全ての年代の女性にもきっと人気があるだろうなと思えるのは「お料理」のことが中心にあるからだと思います。
勿論、それだけじゃなくて、「王様との恋に堕ちる」なんて溜まりませんね!
天才美人シェフのヨン・ジヨン(ユナ)は三ツ星レストランのシェフで最高の賞をゲットした直後に朝鮮王朝時代にタイムスリップしてしまったのです。
飛行機のトイレの中で、昔の料理本を開き、あるページを読んでしまうところから昔の朝鮮に移動してしまいます。
態度のでかい王様ヨンヒ君(イ・チェミン)は、彼女と対戦して怪我をしながらも殺すことはありませんでした。
その途中でジヨンは若い女性ソ・ギルグム(ユン・ソア)が一人住む家に迷い込み、その女性に良くしてもらい、その時代、そこにあるものでビビンバを作るのですがそれはもう最高のお味…!
三ツ星レストランのシェフだから当然ではあるんだけど、その味に魅せられてしまった王様は宮殿に二人を連れ帰るのです。
↑ 暴君のシェフ 海外ドラマ・国内ドラマ情報・キャスト・あらすじ - 映画.comより引用させていただきました
そして話はどんどん展開し、ジヨンは宮廷の一番上の料理人「テオンスクス」に任命されるのです。
王の側室であるカン・モクジュ(カン・ハンナ)との女の戦いもモクジュのやり方がなんともえげつないのですが、ジヨンは自分の立場を決して忘れず、テオンスクスとして振舞います。
↑ https://koreandrama-graphy.com/bon-appetit-your-majesty/より引用させていただきました
↑ 『暴君のシェフ』イム・ユナ×イ・チェミンの極上ケミストリー、美食がつなぐ時空を超えたロマンス | cinemacafe.netより引用させていただきました
清からの客人が来た時は料理対決をし、食の細いおばあさまには「記憶を呼び起こす料理」を作る…。
そんな1つ1つのシーンがとっても鮮やかで、お料理ってこんなに美しく、心躍るものなのかと思わせてくれます。
- 前半はその料理の美味しさゆえに、味の虜になってしまう王でしたが、ジヨンの優しさに触れ、どんどん心から惹かれていきます。
- 後半は、謀反を企む叔父のチェサン大君(チェ・グィファ)にハメられて、宮廷の王の取り巻きは全員殺されてしまいます。
このシーンはなんだか「ライオンキング」を思い起こしてしまいました。
↑ 『暴君のシェフ』チェサン大君のモチーフとなった晋城大君の真実|韓ドラ時代劇.comより引用させていただきました
「王になりたかった叔父」と「素晴らしい素質をもった若い王」
ムファサとシンバのようでした!
一番心がホッとするシーンは宮廷の中の調理場「スラッカン」での料理人たちとのシーンです。
最初に出会った女性ギルグムはすっかり妹分のようになり、まわりの料理人もテオンスクスのお料理を学ぼうという姿勢を感じました。
暖かい仲間たちという感じで、この中に身を置きたいって思ってしまいました。(何も出来ないけど…(笑))
↑ 『暴君のシェフ』ユナ、第10話の台本とともに舞台裏PHOTO公開(スポーツソウル日本版)|dメニューニュース(NTTドコモ)より引用させていただきました
彼女の料理を口にした時の人々は、時に森林の中、空の上、水の中…様々な場所へ旅しているようにその料理の世界に入り込みます。
その表情が素晴らしく、料理ってこんなにも人を幸せにするんだな!ということに改めて驚かされました。
ストーリーの最後は賛否両論ありそうですが、「会えたのだから、それだけで幸せ!!」私はそんな風に単純な見方をしてしまいました。
朝鮮のあの時代であろうと現代であろうと、愛する人と一緒にいられる幸せが一番いいじゃないですか(笑)
↑ ユナとイ・チェミンの“再会キス”!「暴君シェフ」最終回、視聴率新記録 - VOCOニュース|全世界華人速報ニュース情報ネットワークより引用させていただきました
戦いのシーンも多めで殺陣の練習も相当大変だっただろうと思われます。
最初のうちは誰が味方で誰が敵なのか…そこが良くわかりませんでしたが、私は道化師のコンギル(イ・ジュアン)がお気に入りでした!(笑)
自分の好みって相当変わっているのか、王よりもこういうちょっと変わった訳アリの男性が好きだったりします。(ノ´∀`*)
↑ https://www.mk.co.kr/jp/society/11435604より引用させていただきました
このドラマがどうして人気があるのか…
全てがピッタリと「私達の興味」にハマっていたからだ!!と断言できます。
- イケメンの王様
- 側室より愛される雇われ料理人
- 最高の料理に魅了される大物たち
- 彼女の強くて優しい協力者たち
全てがとっても魅力的に描かれていたと思います。

↑ あんな宮廷で美味しい宮廷料理を食べたい!!撮影地を探さないと…
韓ドラが初めてという方も、韓ドラの時代劇に挑戦したい方も、お料理映画が好きな方もみんな集まれーーーー!という素敵なドラマでした。
きっと何年か経ったとき…もう一度ゆっくり観たいな!って思いました。
一話が80分ぐらいあるので、一話を2日に分けてみたので、凄く時間がかかってしまいましたが大好きなドラマでした(#^^#)






