「死海」って言葉だけで聞くと「あまり行きたくないなーー!」って思ってしまいそうな響きですね!
その「死海」があるところはイスラエルとヨルダンを分かつ感じ(国境)で存在しているのです。
海外旅行好きの方でも、なかなかイスラエルやヨルダンに行くことはないと思いますので、個人旅行で行くにはハードルがちょっと高めかもしれません。
死海は塩分濃度が濃すぎるために、「生物が住めない」という点からその名前がつけられたようです。
↑ ちょっと砂浜とは違う盛り上がりが…
塩分濃度がなんと30%で、普通の海だと3%なのでその違いは一目瞭然ですね!!
なんとこれは1リットルの水に300gの塩が溶けているのと同じです。
普通の海水の主成分は「塩化ナトリウム」ですが、この死海の主成分は「塩化マグネシウム」です!
そのため、お肌にもとっても優しくて、赤ちゃんを浸からせても大丈夫なんだそうです。
しかも一番驚いちゃうのは、「死海」は海ではなく「湖」なんですね~( *´艸`)
南北60km、東西17kmの細長い湖で、地元イスラエルの方々やヨーロッパの方々にとってはメジャーな観光地になっています。
↑ こんな風にちゃんと塩の塊があちこちに出来ているんです!
湖の沿岸は、高級ホテルが立ち並ぶリゾート地となっています。
その水を舐めてみると「しょっぱさ」というより、それを通り越して「苦さ」を感じるそうです。
塩分濃度が濃いということは、「簡単に身体が浮く」という体験が出来るので、体重を気にすることなくプカプカ出来ちゃう!!
↑ 浮いて安定するので、雑誌だって読めちゃうみたい(^^)/
私にとってもこれは凄い嬉しいことですが、眼に入っちゃったらどんなに痛いのだろう…って想像するとちょっと怖いです(笑)
↑ ここでしか出来ない体験ですよね!
死海の凄い所はこれだけじゃありません。
死海のある場所が、地球上で最も標高が低い海抜−423mなので、世界中のどこよりも酸素濃度が高いのです。
そのため、頭の中がすごくクリアになるので、仕事に行き詰ったりした方がのんびり訪れて良いアイデアが浮かんで帰っていくという過ごし方もあるそうです。
ビジネスマンのリラクゼーションにはぴったりの湖のようですね!
オフシーズンのアスリートが療養を兼ねて訪れる場所でもあるそうです。
リラクゼーションという意味合いでも「死海」は一役かっているんですね!
「死海」の利点はその水だけではありません。
周りの「泥」がまた凄い成分を含んでいるんです。
「天然の泥パック」が試し放題なので、水着の上から身体に塗りたくって過ごしている方がほとんどだそうです。
↑ 老若男女、誰でもやっちゃうよね~♪
↑ https://tabi-labo.com/267146/colorfulsabon02-deadseaより引用させていただきました
近隣のホテルでは、日帰りの予定で訪れた人のために、「1日利用券」を販売しています。
シャワーだったり荷物を預けたりできるのでとても便利です。
日本からいこうと思えば、乗り継ぎを入れて15〜18時間の長旅になります。
イスラエルの首都・テルアビブから死海までは車で約2時間かかるので、東京から伊豆を訪れる感覚でしょうか…。
HISやVertraなどの旅行会社のツアーで行かれるのが一般的かもしれませんね。
ベストシーズンは春と秋です。
冬はちょっと気温が低すぎるし、夏は暑すぎて熱射病が怖いようですので避けたいところです。
↑ https://tabi-labo.com/267146/colorfulsabon02-deadseaより引用させていただきました
日本でもおなじみのボディケアブランド「SABON」の人気アイテム「ボディスクラブ」も、スクラブ剤のベースとなっているのは100%死海の塩です。
そもそも「SABON」はイスラエルの会社なんですね!
本社もイスラエルにあります。
↑ https://www.cosme.com/products/detail.php?product_id=92090より引用させていただきました
私も入浴剤(バスソルト)やスクラブを使った経験があります。
とても癒される時間をゲットできるので、たまに娘と楽しんでいます。
↑ https://lipscosme.com/products/40876より引用させていただきました
「クレオパトラも愛した水」とも言われているので、コロナが終息したらのんびりと「死海」を楽しんでくるという選択肢もありだと思います!!
「死海」とは「美容の宝庫」でもある。
もう少し楽に日本からアクセス出来たら…という点が残念ですが、良いツアーがあったら考えてもいいなって思っています!