いかにも恐ろしい事象がおこる世界の国々といったイメージではありますね!
でもこれ、「7つの注目すべき建物」のことなんです。
スイスの「新世界七不思議財団」が、新・世界七不思議の決定をしようと、21候補の中から世界中に投票を呼びかけていました。
2007年の7月7日にポルトガルのリスボンで、選ばれた7つを式典で発表しました。
その7つとは、
- 中国の万里の長城
- インドの廟堂タージ・マハル
- イタリア・ローマの古代競技場コロッセオ
- ヨルダンの古代都市遺跡群ペトラ
- ブラジル・リオデジャネイロのコルコバードのキリスト像
- ペルーのインカ帝国遺跡マチュ・ピチュ
- メキシコのマヤ遺跡チチェン・イッツァ
です。
これは「現代の7不思議」であり、中世や古代には他の建物がエントリーされていました。
中世や古代から名誉候補(名誉称号)としてもう一つ挙げられているのが「ギザの大ピラミッド」です。(これにより、合計8つということですね)
↑ ギザのピラミッドは殿堂入りのようです!
私は残念ながらこの中では、1つしか観れていないんです( ;∀;)
南米の方に行った経験がないので、ブラジル、ペルーやメキシコは全然行けていません。
中国の万里の長城も割と近場のため、いつでも行けるでしょ!の感覚で、逆に行けてないのです。
↑ 万里の長城は結構歩く覚悟が必要そうですね~(>_<)
↑ メキシコのマヤ遺跡チチェン・イッツァ
インドはお水が怖くて、なかなか行けないできたので、行けたのはローマのコロッセオのみです。
割とヨーロッパは広く行きましたが、南米に見るべき建物が多いというのも面白いですね。
マチュピチュやチチェン・イッツァ、ヨルダンはおそらく人生の中でなかなか行ける機会がなさそうなので、せめて
の3つは行けたらなぁ~というのが小さな夢です(#^^#)
↑ ブラジル・リオデジャネイロのコルコバードのキリスト像
↑ ヨルダンの古代都市遺跡群ペトラ
コロナでの足止めがなかったら、1つぐらい来年までに行けたかもと思うと結構悔しいですね。
若いときは、「また行けばいいや!」って思う位でしたが、年々危機感を感じるようになってしまいました。
足元が悪い所はどんどんきつくなるし、衛生的に心配な国も怖くなるしで、自分の中で制限してしまっています。
私よりお若い皆さま!コロナが落ち着いたら、取り敢えずどんどん色々なところに行って欲しいと思います。
↑ インドの廟堂タージ・マハル
↑ ペルーのインカ帝国遺跡マチュ・ピチュ
病気や家族のこと、仕事との折り合いや金銭的なことなどで普通でも制限される「旅」という趣味。
パンデミックという形でダメになることもあることを知り、後悔が大きいです。
還暦近くにもなると「比較的楽にいけるところ」をメインに考えてしまうので、自分でも本当に行きたいところとのギャップが生じてしまうなと思います。
「世界の7不思議」という位なので、それぞれの建物には深い歴史的な物語が秘められているのは当然です。
どれか1つだけ語るにしても、数千文字になりそうなほどなのでここではその7ヵ国の話は書きませんが、私が唯一行けたローマのコロッセオについて簡単に書いてみます。
↑ ローマの観光名所でもある「コロッセオ」
元々ローマ帝政期に市民の娯楽を考えて建てられた円形の闘技場です。
その建て方は全てコンクリートで鉄骨を使っていないにも関わらず、幾多の地震の際も崩壊していないところが建築物としてとても貴重だと思います。
4階建てで、アーチは各層で様式が違っており、
- 1階はドリス式
- 2階はイオニア式
- 3階はコリント式
と凄く凝った造りなのです。
↑ 内部はこんな感じです
各階が違う様式で建てられているなんて、時代を考えると凄いことですね!
迫害されたキリスト教徒の殉教の地ともなっていたので、神聖な場所として保存をするようになったようです。
歴史の中では死刑場としても使用されていたことから、「死刑反対」のデモの場所としても現代では使用されています。
血なま臭い闘技、殉教、そして死刑という歴史の中でもあまり素敵な位置づけではなかったコロッセオです。
それでも歴史的建造物としても素晴らしいので、これからも末永く現在の姿のままでいてほしいと願って止みません…(*'ω'*)