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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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都内で池袋に誕生した「グランドシネマ・サンシャイン」は凄かった!

池袋に7月にオープンした「グランドシネマ・サンシャイン」にようやく行ってきました。

目的は「ブレードランナーIMAX上映が9月6日から2週間限定であるとわかったからです。

2DXでは以前に見ていた作品ですが、IMAXで観られる上に、初グランドシネマ・サンシャインということで期待度はMAXでした。

 

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↑ 目的がこの「ブレードランナー」ビルの壁面に広告が凄い!

まずビックリしたのが、4階にあるチケット売り場の円形の雰囲気です。

ミラーボール?が鎮座して、そこから広がる円形劇場のような空間がなんとも未来の映画館のようでコンセプトの「心をこめたおもてなしで映画ファンをお迎えしたい」というところにピッタリではないか!

 

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↑ 近未来の宇宙にある映画館のようでビックリ!(*_*)

 

各フロアの空間は、レッドカーペットを敷いていたり、昔ブロードウェーの映画館にあるような入口だったりでワクワク感が半端ないです。

一番広い12階のIMAXの劇場は、周りは夜景と天井には電飾のアートが広がり、すぐに劇場に入るのはもったいないと思わせてくれる空間でした。

 

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↑ 夜景に天井のイルミが反射していて幻想的(#^^#)

 

この天井は入る時と出てきた時で全く違う模様を見せてくれました。

ここまでくると、本当にアートですね。

 

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 ↑ 入る前は、天井はこんな感じ!

映画も期待を裏切らない音と映像で、本当に観れて良かったです。

画面の大きさもすごくて、迫力が半端ないので知っているストーリーなのにドキドキ感も凄かったです。

大好きな映画だからこそ、この環境で観れたのは本当にラッキーでした。

座席も色々あって、一番前に横になって座れる椅子が並んでいました。

画面が大きくて迫力があるからこそ、この椅子もありなんでしょうね!

「なんか、プラネタリウムみたいだね!」と話してたカップルがいましたが、本当にそんな感じです。

 

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↑ 出てきたら、天井はまるで星空です!

ここで少しブレードランナーについて

奴隷として作られた「レプリカント」(ロボット)と人間が共存している世界で、反逆しているレプリカントと戦うデッカードという名のブレードランナーハリソン・フォード)の活躍の話。

あってはならない、レプリカントであるレイチェルとの恋。

内容はネタばれしたくないので、多くは語りませんが、一番強くて怖いレプリカント役で本当にその複雑で悲しい心情を巧みに演じたロイ・バッティ役のオランダ出身の俳優、ドガー・ハウアーさんが今年の7月に亡くなりました。75歳でした。

そのこともあって、今この作品をIMAXで観たいと思ったのです。

そして彼の演技はやっぱり最高でした。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

バッティがレプリカントとして4年という短い命の終わりを迎える瞬間、敵であるはずのブレードランナーデッカードの命を救い、最後の言を言います。

当初長かった台詞を、彼はアドリブで短くしてインパクトを半端ないものにしました。

その台詞が、

 「おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。

  オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦。

  タンホイザー・ゲートの近くで暗闇に瞬くシービーム。

  そんな思い出も時間と共にやがて消える。

  雨の中の涙のように。

  死ぬ時が来た。」

そしてすぐに彼の命は絶え、手に握っていた白いハトが空へと飛びたちます。

私はこのシーンが悲しいけれど大好きです。

どんな人生も必ず終わりがくる、やがて思い出も消えて行く。

でも生きていた証を人間に見せつけて死んでいく、レプリカントの最期が本当に心に染みる作品です。

どうか観ていらっしゃらない方がいたら、是非一度観てほしいです。

 

最終の上映回を観たので飲食店に寄ることは出来ませんでしたが、そちらも充実しているみたいです。

また、是非すぐにでも行ってみたい映画館でした。

「グランドシネマサンシャイン」は超お薦めです!!(#^^#)