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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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米国ディズニー従業員には厳しい「ディズニールック」という規定があった

米国のディズニーランドの従業員にこんな規定があったとは知りませんでした。

 

その規定とは「ディズニー・ルック」というもので、かなり細かい規定が書かれていると言います。

 

今回は、その規定が大幅に緩和されたようで、はじめてその実態を知った感じです。

 

緩和を発表したのはテーマパーク部門のジョシュ・ダマロ会長で、4月13日の公式Twitter上で明言されました。

その緩和変更は、カリフォルニア州ディズニーランド・リゾートフロリダ州ウォルト・ディズニー・ワールドのキャストメンバーの全キャストに適用されるということです。

 

https://2019.images.forbesjapan.media/articles/40000/40864/photos/compress/40864b4c2c70430d51ceb80e9fde1283cda53.jpg

↑ https://forbesjapan.com/articles/detail/40864より引用させていただきました

 

今回の大きな変更点は、

 

  • ある一定のルールの元でのタトゥーが認められる(首から下に限る)
  • 好きな髪形を大幅に受け入れる
  • ジュエリーに対しより柔軟にする

 

などの改善をするということです。

これによってピアスも1つではなく、2つ付けても良くなったという訳です。

タトゥーがOKということで、これまで諦めていた就職が可能になる人も多いのではと思います。

 

2019年の変更でも、

 

  • 長さが1インチまでのひげやあごひげを許可
  • 1つのネックレスやブレスレットを付けて良い

 

などの変更を行ってきたという経緯があります。

 

他にも「ディズニー・ルック」には、

 

  • ヘッドバンドは幅が2インチ以下のものに限り許可される
  • 爪は指先から4分の1インチ以内の長さでなければならない

 

などの規定がありましたが、そこも若干緩和されるのか気になるところですが、今回の変更で変わったのかは謎ですね…。

そもそもこんなに細かなルールがあったことは知りませんでしたが、爽やかなイメージの従業員が多いのは、アメリカのディズニーでも観てきたので「そうだったのか…」という感じです。

 

日本のディズニーランドもかなり厳しく、その容姿については制限があるようです。

女性の場合は、

 

  • 目にかかる前髪禁止
  • 高い位置でのお団子禁止
  • レベル9以上の髪の色禁止
  • つけ爪禁止(色も限定されています)
  • イヤリングやピアスは2cm以内でシンプルなデザインのものを1組のみ

 

https://www.castingline.net/disney_qa/images/img_look_hair2.png

↑ https://www.castingline.net/disney_qa/look.htmlより引用させていただきました

 

男性の場合は、

 

  • 刈り上げて極端な段差をつくることは禁止
  • 髪が襟にかかるのは禁止
  • ひげを伸ばすことは一切禁止
  • もみあげを伸ばすことは禁止
  • イヤリング・ピアス・ネイル禁止

 

https://www.castingline.net/disney_qa/images/img_look_hair4.png

↑ https://www.castingline.net/disney_qa/look.htmlより引用させていただきました

 

などなど、日本の方が結構厳しい印象です。

 

お国柄が違えばこの辺のルールも統一するのは難しいのかもしれませんが、今回のアメリカでの緩和で日本は多少緩和させるのかも気になります。

 

ディズニーがこのポリシー変更に踏み切ったのには、ウォルト・ディズニー・ワールドが50周年を迎え、ディズニーランドが昨年75周年を迎えたことを受けて、テーマパークの多様性と文化的配慮を高めるための一環だということです。

その他にもディズニーは新たなテーマパークの位置づけを担うトップテーマパークとしての変革を行っているようです。

 

人気アトラクションの1つ、「スプラッシュマウンテン」の内容を映画プリンセスと魔法のキスの世界をめぐる内容につくり変えるとも宣言しています。

 

これは黒人への人種差別問題がその発端になっており、最初のモデルが映画「南部の唄」だったことで黒人の歴史に誤解を生むということからの変更だそうです。

また、先住民に対して否定的な描写ともとられるジャングルクルーズの内容も刷新することも発表しています。

 

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↑ ジャングルクルーズはどんな風に変わるのでしょうか…

 

パンデミック後の営業停止のあと、米国のテーマパーク部門で働く約3万人の従業員レイオフし、数千人を一時帰休させていました。

ワクチン接種がどんどん進められているアメリカでは、徐々にその従業員も現場に戻りつつあります。

 

テーマパークの内容変更に関しては、「そこまで必要ある?」と正直思わなくもないです。

 

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↑ ずっと私たちの憧れのテーマパークであってほしいことに変わりはないですね(#^^#)

 

ですが、人種差別や偏見などない世界観を大事にするディズニーだからこそ、これからも色々と試行錯誤を続けて世界中の人々に愛されるテーマパークの代表として末永く楽しませてくれることを祈っています。

 

やっぱり気になる日本のディズニーランドのキャストへの現状ルール。

 

タトゥーは日本でのイメージはアメリカのそれとは大いに違うので、許可することは出来なそうですね!

つまり、国民性が違うので、アメリカのルールを日本にそのまま適用することは困難で、そこら辺はあまり変わりそうにないですね~(#^^#)

私自身は今の日本のディズニーランドのキャスト様には大満足です!!