アメリカのサウスダコタ州にあるラシュモア山はその大統領の顔が掘られた山の岩肌で有名ですね!
その4人の大統領とは、
- ジョージ・ワシントン初代大統領
- トマス・ジェファーソン第3代大統領
- セオドア・ルーズベルト第26代大統領
- エイブラハム・リンカーン第16代大統領
で、確かに皆さん白人ですね。
↑ まだ見れていないので、行かなくちゃ!って思っています
というより、初の黒人大統領がバラク・オバマだったので、ついこないだのことだったんですね。
このラシュモア山はアメリカ政府が1800年代に元々ネイティブ・アメリカンのラコタ・スー族から奪った土地でもあることから、活動家達が意義を唱えていた因縁の場所でもありました。
この11月の選挙戦に向けて、トランプ大統領はこの場所で選挙キャンペーンをしようとしているということです。
戦闘機を飛ばし、花火を打ち上げるそうです。
色々な問題を抱えながら、今このタイミングでわざわざこの場所を選ばなくても…と思うのですが、そこは敢えてのことなのか?
↑ サウスダコタ州の大きな観光収入源であることは間違いない…
実際にこの4人の顔を彫った人が、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン」(KKK)と関係のある白人至上主義者だったというのも事態を複雑にしていると思います。
- 山自体をスー族に返還し、モニュメントは壊すべき
- スー族に観光の収益の一部がいくようにすべき
など色々な議論が交わされている中での選挙パフォーマンスというのも何とも言えないですね…( *´艸`)
相反することばかりを、イタチごっこのように、ひたすら繰り返しているようにも見えます。
4人の大統領の中でも、ジェファーソンとワシントンは奴隷を所有していたといいます。
歴史の中で起こった「奴隷制度」そのものは大きな人類の犯した間違いだったと、ハッキリと言えるので、そこはしっかりと謝るべきではないのか?
そのうえで、公共物破損に対する罰則は設けないといけないし、無駄な銅像は撤去していくことも必要だと思います。
ラシュモア山で花火を打ち上げることには、様々な異論があるようですが、国有林に囲まれた山なので山火事が起きたら大変というのも理解できます。
単純に私などは、「なんで敢えてその場所で、様々な人種を刺激し、尚且つ山火事の懸念もあるのに花火をあげるの?」という疑問しかありません。
4人の大統領の顔に関しては、今やサウスダコタ州の観光収入には欠かせないものでもあるので、撤去とかは考えなくてもよいとは思います。
ただ、
- 人種差別
- 自然破壊
この2つの論点があるのなら、今はそれをすべきではない!
そんな風に思うのです。
そして今後は出来るものなら、オバマ大統領とかの銅像だってどんどん建っても良いし、色々な人種の大統領が誕生しても良いと思います。
↑ 私は結構オバマ大統領は好きでした!
もちろん、日本の未来でも同じことが言えると思います。
最後に、このツイッターの映像を見ていただきたいと思います。
これなんです!
どんなに大人が差別したって、子供や動物の世界にはその違いなんて無いんです!
Never forget 💛 pic.twitter.com/RFcMfBmwME
— DJ Kam Bennett (@KameronBennett) 2020年5月30日
Never forget!! 忘れちゃいけないんです!♡