北海道の「白い恋人」と言えば定番のお土産でホワイトチョコレートが美味しいお菓子ですよね!
知らない人はほとんどいないような有名なお土産だと思います。
ラングドシャータイプのチョコをサンドしたクッキーですね!
一方関西では「面白い恋人」というお菓子がお土産として売られています。
パロっちゃったとしか思えないネーミングで、「これって法律的にはどうなの?」と考えたこともありました。
です。
↑ 白い恋人 24枚入 ホワイト | 北海道銘菓 | グランドホテルニュー王子オンラインショップより引用させていただきました
今から13年前のことになりますが、石屋製菓が、「面白い恋人」の製造・販売に関与した吉本興業と他2社に対して、「商標権侵害および不正競争防止法に基づいて商品の販売差止め等を求める訴訟」を起こしました。
この裁判では、和解が成立していますが、条件として2つのことが決められました。
- 「面白い恋人」のパッケージ変更
- 関西の6府県に販売地域を限定する
という条件です。
↑ 【カオス】大阪「通天閣」の土産物屋がギリギリすぎて週刊文春にスクープされるレベル! | ロケットニュース24より引用させていただきました
文春さんはこんなところもスクープしてたのね…(;´Д`)
まぁ、これは妥当な線の解決法なのかもしれませんが、ちょっと「白い恋人」側としてはかなり有名で売れていることもあって納得できたのかな?という感じがします。
パロディにもされちゃうほど有名であることは誇らしいことでもあるのだろうけど…(;´Д`)
裁判の争点としては、
- 称呼(音の響き)
- 外観、観念の何れかが相紛らわしいか否か
らしいですが、なんか両方がアウトだったように思います。(^^;)
↑ もっと背景もブルーにするとか、恋人もカラフルにしちゃえばよかったのか?
特に音の響きに関しては、被ってると言われても仕方ないよね!のレベルです(^^;)
裁判結果により、「面白い恋人」は現在、関西6府県(滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、兵庫県、和歌山県)でしか販売していません。
前回、大阪に行った時も見かけましたが、買ってはいません。
手にとってみて、裁判の経緯を思い起こしながら、パッケージが確かに違うよね!って感じを確認しただけって感じです(笑)
(基本的に甘いお菓子はオーダーされないと買わないかも…)
2019年には大阪で、両者が初のコラボプロジェクトを行い、菓子「Laugh & Sweets ゆきどけ」を発売すると発表しました。
和解直後、商魂たくましい吉本側から「コラボ商品を出しませんか」と持ち掛けられて一度は断った石屋側でしだが、大阪に直営店を出すことになったため、この前年に「オファーをこちらから出しました」(石屋製菓・石水創社長)とのことでした。
↑ タカアンドトシら絶賛!「白い恋人」石屋製菓と吉本興業がコラボした大阪限定スイーツ「ゆきどけ」誕生|ウォーカープラスより引用させていただきました
名前がまたナイスで「ゆきどけ」とは、両者の立場が和解によっていい関係になったことを示すようでいいですね!
「恋人」さえ付ければ売れるんですか??と思われるようなネーミングのお菓子も全国で色々登場していますが、大阪ではあれもこれも「恋人」を付けちゃったという過去もあったようです。
「大阪の恋人」「京都の恋人」などはもう、全国にあるような感じなので全く気になりませんが、「道頓堀の恋人」や「通天閣の恋人」などもあったというからビックリですね(笑)
↑ 【ナガトヤ】通天閣の恋人 | WESTERモールより引用させていただきました
↑ 当ショップがおすすめする大阪の人気土産♪道頓堀の恋人PREMIUM | おみやげ街道【関西】ECより引用させていただきました
今はどうなっているのでしょうか…。
新しい「恋人シリーズ」が出ているのでしょうか?
私は「面白い恋人」以外は見かけていませんが、あったような気もします(笑)
美味しければそれでお土産としては充分ですが、ノリがいい大阪は色々やっちゃうので今後も面白い商品がいっぱい生まれそうです。
訴訟はあまりいいこととは思えませんので、悪ノリはそこそこにしておいた方が良いのにって思っちゃいますけどね!(ノ´∀`*)
↑ こんなイメージにしたら全く別物じゃない?(笑)
同じ日に両方を会社でいただいたので、そんな話になり、記事にしてみました。
味比べも面白かったですが、私としてはやっぱり「白い恋人」の方が若干ですが美味しく感じてしまいました(笑)
老舗強し!ってことでしょうか…あくまでも個人の味覚の問題ですけどね!(ノ´∀`*)