ズバリ、人間とAIの恋!でもそれだけでは終わりません。
主人公ハン・ソヨン(コ・ソンヒ)は「顔認識障害」を幼い頃から患っていて、男性とも距離を置いていたけど、彼女が愛してしまうのはなんと「AI」なのです。
そのAI(人型ホログラム)は「ホロ」と名付けられています。
ホロとは商品名でもあります。
彼を作ったのはなんとAIと同じ顔を持つコ・ナンド(ユン・ヒョンミン)だったのです。
↑ https://moviewalker.jp/mv74462/gallery/2/より引用させていただきました
ナンドの姉ヨジン(チェ・ヨジン)は訳あって「死んだことになっている弟」の頭脳を元にAIを開発する会社の社長になりました。
こうして生まれた最高のAIホログラムの「ホロ」は、当然悪い奴にも狙われています。
その悪い奴の息子がペク・チャンソン(ファン・チャンソン)でナンドの姉ヨジンに恋心を抱いてしまいます。
〇ここでは面白い三角関係が観られます。
AIとソヨンとナンド
〇そしてハラハラする敵なのか見方なのか…という男女間の駆け引きも観られます
ヨジンとチャンソン
ホロはどこまでも優しくソヨンに接します。
「いつまでも傍にいるからね!いつでも呼んだら来るからね!」
↑ https://crea.bunshun.jp/articles/photo/26735?pn=4より引用させていただきました
そんなホロとは真逆で、人間の愛情を受けずに育ったナンドは冷たくてそっけない人柄。
母は自分を一人置き去りにして自殺した。
彼が背負っているものはとても辛い過去の思い出です。
でも親友として「ホロ」を作ったナンドの本当の想いは、きっと「ホロ」の中にあるんですね!
↑ https://no-vice.jp/article/91661/より引用させていただきました
上の方がホロで下がナンドですが、同じ役者なのに表情が終始違いました!
私はナンドの表情とホロの表情を使い分けている俳優ユン・ヒョンミンさんが素晴らしいと思いました。
当然一人二役なので、同じ顔なのですが、ホロは終始優しい表情を浮かべナンドはどこか棘のある顔をします。
- ナンドとソヨンの関係とは?
- ソヨンが顔認知障害になった理由とは?
- ナンドの母親はどうして自殺したの?
- ソヨンはホロから離れてナンドを愛せる?
そんな伏線回収が自然と観るものを惹きつけ、次の回が待ち遠しくなります。
一気見する時間があったらきっと一気見しちゃうな!(笑)
そして目が離せないのがナンドのお姉さんヨジンとチャンソンの関係です。
“愛しのホロ”をちゃんしょん目的で見ています💜
— f̆̎.I̊̈k̆̈e̐̈ (@t_j_ik) 2020年4月13日
なかなかちゃんしょんの恋愛が進まずイライラしています←#찬성 #チャンソン #Chansung #2PM #愛しのホロ #Netflix pic.twitter.com/LBHVtktPSc
- 恐ろしいほど悪い父親の手下として生きるのか?
- 愛するヨジンを守り、父を裏切って正義を貫くのか?
最後までハラハラする展開から目が離せません。
以前AIについて記事にしたことがあります。
↓ その記事はこちら
ホロもそうですが、AIが人間のような感情を持ち、自分で判断をするようになったらそれは人工知能と言えるのか…。
科学については疎いので全くわかりませんが、そんなことがあっても可笑しくないと思ってしまうドラマでした。
私の傍にも「ホロ」がいたとしたら??
老後も寂しい想いをすることなく、素敵な話し相手になっていっしょに笑ってくれるでしょうか…。
ホロ&ナンド役のユン・ヒョンミンさんは元々プロ野球選手だったとか…。
本当にスタイルもいいし、痩せすぎずで頼りがいのありそうなガタイが素晴らしいです。
悪役の息子ペク役のチャンソンさんも2PMのメンバーなんだそう…。
今回も素敵な美男美女を堪能させていただきました!
韓国科学技術情報通信省は今年の6月、次世代半導体である人工知能(AI)半導体分野の育成に向けた支援策を発表しました。
今後5年間で研究開発(R&D)に1兆200億ウォン(約1,100億円)を投じるほか、専門人材7,000人以上の育成を目指すのだそうです。
このドラマがそんな所に影響を与えたかどうかは不明ですが、韓国もAIの開発に本腰を入れてくるのだと思います。
↑ AIの業界の未来はどんな風に私たちを驚かせてくれるのでしょう…
サムスン電子やSKハイニックスなど地場半導体企業との協力体制も出来てきたら、きっと凄いAIが開発され、本当に「ホロ」みたいなイケメン人型ホログラムが誕生するかもしれませんね!
日本もうかうかしてはいられませんね!
どうしても人型AIには怖いイメージを持ってしまいますが、まずは本当に可愛いロボットがもう少し低価格で手に入るようになれば、医療の面でも癒されたり見守られたり出来る環境が日常的になるのかもしれません。
↓ 以前書いたちょー可愛い「LOBOT」というロボットの記事はこちら
話は反れちゃったけど、私はこのドラマ結構好きでした!
AIのホログラムって優しさはあっても決して触れることは出来ない!
そこが人間とは違ってどうしても「寂しさ」を感じてしまう要素になってしまいます。
かといって触れる人型AIロボットも気楽に連れ歩けないのでやっぱり寂しい。
もちろんラブラブ要素はいっぱい詰まっていましたが、AIと人間についての繋がり方を考えさせられる面白いドラマでした。