保険証を持っていないからといって、治療が受けられないことはまずありません。
ただ、窓口では一旦、全額自己負担なので思わずびっくりするような金額になることもあります。
急な検査が多かったりすると数万円もかかってしまうことだってあり得ます。
クレジットカードあれば大丈夫って思っていても、日本にはまだまだカードが使えない医療機関も沢山あります。
近くの銀行まで行ってお金を下ろしてから支払うなんて大変な思いをすることになるかもしれません。
地理感がわからないときにそれは結構辛い…。
その日の内だったら、保険証を持って行けば窓口で返還してくれるので良いですが、家から遠い場合は不可能ですね。
そんな時は、自分で保険証の加入先に請求して払い戻してもらわないとなりません。
↑ 急いでいてもこれだけは忘れずに!
保険証はコピーで大丈夫?
これはNGです。
悪用の可能性もあるので、どんどん厳しくなっています。
以前は修学旅行などの時は、家族の保険証に子供の名前が記載されているようなカード型でない保険証が主流だったため、コピーが認められる病院も多かったのですが、今は使用できない病院がほとんどです。
こうなることで学校側も一度全額負担という措置をとるしかなくなっているので、昔より大変になりましたね。
個人情報にも最近は敏感になってきちゃって、コピーの紙を失くすことも危惧されているようです。
保険証の加入先に払い戻してもらう場合
必ず取っておかなくてはならないものは、全ての領収書です。
薬が出た場合は、調剤薬局の領収書も忘れずに取っておきましょう。
保険証の加入先によっては、診療報酬明細書(レセプト)が必要になるので必ず貰っておきましょう。(「診療明細書」で代用ができる場合もあります)
自動的に貰える場合がほとんどですが、くれなかった場合は忘れずに貰っておいた方が無難です。
子供やお年寄りなどの急な病気の症状は「待ったなし」の場合が多いので、「熱があるけど保険証がないから帰ってから…」などと思わない方が賢明です。
子供とお年寄りは「福祉医療証」も忘れずに持っていきましょう。
どんな短期の旅行でも、保険証を持ち歩くことはとっても大事なことですね。
そして我慢は禁物。
痛みを我慢したり、帰ってからにしようなんて思わない方がいいと思います。
どこであれ、国内だったら言葉も通じるんだし、怖いものはありません。
その点、海外の方がずっと大変ですね。
海外だったら、しっかりと同行の家族全員分の「海外旅行保険」に入っておきましょう。
子供が小さいときは、海外などの場合は特に宿泊ホテルの近くの病院をリストアップしてから行ってました。
上の子は喘息があったので、そこは欠かせなかったです。
↑ 病院はお世話にならないのが一番ですけどね(>_<)
元気で帰ってくるのがやっぱり一番です!
体調がすぐれない時は、残念だけど思い切ってその旅行を見送ることも大事ですね!( *´艸`)
私も一度だけ、胃の不調で沖縄旅行を断念したことがあります。( ;∀;)