旅に行くと様々な観光地を巡るのは当然のことですが、ふとした「無」の時間が生じることがあります。
「無」と言っちゃうとちょっと寂しいので言い方を考えてみます…。
どんな時間かというと、
- 街角のカフェでまったりとコーヒーを飲んでる時間(お酒だったりもする、笑)
- 歩き疲れて公園のベンチに座っている時間
- ホテルの窓から外を眺める時間
- ホテルのロビーで寛ぐ時間
- ベットで翌日の予定を予習する時間
そんな時間を帰ってからもちょくちょく思い起こすことがあるんです。
観光地で観てきたものはとっても刺激的で写真に撮ったり、時にはメモっちゃうこともブログをはじめてからはあるんですが、「無」の時間については特に写真も撮らないのに記憶に残る…
↑ 歩き疲れて座るベンチは偶然に座るベンチなのに…
その時足元近くまで来た鳥とか、聞こえて来た音楽とかまでふと思い出したりします。
ホテルの部屋の窓から見えたオリーブの木、中庭のベンチ、厨房の料理の匂い、なんかをふと思い出したりするんです。
↑ スペインなどはオリーブの木がホテルの中庭にもあるんです
ニューヨークで留学していた時は暮らすように住んでいたアパートがありました。
普段は毎朝学校に通っていたので、遊びに行くのは帰ってから夜中までという感じでしたが、大抵は行きつけのバーでまったりしていました。
クラスメイトと色々遊びに行ったことよりも、思い出すのはそのバーの窓からの景色や、ギムレットの味、そしてマルガリータの香りだったりします。
↑ あの時は日常だった一コマも一枚の「絵」のように残ってて…
そして部屋が半地下だったこともあり、ボ~っとしてると見えるのは歩いている人の足元でしたが、その足元を思い出したりもします。
そんな何気ない時間を切り取ると、とっても素敵な「絵」になるような気がします。
観光している時の「必死感」は全くなくて、それでも異国の情緒に溢れている素敵な画像です。
私と言うモデルはその絵におさまっていて、かなり美化されます!!(笑)
もはや別人になっています!
観光したり移動したりしている時間がきっと「動」なんだと考えれば、そういう時間は「静」なんだと思うんです。
「無」というよりは「静」と言う方が幾らかいい感じかな?
そして「静」の時間は写真に収めることをしなくても、ちゃんと記憶に残るんだなって思ったりします。
↑ 誰の目も気にならないそんな自分だけの時間が流れます
きっと日々の暮らしの中でも「動」の時間と「静」の時間があると思います。
義務的に動いている仕事の時間や通勤の時間は思いっきり「動」で、遊びに行っていてもメインの予定はきっと「動」になると思います。
そこで私は考えちゃったんですね!
映画を観る時間はどっちなのだろうか?!
私の場合は「静」に近い時間だから心地いいのかもしれないという結論に至りました。
内容によって、もの凄いアクションだったりホラーだったりしたら「動」の要素もきっとあるので程よく旅行気分になれるところが映画が好きな要因なのでしょう( *´艸`)
絵になる「静」の時間と言えばどうしても思い浮かぶのは、ヨーロッパの景色です。
もちろん、韓国などでもそういう時間はありますし、絵になる瞬間が沢山あるけどやっぱりヨーロッパが一番ですね!
建物がすばらしいし、石畳だったり統一された屋根の色だったりがとっても素敵です。
歩き回る旅も素敵だけど、これからは年齢的にもこの「静」の部分が多い旅を楽しんでいきたいと思います。
そうなると都市の数としては多くを周ることは出来ませんが、頭の中の素敵な「絵」はどんどん増えていくと思うんです。
↑ ヨーロッパのカフェを時々思い出しながら家でコーヒーを飲みます
その辺を読者の皆様には「写真」や「動画」でお届け出来たらいいなって思います。
コロナが収束するまでに、スマホも新調した方が良さそうです!
そんなことを言いつつも、どうしても食べ物ばっかり撮っちゃう私のスマホは、「美味しいもの」でいっぱいです(笑)