〇〇狩りというとワクワクするのは、小さい頃からの擦り込みかもしれません。
作物、フルーツや魚介類まで捕りに行ったり、狩りに行ったりすることは遠足でもかなり楽しい時間だったなと思い出します。
芋掘り、潮干狩り、果物狩り、栗拾いなど色々な楽しかった体験を思い出します。
それなのに茨木の「深作農園」という「いちご農園」がツイッターに「ヘタをとって、ヘタの方から全部食べて頂きたい」とツイートするまでに…。
これは残念なお客さんへのメッセージです。
今年(2020年)の1月21日のことです。
採ったイチゴをその場で食べる際は、自分の食べれるだけ取って美味しくいただくのが普通のことだと思っていました。
これはJタウンネットが農園に確認を取りに行って、真実はもっと深刻であることがわかりました。
それが、↓ の写真のような有様だというのです!
↑「Jタウンネット」の記事より引用
まだまだ食べられる部分が半分以上残ったイチゴの山。
これは出入口に設置された、容器を入れるゴミ箱だというのです。
「マナー違反もいいとこ!」 これでは「常識というものはどこに行ったの?」 というのが感想です。
まず、考えて欲しいことは沢山ありますが、
- 農園の方は一年もの間、一生懸命イチゴと向き合い育ててきた
- 取ればいいというものではなく、「美味しく食べてほしい」という想いがある
- 先の方だけではなく、ヘタに近いところも全部美味しい
これらのことが全く無視されていますよね!!
農園の方はおっしゃっています。
イチゴはヘタの部分から全て食べても、全体的に美味しいはずだと…。
先の方だけ甘いというのは間違っているとも…。
↑ どれほど人の手がかかっているのかを考えてしまいます。
こちらの農園は「美味しくゆっくり食べていただきたい」という想いから、時間無制限で食べ放題の営業をしておられます。
イチゴは全て完熟しており、全体的に甘いものを提供しているのです。
ヘタを取ったら全部食べて欲しい!!
ネズミがかじったような食べ方をして、捨てていく人の気持ちって一体どんななんだろう。
- こっちがお金を払っているのだから自由でしょ
- 先っぽしか甘くないから捨てて当然
- 取り放題なんだから、いくら取っても問題ないでしょ
こんな考えなのでしょうか。
今年のイチゴは去年の数回の台風に耐えてきた貴重なイチゴです。
台風から苗を守ることに農園も必死だったと思います。
「自由な形をとらせていただいている代わりに、大切に食べてほしい」と話していたと言いますが当たり前のことですよね。
↑ 去年は台風が多くて、今年はイチゴ不足です
半分以上残されたイチゴを見た農園の方達のショックはどんなに大きかったでしょう。
マナー違反というか、常識を知らないというか、優しさがないというか、
なんだか悲しい想いでこのニュースを読みました。
↓ 深作農園さんのページはこちら
農園のツイッターでは、8,000件のリツイートと12,000件を超えるイイね!が付いたというところが救いだと思います。
一部の心ない人の行動だと信じたい。
「自分がちゃんと食べれるだけ採る」 当たり前ではないでしょうか?