日系2世だった母は、いつも冬になると「アラジン」の石油ストーブでキッチンダイニングの暖をとっていました。
特徴的なボディーの石油ストーブを皆様もきっとご存知ですよね(#^^#)
発音としては、「アラジン」じゃなくて「Aladdin(アラディン)」でしたが…(笑)
面白いところから上部を倒して、芯の部分にマッチ棒で火を付けるんです!
今でも思い出せるということは、その様子を私は常に見ていたんだと思います。
1908年にアメリカの「マントルランプカンパニーオブアメリカ」が元々の会社です。
1919年に子会社として「アラジンインダストリーズ」を設立し、英国の企業家ジャック・インバー氏との間で合弁会社「英国アラジン社」を設立しました。
100年以上の歴史があるんですね!
「アラジンブルーフレーム」というブルーの炎がその売りで、世界中から高い評価を得ていました。
ブルーの炎は見た目が美しいだけでなく、灯油を気化させることで、十分な酸素を供給しながら燃焼している証拠のブルーでもあります。
不純物などが残ることなくしっかり燃焼しているため、排出される二酸化炭素が少なく使用中に空気が汚れません。
↑ https://hinata.me/article/1431173174741126888より引用させていただきました
現代の温暖化対策にも一役買っているとも言えるストーブなんです!
本家アメリカでは、食品保存容器や保温飲料容器などを中心に成長して、現代でもアラジンブランドは食品・飲料製品ブランドとして頑張っています。
イギリスではストーブの開発・研究が加速し、「アラジン ブルーフレームヒーター」の原型「I.R」が完成しました。
↑ https://aladdin-aic.com/conceptより引用させていただきました
1957年に日本に輸入し販売したのは「梁瀬商事」(現・ヤナセ)でした。
その後1973年には「日本アラジン」が設立されます。
私の家には記憶にあるところで1970年より以前からあったので、きっとアメリカ軍の基地(ベース)を通して購入したものなのか、ヤナセから購入したものかのどちらかだったのだと思います。
私は冬になると、このアラジンのストーブの前に座布団を持っていって座り、いつもブルーの炎を眺めていました。
そうすると「冬が来たなぁ〜」と思うと同時に、その臭いと微かに聴こえる炎の「ボワッボワッ」という音に安心感を感じていたのだと思います。
そのせいか、大きくなるまで私は炎というものは「ブルー」なんだと信じていました。
(理科の実験のアルコールランプもブルーっぽいですよね(笑))
何もしないで何時間も座っていた記憶があるんです。
何を考えていたんだろうな…小さかった自分は…(;´Д`)
現代では2018年に「センゴクアラジン」というブランドも誕生し、カセットボンベを使用する「ポータブル ガス ストーブ」タイプのようです。
↑ https://aladdin-aic.com/conceptより引用させていただきました
こちらがセンゴクアラジンです!
私は現在全く石油ストーブやボンベ式のストーブは使っていないので、ほとんど思い出すこともありませんでした。
何故か、一昨日の夢の中で、アラディンの青い炎がチラチラするのを見たんです。
↑ https://aladdin-aic.com/story/listより引用させていただきました
家のデザインを選ばない素晴らしい形だと思います。
何でそんな夢を観たのか…1つだけ思い当たることがありました(^^;)
前の夜にキャンプ用の焚火台をYoutubeで観ていたんです。
パチパチという音と、オレンジの炎だったのだけど、それが夢の中ではブルーのアラディンの炎になっていったのでしょう(笑)
↑ こんな感じの焚火台を観てから寝たから…??
キャンプ用のランタンやストーブもアラジン社のものがあるようです。
昔から良いものと言われているものは、やっぱり何年経っても良いものなんですね!!
母が大切に使っていた理由が、今更になって理解できるようになりました。
ストーブの上に「やかん」を置いて、母はいつもそれでコーヒーを入れていました。
↑ もう少し明るい雰囲気でした(^^)/
今思えば、どこかアメリカンな光景だったように思います。
「昔のことを断片的に思い出すなんて、ママそろそろボケてきてない??」
とかって娘に言われて、ちょっとショックでした~('◇')ゞ
「そうじゃないよ!夢見たからだよ!Youtubeで焚火を見たからだよ!」って心では言い訳しながら、口では「そうかもよ~面倒みてよね~」と言ってしまってました、( ゚∀゚)アハハ