子供が産まれると女性は何故か急に「母」になりますね…。
日本の男性は、自分が「父」になったという切り替えが早いと感じています。
そして男性は「家族」を守らないといけない!!と強い責任感も生まれて、益々仕事に精を出したりもします。
ちょっと違っているな…と感じるのが、欧米においての子供を持つ家庭での「夫婦関係」です。
どんなところが違うかというと、
- 母になっても「女」であるところ
- 夫婦単位で行動するところ
- パパの子育てへの参加
- 会社などの対応
の4つです。
どこの国もそうだとは決して思いませんが、ヨーロッパやアメリカなどで感じることです。
ちょっと()内に私の心の声を交えております(笑)
1.母になっても「女」であるところ
特に意識はしていないのに、女性はどうしても「女」から急速に「母」になってしまうものだな…とこれは実感として感じます。
↑ 10ヶ月の間に「母になるホルモン」が分泌されるのか?
ですが、欧米では男性も奥様に「女」であることを求めているように感じます。
住宅事情もあるとは思いますが、小さい時から子供部屋で育て、子供を一個人として接します。
よって、赤ちゃんが数分泣くとセンサーが反応して知らせてくれるグッズなども当たり前のように用意しています。(逆に泣かない時間が長い方が心配だったりしないのか?)
夫婦だけの会話だったり、「行ってきます!」のキスだったりも当たり前のようにマメに行います。
↓ 子ども時代の環境が性格に影響するのか?というよう内容の記事はこちら
2.夫婦単位で行動するところ
仕事関係のお呼ばれにしても、夫婦で行くことも多く、赤ちゃんはご両親やシッターに預けることも多いです。
もちろん家族で遊びに行くこともありますが、夫婦だけで出かけることも日本より多めだと思います。
日本では「結婚記念日」でさえ、家で子供も一緒にということが多いと思います。(その方が安全だとついつい思ってしまって、預けた子供が気になって楽しめ無さそう)
長く海外生活をしていた商社勤務のご主人を持つ友人は、いつも預けるのが憂鬱だったと話していました。
3.パパの子育てへの参加
稀に子供嫌いの男性が海外にもいらっしゃると思いますが、大抵は子育てへの参加率は日本より高めです。
ニューヨークで部屋を貸してくれた大家さんの女性は日本でも知り合いでした。
アメリカ人でミュージシャンだったご主人はよく水回りの修理などで寄ってくれるときには子供をおんぶして、オムツ替えも手際よくやっていました。
↑ 父親と観た景色が忘れられないという子も多いようです!
ミルクをあげたり、離乳食を作ったりするのもすごく上手でビックリしました。
保育施設に送り迎えしたり、寝かしつけたりも当たり前のようでした。
(大きな背中で眠っている赤ちゃんをみると、居心地良さそうだな…と思いました)
4.会社などの対応
日本よりずっと「育児」に関して理解がある印象を受けます。
男性でも2歳ぐらいまでは15時台に帰れたりするので、育児参加はしやすい環境だと思います。
働く女性にとって「会社環境」ってもの凄く影響しますね!
「妊娠」による雇い止めのような「マタハラ」もあまり聞きませんし、上司でも子育て経験者も多いのでかなり融通がききます。
こうしてみると、日本は子供の「独立」を遅らせていたり、手を焼きすぎと思われてしまいそうですが、そこは意外なことに最近になって日本の育児がかなり注目されています。
- 小さい頃から電車で一人で小学校へ通える(安全だからだよね!)
- 母親手作りの離乳食がヘルシーで栄養バランスが良い
- 母と子の距離が近く「子供と一緒でも家族で楽しめる」女性が多い
子供がいると「自分の時間」という切り替えがなかなか出来ないので、「欧米の子育ての方が良さそう」と思いがちですが、日本の育児も見直されてきています。
↑ こんなお部屋を子供専用に出来るのは欧米ならでは!な気も…
確かにそこには「母親の時間」を犠牲にしている部分はあります。
ですが、私の年齢になってからでも充分に「自分の時間」は取り戻すことが出来ます。
(私のブログでその様子はダダ漏れ(笑))
上記3番と4番のお父さんの「子育てへの参加」と「会社などの対応」!!!
これだけは進めていってほしい政策だと思いますが、今は思いっきり子供との時間を楽しんで欲しいなって思います(#^^#)
一番可愛いのは「今」なんですよ!!!
(いくつになっても我が子は愛しいですけどね(#^^#))