺らぐ日々が続きます。
子役時代の2人の演技(ナム・ダルムとリュ・ハンビ)も素晴らしかったです。
ただ、2人が成長してこういう顏にはならないよな~という違和感も若干感じました(笑)
↑ https://www.cinemart.co.jp/article/news/20190513002413.htmlより引用させていただきました
周りの役が本当に良いスパイスのような味を出しています。
- 悪い奴も結構救いようがあったり、
- 悪い奴に憧れている奴らも裏切られたり、
- 悪い奴かな?と思える奴もいつの間にか見方になっていたり
そんな感じなので、本物の「悪」はサイコパス親父のヒジェだけなのです。
↑ https://www.cinemart.co.jp/article/news/20190513002413.htmlより引用させていただきました
ナムは子役時代も大人になってからも、ナグォンの前ではあまりしゃべりません!
ただ、ひたすら相手の顏を見て「愛おしそう」にするだけなんですよ。
そこまで、私などは男性と見つめ合ったことなどないかもしれません(笑)
中学生の頃から「これまでの重い人生」(サイコな父を感じて世間から距離を置いているような)を背負っているナムが、誰かを愛することなど出来るのか?と自問自答し続けてきたように感じました。
主人がその度に「ナムよぉ~なんか言えよ!」と畳みかけるのが可笑しかったです(笑)
静かに抱き合っていても、最後まで本当の幸せが2人にはやってくるのだろうか…という心配がよぎります。
↑ https://www.cinemart.co.jp/dc/k/comehug.htmlより引用させていただきました
刑務所にヒジェがいても、どうしても安心できない感じがあるんです。
サイコな父は歪んだ愛情でナムを愛していたのだと思います。
偏愛とも言えるその感情が、
「彼を強くしたい」=「自分のような強い殺人鬼にしたい」
という想いと勘違いをして、ずっとそこに捕らわれてしまったのだと思います。
ヒジェの凶器はハンマーです!!
私はこのドラマで普通にハンマーが嫌いになりましたから…(-_-;)
↑ どうしてハンマーを選んだのでしょうか…ナイフより怖いと感じる…
そういう殺人鬼を崇拝するような人間も1人じゃないところが怖いと感じました。
世の中に恨みを感じて生きている人は現代でも多数いるのかもしれません。
そういう人々が「悪」を崇拝し、殺人をも正当化するというのは今の世の中に大なり小なり起こっていると思います。
アフガンのテロなどの問題も宗教を絡めることで、「悪」をも偶像化され、殺人が使命のようになってしまう怖さを秘めた問題なのかもしれません。
ナムの父親代わりで優しかった刑事コ・イソクが住んでいて、ヒジェに殺されてしまった場所は、高級住宅街でソウル市内の「平倉洞」(ピョンチャンドン)という場所です。
ここはアートの街としても有名で、素敵なギャラリーが数多く存在しています。
これらのギャラリーは月曜日が休館のことが多いので、散策されるときは月曜日は外してください(#^^#)
ドラマ「天国の階段」や「美しき日々」もこの平倉洞で多くのシーンを撮っています。
車を何台も持っているようなお金持ちが多く住んでいるので、坂道も多く、歩いて周るにはちょっと勇気が必要な地域ですね(^^;)
↑ https://4travel.jp/travelogue/11584594より引用させていただきました
韓国では、お金持ちは坂上に住むというイメージがあります…(*´▽`*)
曲がりくねった坂道を上るとそこにはお屋敷のような大きな門構えがある…。
主人公の1人ナグォンの両親が買い、ナグォンが住んでた家も本当に豪邸でした!
さて、次は何を観ようかな…。
単なるラブストーリーもいいけど、何かしらのエッセンスが加わったものがやっぱり好みなのかもしれないです!(^^)/