夕飯は何よりみんなも楽しみにしてくれていた「タッカンマリ」を食べに行きました。
表題のとおり、私はこれを食べたくていつもソウルへ行っちゃうのです!!
「死ぬってわかっていたら、最後に何を食べたい?」
以前2人に聞かれた時に私は「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」と答えたのだそうです…。(忘れていました(笑))
それからずっと2人の中では「タッカンマリ恐るべし!!」となっていたそうです…。
世界中に行って美味しいものを食べても、「そこなんだ!!」ということが2人の中でめっちゃ印象に残ったそうなんですね…。
私はそれほどここのタッカンマリが好きなんです(笑)
↑ 雨で水位が高くなったからか、下には降りれないようになっていました
タッカンマリ横丁に入るには、清渓川の橋の中央にあるこの銅像が目印になります!
↑ 悲しい歴史があったのです…
彼は酷い扱いで辞めさせられた女工を救おうとして自分も辞めさせられたことをきっかけに、自分で労働法を学んだのです。
その人生はもの凄いものでした。
裁断士として仕事をする傍ら、独学で労働法を学び、同僚と共に勉強会を組織した上で、工場における労働実態や労働環境について調査し、それに基づいて労働庁に陳情したり、雇用者と協議を重ねたが、一向に改善の兆しが見られなかった。1970年11月、このような状況に抗議するための集会を計画し、実行に移そうとした矢先、警察と事業主に強制解散させられそうになったため、全は全身にガソリンをかぶって焼身自殺を図った。焼身直後、すぐに病院に搬送されたが、その日の夜に22歳で死去した。
「Wikipedia」より引用させていただきました。
このことがきっかけで労働者の悲惨な実態が報道され、労働運動が活発化し、彼の功績が認められたとされています。
タッカンマリ横丁に共立している焼き魚のお店も昔は遅くまでやっていましたが、今は9時にはもう閉まっていました。
↑ 横丁の左側は焼き魚のお店です!
閉店時間がコロナ前とは色々と変わっているので要注意です。
着いたのは夜の9時をちょっと過ぎていて、いつもの方のお店は「店じまい」をしていました。
入口にいらしたおじさんにもう1つの「本店」の方に連れていってもらいました。
本店と言っても隣なのですが…。
↑ 赤い看板に「タッカンマリ」と書いてあります!
コロナが流行して、全く来れなくて5年ぶりぐらいに食べましたが、涙が出るほど美味しかったです!!
味は変わっていなかった…。
娘も大好きなので、ここのことは本当にいつも家で話しています。
「あのお店だけは潰れてほしくないよ!」コロナのせいで行けない間もずっとそんな風に話していたのです。
実は先日、読者のg3(ぐみ)さん(id:g3-gumi) が娘さんとご主人様とで行って下さったという嬉しいご報告もいただいたお店です。
↓ その時の記事はこちら
飲み物はビールとソーダ。
今日のビールは「kelly」です。
↑ ちょっとフルーティーな感じがするビールで鶏肉との相性もGood!
席に着くと鶏肉を程よい大きさにハサミでカットしてくれます。
↑ 凄い速さでカットしてくれます!
↑ 美味しそうでしょ?(#^^#)
まずはトッポギが煮えて、野菜が煮えてくるので用意した自分好みにつくったタレに浸けていただきます。
↑ 私は辛めが好きなので、唐辛子風味のジャンを沢山!
ここで出てくるキムチはお汁でしゃぶしゃぶして食べちゃいましょう!
お汁にもキムチ味が移り、白菜もタレで美味しく食べれちゃいます。
そしていよいよ鶏肉です(#^^#)
↑ 5年間も待ってたよぉぉぉぉ!!
美肌のもととなるコラーゲンやビタミンが豊富な鶏を丸ごと食べられるタッカンマリがどれほど素晴らしいかは言うまでもありませんね!
〆には麺(うどん)を薦められます!
更に追加する麺はNGですので、何人前にするかはお腹と相談して〆を頼む前に決めておきましょう。
↑ うどんは2人前をオーダーしました!
でんぷん質がお汁に溶けてしまい、麺の味が変わってしまうからだそうです。
↑ でんぷんと湯気で真っ白になっちゃった写真…
まだ食べれそうだなと思ったらライスをオーダーして、自分で雑炊にしちゃうといいですよ(#^^#)
↑ 私たちもうどんで〆て、更に雑炊も一人前追加で(笑)
以前は手前のお店で上手に雑炊を作って下さるアジュマがいらっしゃったのですが、こちらでは作ってくれないみたいでした。
以前はあった海苔もないようです。(結構ショックでした…)
それでも大好きなタッカンマリを沢山食べれて、幸せな気持ちでホテルまで歩いて帰りました。
↑ いつもとは違う道を帰ろうとしたら…
↑ 撮影に使われそうな怖ーい路地が…ここマジで怖かったです(^^;)
今日もお昼は広蔵市場、夜はタッカンマリと美味しくて幸せなご飯を食べれました!!
ソウル初日は本当にお天気以外は最高だったと言えると思います。
市場の渡り廊下でしょうか…こんな「最後の晩餐」の絵が…
お風呂の順番が決まりました!
A君・私・B君の順番です(笑)
理由は単純です。
- A君は寝る前のストレッチなどに時間がかかるので、一番です!
- 次はやっぱり髪のドライに時間がかかる私。
- 短髪でササっと出来るB君が最後です。
こんな風に初日は終わり、なんだか帰る日を思うと寂しくなったようです。
仕事の現実を思ってか、「帰りたくねー!!」の連発でした(^^;)