何だか兵庫県の斎藤知事さんの話題がニュースでも多く取り上げられていますね…。
私の感想としては、「本当に恥ずかしい…」という一言に尽きる!
パワハラって恥ずかしいことなんだな…って今回は凄く感じてしまいました…。
「知事」だからって何か特別なのか??
まず、そこが勘違いの根源で、「職業」で偉いとか偉くないとかを判断すること自体が間違っていると思います。
どんな会社でも、課長より部長、部長より専務、専務より社長みたいな偉さの順番があることは理解していますし、当たり前のことだとは思います。
でも、責任という部分では課長<部長、部長<専務、専務<社長という風に、役職が上になるほど様々な責任が伴うのも事実ですね!
会社などの不祥事が起きた場合でも、「社長を退く」ということは、多々あると思うし、実際にニュースでも沢山観てきました。
「知事」さんが一つの県のトップであれば、「自分が起こしたこと」に責任を持つことは当然であり、部下の不始末だって時には責任をとらないといけない立場なのでは?と不思議でなりません。
↑ 選挙で選ばれて得た「知事」という役職…
「わがままが過ぎる」というのは育った環境がそうさせているのかもしれませんが、やっぱりそこまでの地位の方が、
- 「貢物を要求する」
- 「自分しか使えないトイレや更衣室を要求する」
- 「閉める時間に店を開けるように要求する」
- 「歩かない距離まで車を移動させる」
というのは本当に「恥ずかしい(^^;)」としか思えないです。
公務員と言うのは、
- 「お世話になりました」と言われて差し出された菓子折りの一つも断るものです。
- 「タクシーを呼びましょうか」と言われても、「バスがあるので、ありがとうございます。」と言うものなのだと聞いています。
県民のために働いているはずの知事が、「県民と同じ空間にはいられない」ってどういうことなんでしょう…。
「知事」も間違いなく「地方公務員」です!
学歴だけで言えば「東大」なんだそうですね…(;^_^A
どんな風にお仕事をなさって県知事まで登りつめて来られたのかはわかりませんが、簡単な道筋では無かったはずです。
それをこんな「ワガママ」で台無しにしちゃっていいのでしょうか…。
夜中にチャットで仕事のことが来たら…「うわ、これ応えないと私は飛ばされる…」と思うでしょうし、耐えられませんね…。
↑ 周りの職員を苦しめるということで「告発」に繋がることは予想できなかったのか?
知事の元で働く職員さんは、本当に常にドキドキ、ハラハラされていたのではないでしょうか。
何かあったら「左遷」される恐怖とも戦っていたのではないでしょうか。
告発した元局長の男性の内容は、「核心の部分は真実ではない」と県が認定し、5月に停職3ヶ月の処分になっています。
その後7月に亡くなりました。
「公益通報者保護法」が全く機能していなかったのではないか…とも思えます。
この法律は「告発者への不利益な扱いを禁止」しているはずなので、第三者が入って調べる前に、こんな急速に懲戒処分まで出してしまったことは間違いだったと思います。
証人尋問を見ても、自分のことは「悪くはない」と思っているので、「続投」への思いは変わらないのですね…。
- 何かしていただいたら「ありがとうございます。」
- 失敗したら「すみませんでした。」
- 仕事終わりには「お疲れ様でした。」
などの当たり前のことが出来る大人でないと、県を任せていけないと県民じゃなくても思ってしまいます。
↑ 総裁選も本当は国民全員で参加できたらどうなるだろう??
自分の思い(ワガママ)が通らない場面で、自分の職業を言うなんて…ただただ恥ずかしいです。
トップにいらっしゃる方こそ、周りへの思いやりをどうぞ忘れずに職務に当たってください。
総裁選も近いですが、直接国民全員が投票できたとしたら、もの凄く面白い結果が出るのではないかなって思います!
投票率も凄くアップしそうな気がします(#^^#)