このドラマはまぁ、年代的に部長から常務になれるかな?ぐらいの立ち位置にいるおじさんの話です。
韓国の大手通信会社ACTの部長キム・ナクス(リュ・スンリョン)は大手通信会社ACTの営業部門の部長です。
新卒から入社し、一つの世界だけで頑張ってきたナクスでしたが、私はこの時のナクス部長が本当に嫌いでした。
後輩にも不人気ですが、なんだか後輩の指摘に適当に答えたことで仕事で大きな問題になってしまう。
ペク常務(ユ・スンモク)からは責められ、ゴルフでホールインワンを出した直後に天国から地獄の異動命令!
若いお隣の部のト・ジヌ部長(イ・シンギ)は要領のいい、やり手タイプで、常にナクスは彼を意識しておりました。
↑ ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語 海外ドラマ・国内ドラマ情報・キャスト - 映画.comより引用させていただきました
通勤バックのブランドすら負けたくないというくだらない一人相撲をしているのには、なんだかなーと思っちゃいました(^^;)
飛ばされた地方の工場では、「安全管理責任者」という肩書はあるものの、やっていることは適当に安全点検用紙に〇をつけ、工場で飼っている犬の糞の片づけをするだけ。
工場長をしている女性ジョヨン(チョン・ウンチェ)にヨーグルトを2個取ったと怒られる始末。
↑ ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語を観る | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
そんなナクスも最後には、工場の人員削減には「リストの提出」を拒否して辞任を選びます。
そこから彼の転落人生が始まるのですが、最悪なやらかしが「支えてくれている妻ハジン(ミョン・セビン)に相談なしで決めた不動産投資」でした。
完全に騙されていたのですが、それを知ったあとも「夫を支える」という相当優しい出来た妻で、そこには本当に感動しちゃいます。
↑ ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語を観る | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
ナクスはそこまでは「プライドの塊」で生きてきたのです。
いい大学、いい会社、いい役職…そんなものに拘り続け、息子のスギョム(チャ・ガンユン)にもそれを押し付けるようなことしか言ってきませんでした。
息子も就職を決める時、色々なことに巻き込まれ、大好きな女性と一緒に自分で事業を立ち上げようともがいています。
↑ ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語を観る | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
親子でスタートラインに立っているので、お互いに支えあっていかないといけません。
プライドなんて言っていたら、一銭も稼げません。
実の兄(コ・チャンソク)の店で車の清掃をするナクスですが、そこからACTの役員の車の洗車の仕事もするようになり、すっかりプライドをかなぐり捨てることになります
そこから、彼の表情はどんどん変わっていくのです。
いい顔になっていく…これは役者の凄いところですが、別人のように素敵なおじさまになっていくのでそこが一番の見どころかと思います。
↑ ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語を観る | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
ハッキリ言って部長の頃の彼には全く魅力を感じないどころか、本当に嫌いでした。
うちの会社の課長や部長を思い出してもそれよりはるかに酷い…って思って観ておりました(笑)
だけど最終話で、妻のハジンと並んで歩く最後のシーンでは、こちらも笑顔になってしまいました。
転落劇の後にこんなに暖かい気持ちになれたのは、支えてくれる家族がいたから!
↑ https://www.wowkorea.jp/profile/video/6161.html#google_vignetteより引用させていただきました
プライドなんかよりずっと大事なものに気づいてくれたのだと思います。
凄い大学を出て、凄い会社に入り、部長から常務、専務と昇進していくことだけが幸せに繋がっていくのか…。
それは間違いなく違う…ということをこのドラマは教えてくれていると思います。
自分の立場に溺れ、周りが見えなくなっているプライド男がどんなに醜いかもこのドラマでわかると思います。

↑ 部長席…やっぱり日本語だけ部長だと変だ(笑)チャッピーに作っていただきました!
自分を見つめ、家族と寄り添い、他人目線でどう思われようが構わない!
そんな強い自分でないと、どんな立場であっても「自分を見失う」ことになりますね…(;´∀`)
同年代の男性にこそ観ていただきたいドラマでもありました。
「俺はあんなにバカじゃない!」そう思う心にも、もしかしたら他人と自分を比べる弱さが隠れているかもしれません!





