昨日のことですが、友人が新宿まで出てきたので映画いかない?ってなって一緒に東口の「ZARA」で待ち合わせました。
洋服をみて、ご飯食べて、映画は結構遅い時間(21時過ぎから)だったので帰りがかなり遅くなってしまいました。
まずは映画「ボーンズアンドオール」ですが、前情報は全く入れずに「ティモシー・シャラメ」ってだけでワクワクでした(笑)
西洋人だったらああいうタイプ好きです!(ノ´∀`*)
彼の映画はほとんどすべて観ています(笑)
この映画、なんと人を食べて生きる「人喰い人種」の話でした!!(ビックリでした(^^;))
これは賛否両論なんてものではない…衝撃作かもしれません。
人を喰う者同士が「臭い」でわかり、それが結構な数存在しているなんて想像したら外にも出れなくなりますね!
監督は「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノで、主役の一人もその時のティモシー・シャラメです。
それは生まれつきの問題で、後からそうなった(人喰いになった)訳ではないのです。
2人が最初に襲ったのは共に「ベビーシッター」だというから驚きです。
もう一人の主役のマレン(ティラー・ラッセル)は、友人の家に招かれて、彼女の指に食らいつきます。
父親はすぐに気づき、身支度をしてすぐに家から逃げます。
ずっとそんな生活を送ってきた父親も限界だったのでしょう…。
ある日一本のテープを残して、マレンの前から姿を消します。
その後、彼女は母を探す旅に出るのですが、そこで長い間、同じ人喰い人種として生きてきたサリー(マーク・ライランス)に出会い、そんな人種は自分だけではないことを知ります。
↑ https://wwws.warnerbros.co.jp/bonesandall/より引用させていただきました
サリー役は本当にハマっていて、知れば知るほど不気味な男性でした‥(^^;)
次に彼女が出会ったのがリー(ティモシー・シャラメ)でした。
臭いでわかったのも初めてで、2人は急速に接近していきます。
- 逃れることの出来ない本能
- 揺れ動く純愛の行方
- 自分の謎を探し求めた旅
その中で2人はどんな未来を築こうとするのでしょうか。
そして彼らの前に立ちはだかった大きな壁は何だったのでしょう。
↑ https://wwws.warnerbros.co.jp/bonesandall/より引用させていただきました
人間は誰もが孤独であり、自分だけが疎外されているような感覚を持つ生きものです。
特に若い頃は、「自分だけ馴染めない世界」に溺れそうなイメージを持ったりしたことはなかったでしょうか?!
そんな中で唯一自分を分かってくれる存在。
マレンにとってはそれがリーであり、リーにとってもそれがマレンだったということです。
観ていてとても苦しい映画で、グロいと感じて目を背ける部分も多めですが、それだけではありませんでした。
↑ https://wwws.warnerbros.co.jp/bonesandall/より引用させていただきました
アメリカの州を次から次へと車で過ぎていく中で、その美しい景色に魅了されてしまいます。
社会に不適合であっても、人間は生きていかなくてはならない…
そんな大きなテーマも背後にはあるような気がしました。
言ってしまえば、「殺人鬼」ですが、それだけで済まされないものがありました。
そんなところまで「遺伝」なの?という怖さもあり、一人でも恐ろしい存在なのに何人もいたとしたら…本当にゾゾっとします。
現実世界でも当時25歳の日本人がパリで女性を殺して食べたという事件がありましたね…。
人間が人間の肉を食べる行動や習慣を「カニバリズム」というそうです。
「パリ人肉事件」と呼ばれ、その後犯人の名前は世界中に知れ渡ったことも記憶に残っています。
↑ https://news.yahoo.co.jp/articles/28f96ab2f4d4588a137a5d9eadd98952cfc49a38より引用させていただきました
その時の犯人である佐川氏は弟さんの話によると、看護師の手に嚙みついたこともあるそうです…。
また、ニューギニアのフォア族にだけ蔓延した「クールー病」という病気は人肉を食べることで起こる脳の病気であることも知られています。
↑ https://sekatsu-kagaku.sub.jp/bse-science.htmより引用させていただきました
フォア族の習慣ではかつて葬儀で死者を食べるというものがあったそうです。
「人肉を食らう」ということが全くありえない話ではないところが、この映画の一番の不気味さを感じさせる所以であると思いました。
知らないで観て良かったかもしれません。
知っていたら食事してから行けたかどうか…そして、シャラメがそういう役なら躊躇ったかもしれません。
あんな美形青年が人肉を食べちゃダメですって!!!
夕飯は友人が久々に「肉」が食べたいと言っていたので、新宿三丁目にあるビフテキ家「あづま」で食べました。
映画を観る前で良かったです。(なんせ肉ですから…(^^;))
友人はミックスグリル(1,650円・税込)で、私は期間限定の「ホイル焼きハンバーグ」(1,450円・税込)にしました。
↑ この記事を読んでしまった後にごめんなさい…お肉で…(^^;)
↑ でもここは本当に美味しいですよ!(#^^#)
それにライス・スープセット(220円・税込)を付けてしっかり食べました。
仕事後でお腹すいていたので、本当に美味しかったです(#^^#)
「あづま」の詳細は以前記事にしたことがあるので貼っておきます。
↓ こちらです。
今日の流れは映画とご飯が逆だったら、絶対に成り立たないコースでした(笑)
何も知らずに観に行くということが最近多いのですが、今回は本当に度肝を抜かれるような内容でなんだか忘れられない映画になりました((((;゚Д゚))))