キャンプギアは多岐に渡るので、一度で揃えるのではなく、少しずつ揃えていくことをオススメします。
一度に全部揃えて、やっぱりキャンプ辞めたいとなった人も何人か知っています。
1回目のキャンプから、最低限必要なものを書きたいと思います。
ソロキャンプとファミキャンではかなり違いますので、とりあえず…
- 多人数(3~5人)ぐらいを想定
- 今からの季節(春から夏)を想定
- 車で行くことを想定
という3つの想定ポイントを抑えて書いてみたいと思います。
絶対に必要なものは、
- テント
- シュラフとマット(毛布や布団で代用は可)
- テーブルと椅子
- 調理器具(何を作りたいかでかなり変わる)
- ランタン
- 焚火台(雰囲気を楽しむなら必須)
- 救急箱
くらいだと思います。
後は、これらに付随してあった方が格段に便利になるよ!というグッズを足して行く感じです。
1.テント
テントには色々な種類があるので、みんなで話し合って決めると良いと思います。
ファミリーの場合は、天井がある程度高めで空間が広めのテントを選びましょう。
↑ 安心して眠るためにも、下にはシートのあるタイプがいいと思います!
↑ https://www.ozmall.co.jp/outdoor/gear/29717/より引用させていただきました
ある程度の空間があることで圧迫感を感じなくなります
- コットンテント(TCコットンも含む)は、とても安心感があるしっかりとしたテントで火に強いという特徴がありますが、雨天の後しっかり乾かす必要があって手間がかかります。
- ポリエステルはコスパが良く、比較的安価な価格帯のものが多いですが火にはとても弱く、火の粉で穴が空いてしまったりもしますが、速乾性はあるので雨には強いです。
その他にもナイロンなどもありますので、一番何を重要視したいかで決めると良いと思います。
↑ 空気の通り道を考え、通気性はある程度あった方がいいですね!
次に考えるのはきっとタープではないかと思います…。
2.シュラフとマット
シュラフとは寝袋ですが、小さいお子様はマットの上に寝てお布団を掛けて寝ているというファミリーも多いみたいです。
マットは空気が自動的に入ってくれるマットが一番重宝します。
↑ 出来ればゆったりと寝かせてあげたいですね!
畳む時はそれなりに重さをかけて畳んで行く作業が必要なので、子供にも上に乗ってもらって遊びながら畳むと楽しそうです。
スッポリ包まれるのが苦手という子供もいるのでシュラフは絶対ではありませんが、防寒という意味でも最近のシュラフはとても優れものなので掛け布団としても活躍してくれると思います。
↑ 畳むのもみんなで楽しみながらやりましょう…
全員のお布団などは車に入り切らないと思いますので大人はシュラフを用意しましょう。
コットというベットのようにある程度高さのあるものがありますが、ファミリーの場合はマットを用意して雑魚寝するのが一番安心するような気がします。
3.テーブルと椅子
食べる場所として、またお料理をする場所としてテーブルは絶対に必要なもののひとつだと思います。
本当はコンロなどを置く台のようなものが更にもう1つあると便利です。
家族の人数に合わせてテーブルの大きさを選んだほうがいいですね!
↑ https://www.tansu-gen.jp/products/4440009300より引用させていただきました
ロータイプがいいのか、高さがあった方がいいのかも実際に座ってみて決めてください。
人数分の椅子も用意しましょう。
↑ 比較的軽いものだと移動がしやすいです
ずっと立ちっぱなしでご飯の用意をしなくても椅子に座って出来ることもありますね!
子供が眠った後の夫婦でのお酒タイムも椅子があればゆっくり出来ます。
決め手は座ってみて「痛い場所」が無いことです!
