最近、アニメやマンガの話をする時に、時々混同してしまうのが、この3つの違いです。
- アニメ
- 漫画
- コミック
単純なことなのに使い方を間違えると、違う作品のことを話しているような失敗にも繋がりそうです。
1.アニメ
アニメとはアニメーションの略で微妙に違う形や絵を1枚ずつ撮影するか、描くかして、連続して流すことによって、動いているように見せている動画のことです。
動きがあってのアニメ!なんですね…
上のミッキーの動画こそアニメーションですね…。
そもそも「アニメーション」という外来語が一般的に言われるようになったのは1970年代後半のことだというから比較的新しい言葉でもあるんです。
マンガの進化形がアニメだとも言えるでしょうか…。
2.マンガ
漫画とは絵と文字で表現された物語のことなので、動きません。
本屋さんで立ち読みした記憶があるのがこのマンガですね!
ビニールがかかっていない時代は、かなり立ち読み出来ちゃったんですよね(笑)
学生時代に友達と回し読みした「マーガレット」や「少年マガジン」などのマンガ雑誌に掲載されていたようなものが私にとっては正に「マンガ」そのものです。
↑ https://ebookjapan.yahoo.co.jp/content/magazines/shonen_magazine/1950_60.htmlより引用させていただきました
↑ https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=111845311より引用させていただきました
3.コミック
コミックは日本のマンガを英訳したものなんです。
正式には「comics」です。
でももっと正確に言うと英語では「comics」と「cartoon」という2つの言葉があります。
コミック(comics)の方は物語のあるマンガで、カトゥーン(cartoon)の方はその一枚でユーモラスな台詞が付いたようなマンガのことで日本でいう「一コマ漫画・四コママンガ」という類のマンガのことなんです。
↑ これぞアメリカのコミック!!っていう感じの言葉たち(^^)/
つまり、「comics」も「cartoon」も日本ではまとめて「マンガ(漫画)」と呼んでいるんですね。
ちょうど、マーガレットや少年マガジンという週刊や月刊のマンガがスタートしたのは1960年前後だったので、日本のアニメの原点はこの頃にあったと言えますね!
今やネットでコミックを買う時代ですよね…(^^;)
今年の2月に「トキワ荘マンガミュージアム」に行ってきたので、その辺りの違いがその時もモヤモヤしていました。
マンガミュージアムだけど、アニメーションの始まりの作品を観たり、コミック本コーナーがあったりして、益々その違いを意識しちゃって言葉に出す時に一瞬考えてしまう感じが続いていました。
先日(4月7日)、藤子不二雄Aさんがお亡くなりになったことはとても残念です。
私は彼の作品の中では、「怪物くん」と「笑うセールスマン」が好きでした。
↑ 椎名町駅にあったポスターです
藤子不二雄Aさんが過ごした部屋を観て来れたことは、本当に素敵な体験だったと思います。
まだ行かれていない方は、「南長崎」や「椎名町」からも歩いていける「トキワ荘マンガミュージアム」に是非足を運んでみてくださいm(__)m
作品の数々はこれからも、私たちを楽しませて下さると思います。
ご冥福をお祈りいたします。
そういえば、ジャニーズのグループ「カトゥーン」も名前の由来はこのマンガ(cartoon)から来ています。
「マンガの様に1ページ読むとまた次のページが読みたくなる」グループであるようにという思いと「勝運」を掛け合わせた名前なんだそうです。
誰でも知ってるよ!!
という内容の記事を敢えて書いてしまいましたm(__)m
自分の中でしっかり「アニメ・マンガ・コミック」が整理できたので自分的に満足です(笑)
お付き合いいただきましてありがとうございました!