監督はポール・トーマス・アンダーソン監督で、スタートから様々な賞を獲得している話題の監督です。
あまりの暑さだったので、夕方から吉祥寺住みの友人と新宿で待ち合わせて映画を観てきました。
「リコリス・ピザ」を一言で言うと、カメラマン助手をやっている25歳の未来を想像できなくなっている女性アラナと子役をやっている高校生男子ゲーリーの恋の話です。
時代は70年代なので、テレビ番組や街並み、ファッションやメイクもとても面白いです。
場所はハリウッド近くのサンフェルナンド・バレー。
高校生がアルバムの写真を撮るために並ぶシーンでカメラマン助手のアラナに一目惚れするゲーリー!
「君と出会ったことは運命だよ!」
なんとか食事に誘い出すことに成功します。
子役でありながら、新たなビジネスチャンスは絶対に逃さないゲーリーにアラナは翻弄されながらもそのビジネスをトコトン手伝ってしまいます。
ウォーターベッドの販売にのめり込み、ガソリンの高騰でそのビジネスがダメになると、ピンボール(ゲーム機)の解禁に着目してピンボールを設置したお店を作っちゃいます。
↑ アメリカの70年代の青春映画ですね!
高校生とは思えない手腕でビジネスを展開するところは、なんか気持ちいい位やり手に見えて頼もしいです。
ビジネスのパートナーとしての関わりを深めていく2人ですが、互いの興味を持つ男女にどこか嫉妬心が拭えず悶々としてしまう2人。
どこにでもある恋模様のようではありますが、彼らの年齢の違いが若いからこそ気になってしまうのでしょう。
年上の女性に憧れる年代と言えばそうなのかもしれませんが、次第にお互いが気になってしょうがない存在になっていきます。
青春と言えば確かに青春かもしれないですね!
そこに往年のスター(ベテラン俳優)が脇を固めているので、そことのやり取りが一番の見所になっています。
- ショーン・ペン
- トム・ウェイ
- ブラッドリー・クーパー
- ベニー・サフディ
などなど…皆さん流石の演技で、そこにはかなり惹き込まれます。
↑ https://natalie.mu/eiga/news/479335より引用させていただきました
ショーン・ペンさんとの共演は嬉しかったんではないでしょうか…。
主役の2人(アラナ・ハイムとクーパー・ホフマン)は新人です。
初の映画がこの「リコリス・ピザ」というのは素晴らしいデビュー作品だったのではないでしょうか。
私個人の感想としては、この2人の若者の恋模様について、共感する部分は見出せませんでした。
どちらも自分の心の奥底の感情を押し殺して、違うところに突っ走り、最後の最後にやっと気づくという設定です。
すれ違う青春の恋愛模様というところなのですが、アラナの何を考えているかわからない男性へのアプローチにはうんざりする部分が多かったです。
ジョークの部分もアメリカンジョークの70年代版ということで馴染みもあまりないし、態度そのものも素直じゃなさすぎる。( ´∀` )
日本人も出てきます。
日本食料理店の女将さん設定でお2人出てきますが…是非観ていただきたい(笑)
そういう作りでなければ、この時代や歳の差を生かした脚本をもどかしい青春として描けなかったのかもしれませんが、私自身は主役の2人の心になかなか入っていけませんでした。
↑ https://tokushu.eiga-log.com/new/138955.htmlより引用させていただきました
なんだか初々しくて可愛らしい男の子でした!主役のひとりゲイリー役のホフマン君です
私の年齢ゆえにそうだったのかもしれませんが、私はそもそも「恋の駆け引き」や「自分を誤魔化す恋愛」が苦手なせいもあるかもしれません(笑)
本年度アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされた作品でもありますので、是非観てみてください。
友人が珍しくラーメンが食べたいと言ったので、高田馬場の「末廣ラーメン」に行ってきました。
ラーメンと言うことだったら、今年の冬に秋田でいただいた末廣ラーメンの「あさり醤油」を食べたくなったのです(笑)
↑↑ 5分ぐらい並びました!
二人ともお腹が空いていたので「あさり醤油」の大(1,000円・税込)にしました。
並みでも大でも特大でも同じお値段です…。
↑ 大なのでかなり多いです(^^)/
ネギはおかわりもお願いできますが、かなり多めにいただけるので充分でした(笑)
(秋田ではザルにもネギが入っていました…)
↑ 別のおわんにこの量のネギが付いてきます!
お昼を抜いていたので、食べれるかなと思いましたが、かなりお腹パンパンになっちゃいました(^^;)
東北では盛岡でも見かけた「末廣ラーメン」ですが、黄色の看板ものれんも同じですね!
↓ 秋田での末廣の記事はこちら
関東では高田馬場だけみたいですので、東北で食べてもう一度食べたいなという方は是非高田馬場へ足を運んでみてください。
高田馬場だと友人も東西線直通「三鷹」行きがあるので便利なようでした( *´艸`)
ラーメン屋さんではあまり話せませんでしたので、帰りにサイゼリヤに寄って映画の話を1時間ぐらいしゃべって帰りました。
お店は冷房が利いているのでいいですが、本当に夜でも生暖かい空気で、今年は暑すぎますね!
家でも熱中症になるお天気なので、皆様も充分気を付けてくださいね(^^)/
↑ この監督の作品はこちらでご覧いただけます(^^)/