太ももの後ろや背中が痛いというような椅子は避けましょう。
体形には個人差があるので、誰もが同じ椅子をチョイスするとは限りません。
お値段だけを決めて自分に合った椅子を探すといいと思います。
4.調理器具
これは何を作るかでかなり違ってきます。
後述の焚火台を大いに使って作るキャンプ飯も魅力的ですが、風に強いコンロは1つあると安心です。
コンロに合ったガスカセットを常に用意しておきましょう。
↑ どんなことをしたいのかで調理器具は変わってきます
人数分の食器は必要ですが、プレート型のお皿がファミリー層には便利かもしれません。
飲み物のコップとスープの器も重ねて収納できることを念頭に選んでください。
重ねられない食器は本当にスペースを取ってしまうので、キャンプには不向きです。
↑ 洗いやすい、重ねやすい、簡単に割れないというのが条件になります
おたまや包丁などはセット売りのものが便利です。
一つの袋で収納できる便利なセットがお手軽なお値段で入手できるので最初はそれでいいと思います。
ゴミを小分けできるビニール袋は必須です。
分別さえすれば、ゴミを預かってくれるキャンプ場も増えています。(有料だったりします)
5.ランタン
これは絶対に必要です。
最低でも1,000ルーメン以上の明るさがあるものを2つ以上用意すると良いと思います。
種類も豊富でLEDやガス、灯油、ガソリンなど種類は豊富です。
↑ 最初は形でついつい選んじゃうけど、大切なのは明るさです!
全体を照らすメインのランタン、手元を照らすテーブル周り(あるいはテーブル上)のサブのランタン、テントの中と考えると一番多く必要になるのがランタンです。
↑ 明るさと移動のしやすさで選ぶならこんな形のLEDランタンもいいですね!
ここを暗いものにしてしまうと、テントのロープなどに足をひっかけたりする事故に繋がるので、しっかり明るいものを選んでください。
私は手元の包丁とかが怖い時は、おでこ部分で照らしてくれるヘッドライトを愛用しています。
↑ https://www.biccamera.com/bc/i/topics/osusume_headlight/index.jspより引用させていただきました
一度使っちゃうと手放せない‥ヘッドライト。
電池のもちはあまり良くないけど、トイレに行くときも懐中電灯がいらず便利です。
ランタンには手持ち出来るものもあるし、折りたたんだりして懐中電灯になるものもあるので併用できるものを1つは選ぶといいと思います。
6.焚火台
これは一番最初から必要かどうかは疑問ですが、きっとキャンプの醍醐味を味わうなら欲しいと思ってしまうギアNo1ではないでしょうか。
こちらを持って行くと必ず必要なのが、「薪」です。
↑ https://camphack.nap-camp.com/1792より引用させていただきました
大抵のキャンプ場では600円〜1,000円位で購入できますが、キャンプ場付近で安かったら購入して行くのもアリですね!
炭を使用してお料理に活用することも出来ますので、持っていることで楽しみが広がります。
薪を挟むハサミや防炎グローブ、火吹き棒など付随するものを購入する必要があります。
薪の大きさを調整するナイフなども場合によっては必要になります。
着火剤や着火ライターなども用意しましょう。
7.救急箱
消毒やバンドエイド、熱さまシートなどはファミリーには欠かせません。
何より大事なのがこの救急箱かもしれません。
↑ いつ何時、どんなことが起こるかわからないですよね!
これからの季節は虫よけスプレーも必需品ですし、虫さされの薬も大事です。
毒を吸い取ってくれる「ポイズンリムーバー」は用意しておきましょう。
その他にも包帯や大きなガーゼなどもあると良いと思います。
水辺だったり山の中だったりするので、危険な場所は多いと思います。
火傷という心配もあるので、すぐに冷やせるように予備のタオルなどは持っていないと困ってしまいます。
バケツに水を入れて傍に置いておくとすぐに対処できます。
ファミリーで行く場合は、常に近くの病院を調べておくことも大事です。
そして24時間、管理人が常駐しているキャンプ場を選ぶのも大事なことですね!
長々と書いちゃったけど、取り敢えずは上記のものさえあれば、1回目のキャンプを何とか無難に終えられるのではないでしょうか…。
その後に必要になってくるものはどんなものか…ファミリーによって違うかもしれません。
- お料理が中心のファミリー
- 外遊びが中心のファミリー
- テントでの時間を楽しむファミリー
などなど…。
私たちはファミリーではありませんが、必要なものを一つ一つ増やしてきました。
一泊のキャンプだと思ったより時間はありません。
設営や撤収に思ったより時間を要することもあります。
子供たちが疲れないように2泊のキャンプにするなど、最初はあまり無理をしない日程で出かけてみてくださいm(__)m