箱根旅行でオリエント急行の車内を観ちゃったから、本物ってどうなんだろう…というのがずっと気になっておりました。
そこでちょっとですが、オリエント急行について書いてみたいと思います。
今現在乗れるとしたら「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス(VSOE)」という列車で、ロンドン(イギリス)からパリ(フランス)経由でベネチア(イタリア)に向かうのが基本的なルートなんだそうです。
↑ VENICE SIMPLON ORIENT-EXPRESS | 世界の豪華列車 | ヨーロッパ鉄道チケット・鉄道パス予約 欧州エキスプレスMAXVISTAより引用させていただきました
実は2025年4月から運行開始が予定されているイタリアの豪華列車「ラ・ドルチェ・ヴィータ・オリエント急行」というのがあるそうです。
料金は一泊で4370ドル(70万)〜というところがもはや、なんともお金持ち限定という感じですね!
列車は上記の「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス(VSOE)」とは違うらしいですが、いずれも高級ホテルグループのベルモンド(Belmond)が運営しているんだそうです。
↑ 豪華列車旅行が富裕層に人気…1泊70万円からの「オリエント急行」も | Business Insider Japanより引用させていただきました
この列車の予約が急上昇中だそうで、世界のお金持ちは本当に羨ましい生活をなさっていますね!
2023年と2024年を比べてもお客さんは69%も増加しているらしいので、最高の業績が続いているそうです。
↑ 豪華列車旅行が富裕層に人気…1泊70万円からの「オリエント急行」も | Business Insider Japanより引用させていただきました
こちらはちょっと近代的??
お食事はローマの三つ星レストラン「ラ・ペルゴラ」のシェフが監修したお食事が食べられ、ラウンジでいただけるジョバナーラ(GIOBAGNARA)製のシャンパンバケットは一つ500ドル(73,500円)というお値段のものもあるそうです。
乗るだけじゃないですからね!!
お料理は付いているけど、チップも必要ですしね…。
↑ VENICE SIMPLON ORIENT-EXPRESS | 世界の豪華列車 | ヨーロッパ鉄道チケット・鉄道パス予約 欧州エキスプレスMAXVISTAより引用させていただきました
食後はここでリラックス…いいわぁ~
オリエント急行の歴史は、1883年にパリ・ストラスブール駅(現在のパリ東駅)とアジアの玄関口イスタンブールを結ぶオリエント急行が運行し、大富豪や官僚たちが乗っていました。
その後、1934年、アガサ・クリスティが小説「オリエント急行の殺人」を発表すると、世界中に知られることとなり、オリエント急行は黄金時代を迎えます。
ところが、第二次世界大戦後の高速運送機関の台頭により、オリエント急行は1977年に撤退を余儀なくされます。
1982年アメリカ人実業家ジェームス・B・シャーウッドが当時の車両を修復し、「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス(VSOE)」の運行がスタートしました。
車両は車両は最長編成で全長約500メートル、車両は17両で最大定員は184名です。
装飾はあの、ルネ・ラリックが手掛けているので、箱根のラリック美術館で乗ったオリエント急行の内装に近いのかなって想像しちゃいます。
なんと3種類の食堂があって、
この3種類をいい感じにローテションできるよう、調整してくれてるみたいです。
↑ VENICE SIMPLON ORIENT-EXPRESS | 世界の豪華列車 | ヨーロッパ鉄道チケット・鉄道パス予約 欧州エキスプレスMAXVISTAより引用させていただきました
スチュワードやトレインマネージャーと言うようですね…
なんとドレスコードもあって、ディナー時は
- 男性はタキシードにブラックタイまたはダークスーツに華やかなネクタイなど
- 女性はイブニングドレスまたはドレッシーなワンピースなど
私などは、行く前の準備段階から散財しないと参加できませんね!(笑)
↑ VENICE SIMPLON ORIENT-EXPRESS | 世界の豪華列車 | ヨーロッパ鉄道チケット・鉄道パス予約 欧州エキスプレスMAXVISTAより引用させていただきました
あちゃー!お腹ポッコリの私は似合わないなぁ…(笑)
オリエント急行の旅はどう頑張っても自分には無理ですが、こうして箱根で車両を体験できただけで幸せだったなって本当に思います!
ドレス、前後の旅行代金、チップなどを含めると100万越えの旅…。
↑ 本当に素敵な体験でした!
友人との旅から新たな興味が生まれ、記事に出来たことでなんだか満足しちゃいました(笑)
夢が見れたと思って、現実に立ち返って海外へも行けるようお仕事がんばりますっ!!(´∀`)