歳をとると時間の経過が早く感じるこの感覚にはちゃんとした法則があったのです!
「ジャネーの法則」は19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案した法則で心理学的な法則なんだそうです。
↑ https://naritas.jp/wp1/?cat=2783より引用させていただきました
具体的には、
「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」という現象
のことです。
最近は本当に時が経つのが早く感じられるのです。
極端な話、お正月に「あけおめ」をしてから今日までに丸9ヵ月が過ぎ、今年もあと3ヶ月もないということが信じられないのです。
よーく考えれば、その間(この1年)に横須賀の「うみかぜ公園」でテントの試し張りをしてから、6回目の長岡キャンプまで始めての経験を少しずつ熟してきたのだから、それなりに月日は過ぎているのは当たり前なんですよね!!
↓ 今年の2月だったのです。その時の記事はこちら
「ジャネーの法則」の根本にあるのは「人生全体から1年が占める割合」なんだということがわかります。
ここで分かりやすいように、60年生きてきた私と5歳の子供を比べてみましょう!
私にとってはこの一年は全体の60分の1ですが、5歳の子供にとっては人生の5分の1がこの一年なんですね…。
↑ 子供の1時間と私たちの1時間もかなり違うのでしょうね…
生きてきた年数によって一年の相対的な長さはどんどん小さくなる…。
これによって、時間が早く感じるというわけです。
先日、キャンプ仲間と話していて面白いことに気づいたのです。
私達3人が出会ったのは、2012年のことなのでもう丸10年が経っているのです。
10年という月日…。
私にとっては10年は6分の1なので、割と自分の人生の後半に出会ったお2人という認識でした。
ですが、お2人にとってこの10年は、自分達の人生のほぼ4分の1に当たるので、かなりの年数一緒にいたという認識のようです。
一緒に過ごした年数の長さに差を感じたのです。
つまり私にとってこの10年は、人生の6分の1なので、ものすごく早く感じられたということでもあります。
一年が短く感じる要因がもう1つあるとすれば、「新たなことが減る」ということのようです。
私にとってキャンプは初の体験ですし、新たなことです。
小さい子にとっては毎日が新鮮で新たなことの連続になる訳です。
その方が時間が長く感じられるということなんですが、なんで真新しいことをやっているのに私の一年は早かったのでしょうか…。
↑ 時間の感じ方と人生は決して無関係ではないんですね!
歳をとると「人生の新鮮味」という部分ではかなり減ってしまいます。
私はそれでも新たなことを色々経験させてもらっているので、これでも他の同年代の方よりは時間がゆっくりに感じられているはずなんですね!!
こうしてみると、「同じことの繰り返しの生活」が最も一年を早く感じてしまう要因になるのかもしれません。
そしてそれは「ボケ」にも繋がるような気もします。
やっぱり「好奇心」を失ってはいけませんね!!
楽しいを積極的に見つけて「楽しく生きる」ことの大切さ…!
残された人生が20年だとして、「もう少しゆっくりと噛みしめながら生活したい!」という思いがあります。
そうじゃないと、あっという間に「もうキャンプは無理な年齢になりました」とブログに書かなくてはならなくなりそうです。(^^;)
反面、1つ良かったなと思うのは、「ブログを書いてきたことで時間の流れが変わってきた」ことです。
↑ そんなに早く飛んで行ってしまわないで…('◇')ゞ
書くことによって1つの思い出が深く心や脳裏に刻まれ、過ぎ去った過去になかなかならないという部分でしっかり時を噛みしめているなと感じられるのです。
すっかり忘れ去るということも無くなりました。
記憶にちゃんと残るようになったのです。
本来だったらもっと超特急のように過ぎ去る60代を、私はしっかりと噛みしめながら記録に残しつつ生きている!
そんな壮大な記事にしようと思って書いたんじゃなかった…(笑)
単純に時間が経つ早さが尋常じゃないと感じる今日この頃のことを「ジャネーの法則」っていうんだなって知って、皆様と共有したくなっただけでした!爆(^^;)