尾山神社のバス停の側のホテルだったので、尾山神社へは徒歩で向かいます。
尾山神社は前田利家公と正室お松の方を祀っている神社で、全国的にも珍しい和漢洋の3つの建築様式が用いられた「神門」が特徴です。
この神社には日本現存最古の避雷針が施されているそうです。
↑ とても面白い建築様式だと感じました
大通りを左に折れると目の前に広がるこの神社はかなり特徴的なので圧倒されます(#^^#)
階段を上がっていくと境内と、その横に庭園が広がっています。
↑ そんなに広くはないですが、右手に進むと銅像も見えてきます
前田利家の銅像もあって、その右横にはそっと連れ添うようにお松の方の像もあります。
↑ 「お松の方」は利家様の右側にひっそりと‥
その前を進むと右手には池があって紅葉とのコントラストが素晴らしかったです。
↑ 美しい光景でした
↑ 蓮の葉の上の金のカエルさんが可愛かったです!
まっすぐに進むと、そこからはもう金沢城の石垣が見えてきます。
↑ 最近できた繋ぎの木製の橋を渡ります
尾山神社と金沢城公園が繋がったのは2020年7月ということですから、本当に最近なんですね(#^^#)
この一帯の観光名所は全て徒歩で周れるというのがよくわかります。
金沢城周りの石垣は戸室山周辺から運ばれた安山岩ですが、何度も修復を重ねたことから色々な色合いや風合いの石が綺麗に重なっています!
↑ こんな石垣があちらこちらに観られます
すごく芸術的にも見える石垣なんで、着目していただきたいと思います!
↑ 金沢城では欠かすことのできない「五十間長屋」です
有料ですが中にも入れます。
その奥には「兼六園」もあるし、「21世紀美術館」も歩ける範囲です。
若かったらこれは一日で制覇出来そうです。
↑ この広々とした光景はここがお城ということを忘れてしまいそう
この金沢城公園は2001年より、数々の建造物が発掘物や文献資料などを元に復元整備された公園で、お城の本丸(天守閣)はありません。
その理由はなんと「落雷」だったそうです。
設計図が無かったため、再現が出来ず現在に至っているというのは一番古い建造物の中にいらしたガイドさんがおっしゃっていました。
ですが。色々調べてみると、天守閣が焼失したあと再建をすることをしなかったという説もあり実際はどうだったのかは分かりませんが、
前田家が再建をしなかった理由の中に、
という2つのことが絡んでいたのかもしれないと思いました。
↑ 「石川門」が無料で開放中だったので入ってみました
↑ 金沢城周りで最古の建物だそうです
それほど、金沢では「雷」が多いです。
滞在中も何度も雷を経験しました。
公園の外れには「兼六園」に繋がる道がありますが、私たちはお昼に行きたいところがあったのでバスで「近江町市場」へ向かいました。
近江町市場はもの凄い活気のある市場ですが、平日だったのでそこまでの混雑はなくゆっくり観て周れました。
↑ 平日はこの程度の人混みなので、余裕を持って歩けます
帰りにもお土産を買うために寄りましたが、帰りは土曜日だったためもの凄い混雑でした。
平日にも関わらず目的のお店「山さん寿司」は行列が出来ていました。
予約は早くに出来た方しか不可能だったので並ぶしかありません。
約30分位並んで中に入れました!!
どうですか?この海鮮チラシの素晴らしいこと!!(笑)
もう笑いが出てしまう位でしょ( ´,_ゝ`)プッ
具沢山(約16種類)で久々に芸術的な海鮮ちらし寿司(3,300円・税込)をいただきました。
もちろん味も最高でしたし、並んだ甲斐がありました!
↑ まるで宝石のような海鮮チラシですよね!
皆さん、本当に良く調べられて観光されているんだなと感服致しました。
美味しいと言われるお店には行列が出来ているんですね(#^^#)
土日だったらきっともっと長蛇の列で入れなかったかもしれません。
「ギリギリ金曜日で良かったね!」と話しました。
↑ 粋な文面が気になる箸袋も…
ここで「山さん寿司」について
住所:金沢市下近江町68
電話:076-221-0055(一日数組のみ予約可)
アクセス:金沢駅東口から徒歩15分
金沢駅東口から北陸鉄道バス or まちバスで「武蔵ヶ辻(むさしがつじ)バス停」から徒歩2~7分
営業時間:9:00~17:30(L.O.) ※材料がなくなり次第閉店
定休日:無休
席数:32席
カード:可
電子マネー:不可
その後は、「ひがし茶屋街」へ向かいました。
浅野川のほとりにたたずむ「主計町」(かずえまち)と呼ばれる石畳の料亭街も歩きました。
↑ この右側が川になっています!
時代がどんどん遡り、自分が置かれた「旅人」という現状を忘れそうなくらい、時の流れが穏やかになる錯覚があります。
格子窓から漏れる三味線の練習の音を聴いていると、私はここに生まれ、ここで生きてきた芸子さんであるかのような深い想像力を掻き立てられます。
↑ 主計町から大通りに抜ける階段は苔と落ち葉のコラボレーション
道を渡って、「ひがし茶屋街」を歩きましたが、柳の木をこんなに観たのは久々でした。
夜の帳に、小雨が降る中、幽霊が佇んでいてもおかしくない!
↑ 柳がとっても素敵です
そんな風情を風で揺れる柳の木を観ているとしみじみと感じます。
この茶屋街には色々なお店が並んでいます。
ここには着物がとても似合いますね!
↑ ひがし茶屋街全体がこの赤色のイメージです!
若かったらレンタル着物でそぞろ歩きたい感じです(#^^#)
歩き疲れたので、「金沢東山しつらえ」という金箔製品のお店の中にある「茶房やなぎ庵」で抹茶をいただきました。
このお店の中も本当に素敵でした。
↑ 金箔の屏風はなかなか至近距離で観たことはありません。
↑ お店と茶房を繋ぐ橋のようになっている「金箔ロード」が素敵です!
都内ではなかなか味わうことが出来ないお抹茶とお菓子(1,100円・税込)は、金沢に来たら是非とも味わっていただきたいですね!
お抹茶が足りないと思うぐらい私には甘かったけど、たまには和菓子も良いものです( *´艸`)
↑ お抹茶はお代わりしたかったです!(笑)
メニューにはアイスに金箔を貼って出してくださるサービス付きのパフェもありました!(お腹いっぱいで無理そうなので諦めました…)
私以上に甘いものが苦手な友人も頑張って完食しておりました(笑)
ここで「茶房やなぎ庵」について
住所:石川県金沢市東山1-13-24
電話:076-251-8899
アクセス:城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「橋場町」バス停から徒歩約5分
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日及び1月1日
カード:可
電子マネー:不可
ひがし茶屋街は金沢らしい風情のある観光地で、金沢に来たら絶対に外せないと思いました!
夜の食事と尾山神社のライトアップは明後日に続きます。
明日はちょっとお口直しじゃないですが、別カテゴリーの記事も入れちゃいます(^^)/