ちょっと青っぽい辞書みたいなガイドブックを手に持って歩いている外国人を観たことはないでしょうか?
日本人が海外で「地球の歩き方」を持って歩くと10数年前までは必ず、同じガイドブックを持った日本人とすれ違ったものです。
↑ こんな感じのゲストハウスに泊った若かりし頃… なつかしい
「地球の歩き方」は必ず持って行きました!
そんなイメージで欧米の観光客が日本に来るときに持っているのがこの「ロンリープラネット」というガイドブックなんだそうです。
2016年の時点で世界195か国をカバーし、タイトルは500を超えていたのですから、世界一のガイドブックかもしれません!
日本のガイドブックとかなり違うのは写真などの情報があまり入っておらず、テキストのみで埋め尽くされたページが多いことです。
バックパッカー向けの安宿情報も入っていることから、日本だとやっぱり「地球の歩き方」に近いガイドブックかもしれませんね!
WEB版のロンリープラネットも存在し、私たちも海外の情報を入手することが可能です。
ちゃんと日本語表示も出来るので、行きたい国も決まっていない場合は、WEB版のロンリープラネットで色々観てみると楽しそうです。
ロンリープラネットに掲載されるている内容が外国からのバックパッカーにとってどんなに重要かというと…、
↑ ロンリープラネットはナゼそこへ? - 観光・ホスピタリティ・地域活性化・地方創生・まちづくりのコンサルタントより引用させていただきました
日本人はほとんど訪れない北陸などの一泊2,000円台のゲストハウスには、ほぼ100%外国人が泊っていていつも満室なんてこともあるのです。
あえてそういう情報を読んで、そのゲストハウスへ行き、「英語」を学ぶなんていう日本人もいるようです(#^^#)
↑ ゲストハウスで色々な国の人と語らうひと時は貴重です!
自然に外国人に出会って楽しい会話が出来つつ、勉強にもなるので良いことかもしれませんね…。
浅草や上野の近くにもこのような安いゲストハウスが多く存在しているようです。
↑ ゲストハウスも日本中にあります!
逆にこれからはどこでどんな商売をすれば、新しい海外からのお客さんが訪れてくれるか…。
そんなことに悩んでいる人がいるなら、このガイドブックには凄いヒントがいっぱいあるように思います。
- 海外の人はどんなところに魅力を感じてどんな所に泊まるのか…
- 海外の人はどんな食べ物に興味を持ち、何時ごろに食事するのか…
- 海外の人はどんなルートで旅をして、必ず立ち寄るところはどこなのか…
不思議なことに日本人が想像する「ここは日本っぽいから好きに違いない」と思ったような場所よりも意外な場所を訪問しているようです。
東京だったら、絶対に「浅草」だよね!
↑ 確かに外国人をよく見かけますが…
なんて思うけど、彼らの興味は「皇居」や「都庁」や「両国国技館周辺」だったりします。
↑ 両国国技館…私でもあまり行く機会がありません…
日本の情報として私たちには当たり前のことが書かれていて面白いです(#^^#)
- 日本の銭湯や温泉では「水着」を着て入ってはいけない
- 魚の繊細な風味を味わいたいと思っている日本人が多いので。香水などは控えめにすること
- 会計時に「Bill please」と言うとビールが出てくるかもしれないので「check please」と言おう
- コミュニケーションにおいて多少失礼があっても日本人は広い心で許してくれるだろう
なんとなく笑ってしまうような内容も書かれているようです。
日本でも入手可能なガイドブックですので、ちょっと眺めてみると新たな日本の旅の楽しみ方がわかるかもしれませんね!
ビジネスチャンスという意味でも興味深いかもしれませんね!
私たちの知らない日本もそこにはあるかもしれません(#^^#)
↑ 外国人もまずは東京…次はどこに行こうかな…なーんて考えているのかな…
「インバウンド」という言葉が結構身近になってきましたが、今やビジネスでも欠かせないキーワードですね!
「ロンリープラネット」を読んでちょっと知り尽くしているはずの日本を違う角度から眺めてみるのも楽しそうです!
- 電車が時間通りに来る
- 旅館より民宿が安くてお薦め
- タクシーは夜中でも安全
- ラブホテルが安くて綺麗
などなど、そうだよな…と思うことが沢山掲載されています。
英語が得意な方は、逆に海外に行く際にこのガイドブックを用意して行かれると面白いかもしれません!