私たちは紅白歌合戦というと何をイメージするでしょうか!
演歌歌手が一定数登場して、トリはやっぱり誰もが知ってる演歌歌手が歌ったりする光景が未だに脳裏にあります。
ところが最近の紅白歌合戦はどうも様子が違うようです。
↑ 紅白のイメージはここ数年で変わってきています
演歌歌手の数は激減し、若手の中でも「顏」を出さずに動画サイトに投稿した「歌」が多くの若者の心を捉えていることからそこから選ばれた歌手も多く登場してくるのです。
今年の紅白の初登場の歌手は、
の9組(人)です。(敬称略)
この中でも、色々な年代によって知っている人は様々かもしれませんが、取り敢えずご存知だろうと思われる人は
上白石萌音さん、Snow man(ジャニーズ)、KAT-TUN(ジャニーズ)、布袋寅泰さん位かもしれませんね!
中には「初出場なの??」とビックリする名前もあったかのではないでしょうか!
「Awesome City Club」とは、「花束みたいな恋をした」のインスパイアソング「勿忘」(わすれな)で大ブレイクした男女3人組のバンドです。
主演の菅田将暉さんの結婚報道には本当にビックリしましたが、とっても素敵なカップルで本当に嬉しくなりました。
この映画に息子が出演できたことは本当にラッキーでした。
↓ この映画の感想についてはこちら
そしてその歌が「紅白歌合戦」で歌われることもとっても素敵なことだと思います。
BiSHとは、楽器を持たないパンクバンドとして異彩を放ってきたアイドルグループです。
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現在は6人で活動しているようです。
日テレ系の「音楽の祭典」で今年の「ベストアーティスト」にも選出されています。
millennium parade × Belle (中村佳穂)さんは、細田守監督映画の「竜とそばかすの姫」のメインテーマを歌っています。
常田大希さん率いるmillennium paradeが楽曲を担当し、ベル役の中村さんが歌って大ヒットしました。
曲名は「U」という曲です。
DISH//は俳優北村匠海さんがギター担当している4人組のダンスロックバンドです。
昨年には12月「第62回 輝く!レコード大賞」にて優秀作品賞に輝いています。
演奏しながら歌って踊るその形態も珍しく、結成以来、通算5回に渡り元日に日本武道館での単独公演を成功させています。
平井大さんはシンガーソングライターで、祖母にもらったウクレレから音楽に興味を持った。
2019年2月には映画「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の主題歌となった「THE GIFT」をシングルリリースしたり、2020年5月から12月にかけて2週に1度のペースで作品を配信する企画をスタートさせるなどSNSを中心にサブスクでの大ヒットで注目されています。
まふまふさんは、10年からニコニコ動画で楽曲配信を開始し、若者を中心に着実に人気を集めてきた「歌い手」さんです。
いつもはマスク姿で顏出ししていないまふまふさんが素顔をCMで披露したのは最近ですが、この紅白でも堂々と素顔を出す?と話題になっています。
米津玄師さんも「ハチ」という名前で約30曲程度の本人歌唱のオリジナル曲をニコニコ動画などにて発表していたことも有名ですが、現在はその全ての楽曲を削除しているようです。
ボカロのジャンルでは今も歌い手さんの活躍がすさまじく、また一人紅白に出場歌手が…という感じですね。
今は普通にデビューする方が珍しく、「歌い手」さんからメジャーになって行く人がとっても多いです。
イラストなどでもニコニコ静画などで活躍している人も多く、音楽面では「弾き手」と呼ばれる楽器の弾き手が活躍しています。
その他にもダンス部門では「踊り手」というジャンルがあって、娘はそこで頑張っております。
↑ 娘たち5人のユニットです。(ここでは一人コラボで加わっている踊り手もいます)
MMD(MikuMikuDance)と呼ばれるアプリを使用して、誰もが好きなキャラクターを好きな振り付けで躍らせることが出来たりもします。
また、体の動きや声に反応して動くキャラクターを使った「VTuber」という発信形態もここ数年で大きな話題になっています。
「〇〇手」というムーブメントが起こり始めてまだ数年ですが、これからもSNSを通した芸術面での躍進はどんどん進んで行くと思っています。
芸能というジャンルが大きく変わって行く局面が正に今なのかもしれませんね!
新しいムーブメントの中で現代の若者たちがどんな作品を世の中に発信していくのか…。
アラ還ではありますが、私はとても気になります(#^^#)