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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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ポーランドのワルシャワでショパンの音楽に浸るのもいいでしょ?

行きたいトコロ!!第19弾はポーランドワルシャワです!

 

ワルシャワポーランドの首都でもあり、「音楽の街」としても有名です。

 

ポーランドってヨーロッパの中でも比較的物価がお安めなので、とても充実した旅になりそうです(#^^#)

それに餃子のようなピロシキだったり、サッパリ味のスープなど日本人の味覚にも結構ぴったりだと思います。

そして私の大好きなポーランドポタリ―」と呼ばれる食器がある国!

是非行ってみたい国なんです!!

(また、ポーランドの洋食器についてはいつの日か書いてみたいです!)

 

日本からは直行便もあって、時間的には12時間弱なのでそんなに辛い旅路ではありません!

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↑ ショパンポロネーズ

↑ ちょっと聴きながら(長いので最初の方だけでも)読んでみてほしいなって思います!絶対知っている曲です!

 

帰りは10時間強ともっと身近に感じられると思います。

 

航空券も10万円を切っているものも多く、その上に物価が安いとなれば、これは行くっきゃないなって思うんです。

歴史的には第二次世界大戦後に一度は壊滅状態になったにも関わらず、市民の手で現在の美しい街並みを再建してきました。

そして世界遺産にも登録されています。

 

ワルシャワではどこへ行くのか?

 

  1. 旧王宮
  2. 聖十字架教会
  3. ショパン博物館
  4. バルバカン砦
  5. 旧市街
  6. ワジェンキ公園
  7. ヴィラヌフ宮殿
  8. ポーランドユダヤ人歴史博物館

 

1.旧王宮

 

旧王宮広場にはジグムント三世の記念碑がとっても高い位置に立っていらっしゃいます。

 

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↑ すごく高いところからワルシャワの街を見下ろしているんですね(#^^#)

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↑ 旧王宮はいつも観光客で賑わっています

 

ジグムント三世はポーランドの首都をクラクフからワルシャワに移した人です。

彼が王宮に住んでいた頃は、ヨーロッパでも有数の美しい宮殿としても有名でした。

こちらは王家が住むだけでなく、国会が開かれたり執務室としても機能していました。

水曜日は完全無料になっていますので、旅程にぴったり合う時は水曜日に行っちゃいましょう!

 

2.聖十字架教会

 

ここで特筆すべきは、あの若き天才!ショパンの心臓がその柱の中に納められているということです!

39歳の若さで亡くなったショパンは、フランスで客死してしまいましたが、パリの墓地にその遺体は埋葬されました。

 

https://europenavi.net/wp-content/uploads/2018/05/s_18156953_251820348559527_8697171657559330188_n.jpg

↑ https://europenavi.net/kosciol-swietego-krzyza/より引用させていただきました

この柱の中に心臓が…

https://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/91133/image?1307796396

↑ https://tabisuke.arukikata.co.jp/os/r/104/r/10616/r/WAW/9/OverseaSpot/89/p/1/より引用させていただきました

 

ところが、ショパンの姉のルドヴィカがその心臓だけをポーランドに持ち帰って教会の柱の元に埋葬したと言われています。

この3歳年上のショパンの姉もピアノが上手で、ショパンは姉を尊敬しており、姉弟でピアノの連弾をして両親を喜ばせていたようです。

 

3.ショパン博物館

 

ショパンピアノで詩を語ると言われる天才音楽家でしたが、彼のありとあらゆる資料が保管されているのがこの博物館です。

最新のユニークな演出も施されているので、必ずしもクラシックファンじゃなくても楽しめるスポットになっています。

 

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↑ ショパン博物館。素敵な建物です

 

近隣にはショパン国立研究所」や「ショパンアカデミー」も隣接しており、楽器を持つ多くの学生の姿が観られるのもなんとなくワクワクしますよね(^^)/

 

4.バルバカン砦

 

バルバカンとは馬の蹄鉄の形をした砦で、世界でもこのポーランドに2つある以外ではフランスのカルカッソンヌに1つあるのみです。

第二次世界大戦ナチス・ドイツによって壊滅してしまいましたが、戦後復元されて1980年に世界遺産に登録されています。

 

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↑ 中世への入口のようですね(^^)/

 

