主人が何気なく観ていたのを一緒に観た感じでしたが、なんとも後味が…
スペイン映画で、スペインの田舎が舞台になっています。
サバイバル・サイコスリラーの類だと思いますが、最初は山火事の中から子供を救う系の映画かと思っていました。
亡き夫の思い出が詰まった森林の中の家を売却するために整理に来ていた母マラと娘リデ。
一緒に来たのは夫の兄弟ルイスとその妻と息子という家族で来ていました。
母と娘はつまらないことで言い合いになり、娘は森の中へ入っていってしまいます。
気づいた時には娘がおらず、大騒ぎで捜索が始まります。
敷地内とも言えるところに隣人サンティが住んでいましたが、雰囲気が独特で優しそうなんだけどどこか秘密めいた不思議な人…一緒に探すと申し出てくれます。
↑ ファイヤーブレイク - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画より引用させていただきました
娘には蝶や花をプレゼントする不思議な隣人でした。
森林には山火事が迫ってきており、早く探さないと危険な状況でした。
娘リデの最後の姿を見かけたのは隣人のサンティでした。
その風貌や秘密めいたサンティの性質故に、家族はサンティが娘と何か関わりがあって隠しているのではないか?と疑いを持ち始めます。
ちょっと変質者のような言動や行動をする男性だから、わからなくもないのです…。
秘密の部屋みたいなのも彼の家にはあって、観てるこちら側でさえ、この人怪しい??って思ってしまう感じです。
義理の兄夫婦も疑ってしまい、結局彼を縛って脅す感じになります。
何度サンティに娘リデの行方を聞いても、「森にいるから探しに行こう!」としか言わないのです。
山火事はどんどん迫ってきています。
↑ 映画『ファイアー・ブレイク』ネタバレあらすじと結末の感想評価。森林火災に挑むロシアの6人の消防隊員の活躍を描く!より引用させていただきました
本当に森の中にいるのなら、その安否が気になります。
とことん暴力的に、みんなでサンティを責める…。
サンティは娘リデのブレスレットも持っていたため、疑いは更に深まっていきます。
警察も探してくれていますが、やがてみんなで森の中へ…。
↑ 映画『ファイヤーブレイク』ネタバレ結末とあらすじ!未回収の謎を徹底考察! | 元ボクサーの一念発起より引用させていただきました
ここで結論を言ってしまっていいのか…微妙な展開になっていきます。
- 結果、リデは助かります。
- サンティも大けがをしますが、保護されます。
- 最後の最後に母マラも危険な状況に追い詰められます。
でもそれは、自然の脅威の方が本当に怖い…という部分でハラハラします。
最初は全くどんな展開になるのかわからず観ていましたが、親の「子供を助けたい!」という一心で、「疑わしきは責め立てる」という行為に繋がる怖さがこの映画の主題なんだと思いました。
- 立ち止まれなくなる
- 感情が想像だけで暴走する
- 他の仮説が思いつかない
そうやって人間はどんなに間違っていても、想像だけで誰かを責め、追い詰めてしまうのです。
↑ ファイヤーブレイクと制度が後退する時代に置き去りにされる不安 – マーティン・シッド・マガジンより引用させていただきました
そんな風に人間は時には殺人だってしてしまうのかもしれません。
ちょっと変わった隣人がいる場合、ちょっと怖いと感じることもあると思います。
その隣人のことを知らないから、想像だけで恐れてしまうこともあると思います。
結局山火事からの脱走とか、捜索という類の映画ではありませんでした。
追い詰められた時の、一番大事なものを失いそうな人間の暴走の映画でした。
内容としはちょっと三流映画のような作りではありましたが、人間の弱くも恐ろしい心の動きを映画にしていて「胸糞悪いぞ!」という感想の裏で子供のことだからこそ、

↑ 山火事は本当に怖い…そこも感じられました…
「絶対にこんな風に隣人を責めたりしない!」と言い切れるか…。
そこを考えてしまいました。
疑い始めた母や家族にめっちゃイライラしてしまいます!
と同時に、この男にも怪しい部分があることも否定できない…。
どちらの立場になったとしても、人間として正しい行動とはどうするべきなのか…。
くだらないなぁ…と思いながらも気になってしまった不思議な映画でした(;´Д`)



