たいていの方がウィーンを訪れ、時間があったらザルツブルグへという感じかと思います。
しかし、私は何故か、30年前にウィーンには行かずに「ザルツブルグ」へのみ、スイス方面から鉄道で行ったのです。
私の目的は、
という3つの理由からでした。
かなり昔のことなので、記憶に曖昧なところがあるので調べながらこの記事を書いています。
1.サウンドオブミュージックの舞台になったロケ地を見たい
「サウンドオブミュージック」は私が映画を好きになるきっかけになった映画だと思います。
母親が好きで、サントラも持っていたため、この中の曲は全て歌うことができるほど、子供の頃にハマりました。
主演のジュディアンドリュースも大好きで、ショートカットに憧れてマネしていた頃もありました。
↑ 彼女のハツラツとした声と笑顔が大好きです!
ザルツブルグはウィーンからも私鉄のウエストバーンで2時間半ぐらいで行けます。
日帰りでも行けますが、是非1泊はされて、色々な観光名所を楽しんでほしいと思います。
サウンドオブミュージックの歌い出しの草原は「ヴェルフェン」という森に囲まれた草原です。
↑ ホーエンヴェルフェン城は見上げる場所にあります
お城から降りるとこんな大きなチェス盤が‥!30年前もありました
ドレミの歌でもこの草原が使われています。
ザルツブルグに着くと、まず目に入ってくるのが「ホーエンヴェルフェン城」という山の上のお城ですが、この草原はその裏側にあたる場所にあります。
素晴らしい自然美が見れる草原なので、地元のツアーに参加して是非一度訪れてみてください。
映画を観た方だったら他にも多くの名所を想像することが出来るのではないでしょうか。
↑ 緑がとっても似合う景色です。草原に駆け出していきたくなる
マリアが修道女として住んでいたのは、「ノンベルク修道院」です。
ここの教会はマリアがトラップ大佐と結婚式をあげた教会として外観のみが使われています。
マリアと子供たちがドレミの歌を歌いながら草原までの道のりを進むのですが、その薔薇のアーチや階段がある場所が「ミラベル庭園」です。
↑ この庭園の美しさは映画から飛び出したみたいですよ!
旧市街からザルツァッハ川を渡った反対側にあり、タクシーでも10分くらいで着きます。
途中に通る「モーツァルト小橋」もロケ地の1つです。
そしてトラップ大佐の屋敷としてロケ地になったのが「レオボルドスクロン宮殿」です。
↑ レオボルドスクロン宮殿です!
旧市街から徒歩圏内なので、気軽に訪れることができます。
現在は別館はホテルになっているので、一泊だけ贅沢に泊まっちゃうというのもありかと思います。
そして一番私が観たかったのが、「もうすぐ17歳」で使用された「ガセポ」です。
ロケ当時は「レオポルドスクロン城」にあったものです。
撮影後に「ヘンブルン宮殿」に移されました。
ガセポを見たい時はヘンブルン宮殿に行かなくては見れませんのでご注意ください。
↑ ザルツブルグ大聖堂 街の目印になります
「プファール・聖ミヒャエル教会」はマリアとトラップ大佐の結婚式をあげた教会として有名です。
クリームイエローの可愛らしい外観の教会です。
前述の「ノンベルク修道院」の教会が撮影不可なため、中だけはこちらを使用しました。
この教会の前のカフェで美味しいコーヒーを飲んだ記憶があるのですが、今もあるか気になるところです。
この辺りが旧市街から気軽にいける「サウンドオブミュージック」のロケ地です。
2.モーツァルトの生家を見たい
現在では一部を除いて、記念博物館となっています。
自筆の楽譜や手紙、「ドンジョバンニ」「魔笛」などの舞台風景の展示もあります。
とっても目立つ黄色の建物なので、遠目でも「おっ!!」ってなります。
2階から4階が博物館となっていますが、4階から下へ降りて行く感じで見学するようになっています。
当時の家具なども並べてあり、どんな暮らしをしていたかを感じることが出来ます。
写真はNGなので、スマホはバックに収めて周ってください。
↑ 目印は黄色い建物です!モーツァルトの生家
日本でチケット購入をされる時は、GET YOUR GUIDE のページが日本語で購入できるのでお薦めです。
↓ こちらのページがGET YOUR GUIDEです
https://www.getyourguide.jp/discovery/-l104082/?utm_force=0
この建物の面白い所は、1階部分がスーパーになっているところです。
こちらで何か購入するとレシートにモーツァルトのマークが入っているので、記念になります!(捨てれませんね~( *´艸`))
3.宮殿で行われるコンサートに行きたい
ミラベル宮殿で開かれるコンサートに行ったことがあるのですが、本当に非日常という感じでした。
大理石の間に椅子が並んでいて、そこに座ります。
そこに有名な音楽家、演奏隊などが入り、モーツァルトの曲を演奏してくれるのです。
この体験は是非とも味わってほしいと思います。
ドレスコードは無しなのですが、結構皆さんおしゃれして来ています。
貧乏旅だった私も、その時持っていた一番おしゃれな服で行ったのを覚えています。
チケットは現地でも購入できますが、日本での購入だとカテゴリー1の指定席で44€ぐらいします。
26歳以下の学生だと、同じ席が29€で購入可能です。
私は当時現地で購入し、思ったより安く入手することが出来たので、混雑期でなければ現地購入でも大丈夫だと思います。
カテゴリー2の席は若干ですが安く購入できます。
座る場所が後ろの方というだけだったと思います。
↓ チケットの値段や雰囲気はこちらで見れます
思い入れが沢山あるザルツブルグでしたが、今この年齢で行くとまた感想は違うのではないかなと思います。
再度行くなら、ウィーンとの組み合わせで訪れたいと思います!(^^)/