ポーランド南部のクラクフにはこのワルシャワより大きなバルバカン砦が現存していますのでそちらまで足を伸ばせたらもっと楽しいかもしれません。

ワルシャワの街を「新しい街」と唱えるならば、この要塞に一歩踏み入れるだけで「旧」の趣きを感じられるのではないでしょうか。

 

5.旧市街

 

別名をワルシャワ歴史地区」と呼び、ヴィスワ川のほとりにそのままの古き良き街並みを再現しています。

元々使用されていた「レンガ」を最大限使用し、破片さえも元の場所に埋め込むなどの些細な努力を重ねて再建された街並みはさすが世界遺産だな!と感じさせてくれると思います。

 

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旧市街の一角でランチしたい…

 

復元文化財だったため当初は登録が危ぶまれていましたが、「破壊からの復元および維持への人々の営み」が評価されての登録!

これには世界が湧きました(^^)/

 

6.ワジェンキ公園

 

ポーランド最後の王スタニスワフ・ポニャトフスキー造らせた公園で、園内には宮殿、バラ園、ショパンの像などがあって入場は無料の広々とした公園です。

公園では毎週日曜日にショパンのコンサートが行われます。

 

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↑ 公園でリスに出会える確率はものすごく高いそうですよ!

 

特に目玉なのが水上庭園でここは一見の価値ありとのことなので行きたいです(#^^#)

少しゆったりしたい旅の中盤にのんびり訪れたい公園ですね!

 

7.ヴィラヌフ宮殿

 

ちょっと見はかなりフランスのベルサイユ宮殿に似ています。

ヤン3世ソビエスキの夏の宮殿として建てられた宮殿で、宮殿を取り巻く庭園も素晴らしいです。

ヤン3世はポーランドを窮地から救った英雄としても名高く、オスマン帝国にも勝利した凄い戦士です。

 

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↑ どこかフランスのベルサイユ宮殿を思わせる創りですね!

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↑ 桜の季節のワルシャワへ行ってみたい…

 

なんとオスマンの15万人の軍がウィーンに攻め入った時も、そのSOSに応えてわずか3万の兵士でそれを1時間で倒したという素晴らしい功績を持っています。

ヤン3世が集めたと言われる陶器や置物も観ることが出来るので、観光スポットとしても人気が高いです。

 

8.ポーランドユダヤ人歴史博物館

 

ユダヤ人の高い能力がポーランドの再建や経済、技術などに貢献してきたことは誰もが認める所なのだそうです。

 

https://media.tacdn.com/media/attractions-splice-spp-674x446/06/fe/b9/49.jpg

↑ https://www.viator.com/ja-JP/tours/Warsaw/POLIN-Museum-of-the-History-of-Polish-Jews-Small-Groups-Tour/d528-64610P26より引用させていただきました

 

そのユダヤ人とポーランドの人々の歴史が詰まった博物館で、1995年にユダヤ歴史研究所の提案で発足した建設プロジェクトだと言います。

特に、第二次世界大戦ナチスドイツ軍の侵略を受けたホロコースト時代の展示は胸が詰まりそうになりますが、世界を知る上で絶対に目を背けてはいけない史実がある以上、私はこの博物館は欠かせないなと思っています。

 

簡単にサラッとポーランドで行きたい場所を紹介してみました。

 

ソ連の衛星国だった社会主義の時代を経て、現在のポーランドは形成されています。

 

その歴史と文化、ショパンと言う天才の軌跡など見どころも沢山のポーランド

 

是非一人旅でも行ってみたい国のひとつです。

 

ワルシャワにはあちこちにショパンのベンチ」があります。

 

http://japoland.pl/blog/wp-content/uploads/laweczki-Chopina.jpg

↑  http://japoland.pl/blog/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81-laweczki-chopina/より引用させていただきました

 

紹介した中で行きやすいのは、「ワジェンキ公園」「聖十字架教会」などだと思いますがワルシャワには15個ほどショパンにゆかりのある場所に設置されています。

 

座ると曲が流れてきますが、そのどのベンチに座っても違う曲が聴けるんです!

 

これはもう5つぐらいは巡って聴いてみたいと思いませんか?

辛い歴史に目を瞑るのは簡単だと思いますが、こういう歴史の有る場所でちゃんとその重みを知り、なお現代に繋がっている街の美しさや人々の暖かさを称える旅もまたとっても有意義だと思っています(#^^#)

 

ワルシャワの人々は優しいといいます。

 

物価も安くて、直行便もあり、治安も良い方というのなら行かない手はないですよね!?(#^^#)