JR東海の旅行プランの一環なんですが、これには凄く驚いちゃいました。
この権利はレジャー施設の危機を乗り切ろうという試みで、愛知・豊橋市の動物園「のんほいパーク」が今月から始めた企画なんですって!!
その権利の料金は30万円!
内容的には、1年間限定で園にいる「アジアゾウを育てる飼育員の気持ちが味わえる企画」で、コロナの影響でエサ代を節約しながら運用している動物園のための企画でもあるんですね!
もちろん「象主」ですから、特別なことが出来なければ誰もならないと思います。
↑ 象の赤ちゃんって本当に可愛いですね! 象って眼が優しいと感じます
どんなことが出来るかと言うと、
- 普段は入ることのできない飼育場でゾウの足裏ケアやエサやりなどの飼育体験
- のんほいパークの入園料と象主パスポート1年間分(本人と同伴者3名まで)
- カメラマンにより2ショット撮影(象と一定の距離で2ポーズ)
- 象主のオリジナル名刺の作成
- 象主の名前入り看板の作成と展示
- 象主認定状と認定状フォルダーの贈呈(贈呈式も実行)
- マル秘の動物園バックヤードツアー
- 象の誕生日祝い(象にフルーツバスケット贈呈)
- 「世界ゾウの日」の特別レクチャーに参加する
- セグウェイ散策(講習後に自由にパーク内を散策)
- ナイトZOOへ招待(夏~秋に開催)
- 象からのグリーティングカード
この30万の中から象のエサ代の補助もするようです。
こうしてみると、凄くお得ということでも無さそうです。
「象が大好き!」という方なら、名刺を出しながら「実は象主をやっておりまして…」なんていう挨拶が出来るのは特別感があるのかな!とも思いますが…(;´Д`)
実は、野生のアジアゾウが生息域を奪われている状況や、各地の動物園がエサの確保に苦労している現状を知って貰いたいという願いも込められているようです。
「野生動物の危機」や「動物園の苦労」を知って貰うには話題性もあって面白いかもしれません。
これはほんの一例でJR東海では、
- 「推し旅アップデート」というキャンペーン
- 江戸時代に醸造が途絶えた幻の酒「江川酒」を提供するプラン
など新しい試みを沢山用意しています。
↑ https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2111/13/news025_2.htmlより引用させていただきました
コロナで冷え込んだ「旅」に自分の好きなことを盛り込んだプランを探して、オリジナルな旅を楽しめるのであれば確かに新しいし面白いですね!
そう考えると、
- 動物園や遊園地
- エンタメやイベント
- お酒の業界や飲食店
なども、コロナで大打撃を受けた業種ばかりです。
同社は11月1日には「推し旅アップデート」というキャンペーンを立ち上げたばかりですが、今後このような面白い企画をどんどん発表していくようなので注目ですね!
「推し旅アップデート」とは、自分の好きな「推し」に会いに行く「推し旅」をエンターテインメントや観光など各業界の方々にご協力いただいて内容をアップデートして行くというものです。
既に申し込みは終了していますが、7人組アーティスト「7ORDER」による特別公演イベントが立川で27日に開催されました。
大阪発や名古屋発でチケットを販売し、26日に前泊しての一泊2日の旅です。
↑ https://recommend.jr-central.co.jp/oshi-tabi/contents002.htmlより引用させていただきました
PCR検査もついているので、感染対策もバッチリです。
こんな風に様々な旅の形が進化し、「withコロナ」の中でどんどん旅業界に元気が戻ってくることは本当に嬉しいです。
私は象にはちょっとそこまでの興味を持てませんでしたが、「推し旅」や「江川酒」を味わえる旅にはちょっと興味が湧きました!
これからもJR東海の動向が気になります…(#^^#)