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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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映画は「パリタクシー」夕飯は「肉山」で!最期は艶やかに…

神代植物公園から帰って、吉祥寺のアップリンクで観たのが「パリタクシー」という映画です。

 

先に感想から言いますが、この映画「かなりイイ!」です(#^^#)

 

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↑ https://cinemax.co.jp/category/chibagekijo/now-showing-chibagekijo/より引用させていただきました

パリでタクシー運転手をしているシャルル(ダニー・ブーンは短気で、それが災いしてか免許の点数も残りがあと2点…一度捕まったらもうタクシーは出来ないという崖っぷちにいました。

お金もないし、休みもないし、家族を愛しているけど帰ることも出来ない。

そんな時に引き受けた仕事がタクシーで92歳の女性マドレーヌ(リーヌ・ルノー)を老人ホームに送り届ける仕事でした。

 

 

彼女は16歳の頃からの人生を語り始めます。

 

恋に落ちて子供を産んだマドレーヌでしたが、愛する人は軍人だったからアメリカに帰ってしまいました。

アメリカには妻子がいて…それでもマドレーヌが愛したのは彼だけだったのです。

結婚はするものの、夫は暴力をふるうとんでもない男で、最愛の息子に手を出すまでは黙っていたマドレーヌでしたが自分を抑えきれなかった。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0567/5905/8475/products/paristaxi_sub7_590x.jpg?v=1678332431

↑ https://marche.madamefigaro.jp/products/2303-paristaxiより引用させていただきました

暴力夫に対する仕返しがちょっと怖いのですが、ここでは伏せておきましょう。

 

25年の刑を13年に短縮して刑務所を出たマドレーヌは、どうやってこの年代まで生きたのでしょう…。

そんな話を聞きながら、シャルルはパリの端っこまでマドレーヌを送り届けます。

 

「育った街に寄ってほしいの」

 

ちょっとした寄り道をしながら、2人の旅が続きます。

私達もシャルルとマドレーヌと一緒にタクシーでパリの街並みを眺めている気分になります。

「ここに住んでいたのよ…」

そこはもう、今では大きなビルになっています。

 

https://www.cinemacafe.net/imgs/thumb_h1/605110.jpg

↑ https://www.cinemacafe.net/article/2023/03/29/84351.htmlより引用させていただきました

人生とは誰にも未来を予測することはできないものです。

 

  • 今不幸でもずっと不幸とは限りません
  • 今幸せでもずっとその幸せが続く保証もありません

 

マドレーヌの一生を聞きながら、シャルルは自分の家族のことも話し始めます。

マドレーヌが聞きたがったのです…。

 

途中でシャルルはマドレーヌと素敵なビストロで食事をします。

 

マドレーヌにとっては最後の外食で、そして幸せな時間でした。

それはシャルルにとっても…。

 

https://movies.shochiku.co.jp/paristaxi/common/img/intro_photo_05.jpg

https://movies.shochiku.co.jp/paristaxi/common/img/ta_bg_04.jpg

↑ https://movies.shochiku.co.jp/paristaxi/より引用させていただきました

 

そして、夜遅くに老人ホームに到着し、係の人にマドレーヌを引き渡します。

お金を受け取ってなかったけど、「近いうちに必ず来るよ!その時に払ってくれたらいいよ…」と言ってシャルルは家に帰ります。

 

妻を合わせることにして、翌週シャルルはホームを訪れるのです。

 

私はここまでしか書けません。

運転手と老女の間に流れた大切な時間が、2人にとって宝物になったことは間違いありません。

単調なストーリーのようで決して単調ではなく、ドキドキもするしハラハラもします。

 

↑ パリに行きたくなる映画でもありました。

エッフェル塔凱旋門シャンゼリゼヴァンドーム広場…一緒に巡る旅に出ている気分。

 

シャルル役のダニーとマドレーヌ役のリーヌは実生活でもとても仲良しなんだそうです。

 

お2人はフランスを代表するコメディアンと国民的シャンソン歌手です。

そんなことを知らなくても、2人の関係が素晴らしいものであることが映画から伝わってきます。

心にパリの街並みの残像と心地よい風が吹き抜けた映画でした。

 

夕飯は吉祥寺の「肉山」へ行きました。

 

前も一緒に行こうとして予約でいっぱいで入れなかったお店です。

 

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↑ 端っこの落ち着く席でした(#^^#)

 

今日は入れたのでラッキーでした(#^^#)

私はハンバーグ(1,650円・税込)、友人はとんかつ(1,210円・税込)にしました。

 

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↑ ずっと食べてみたかったハンバーグ(#^^#)

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↑ ご飯も豚汁もついてて嬉しい!

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↑ この豚肉甘味があって最高でした!

 

いずれもご飯と豚汁がついています。

ハンバーグの方はサラダもついて、とんかつにはキャベツがてんこ盛りです(#^^#)

お互いにちょっとずつ味見をしましたが、めっちゃ美味しくてリピート確定になりました(笑)

 

ここで「肉山」について

 

住所:武蔵野市吉祥寺北町1-1-20 藤野ビル1F 

電話:050-5589-6659(予約可)

アクセス:吉祥寺北口から徒歩10分

営業時間:[火~金]ランチ:11:30〜14:00 LO13:30
          ディナー:17:00〜21:30 LO21:00
     [土・日・祝]ランチ:11:00〜15:00 LO14:00
         ディナー:17:00〜22:00 LO21:30

定休日:月曜日(休日の場合は営業)

席数:21席

カード:可

電子マネー:不可(Paypayは可)

 

お肉を食べながらパリタクシーの話をしましたが、人間って老いていった先で自分の話をする時は「自分のことを知らない人」の方が話しやすいのでは?

という話になりました。

友人や知人、姉弟ではなく、タクシーの運転手ぐらい遠い関係の方が話しやすかったりするのかもしれませんね…。

私達の年代の人が多かったということもありませんでした。

様々な年齢の方にオススメできる映画です。

私にはブログがあるから、結構ここでいろいろ喋って満足しちゃっていたりしますが…(笑)