アズレージョというと、なんか食べ物か街の名前のようにも思えますよね!
その歴史は、スペインからムーア人が15世紀にもたらしたと言われています。
アズレージョという言葉自体はアラビア語から由来しているようです。
元々、スペインのアンダルシア地方でタイルはテラスや玄関先など、色々な場所で使用されていました。
ポルトガル王のマヌエル1世が、スペインのセビージャから輸入し、ポルトガルで独自の進化を遂げ、壁材として用いられてきました。
16世紀には国内にも工場が出来て、人物や景色などの芸術的なタイルが誕生しました。
17世紀~18世紀には大量生産が出来るほど、その技術も向上しました。
建物の内装に使われていたアズレージョですが、壁として使用されるようになっていきます。
1755年のリスボン大地震からの復興の際には、装飾的なものより、もっと機能的なものを好むような変化が見られます。
17世紀の主流は「青」色のアズレージョでした。
↑ 宗教画もアズレージョで描くとこうなります!
今でもこのポルトガルブルーとも言えるアズレージョは、あちこちの壁で見ることができます。
アズレージョの美しさを観たい時は、ポルトのサン・ベント駅が有名です。
そこまで行かなくても、リスボンでは宮殿や教会、修道院など歴史的な建造物に使用されている様子を見ることができます。
↑ 貴族の生活を描いたようなアズレージョも…
2年前にポルトガルに行った際にも、お店や家々の壁のタイルの美しさはため息ものでした。
↑ 同じくベレンのタルト屋さん「パステイス・デ・ベレン」の壁も…
自分へのお土産シリーズでも「鍋敷き」を購入したくらいハマりました!!
↑ 以前も「自分へのお土産の記事」で使用しました。
↓ 自分へのお土産の第1弾の記事はこちら
もう一度行くことが出来たら、タイルの部分が蓋になっているオルゴールが欲しいです。
ちょっとかさばるので、断念したのですが、やっぱり欲しかったなぁ~( *´艸`)
ここで1つ教訓です!
大き目のキャリーを荷物少な目で行って、欲しいモノは買ってくること!
これな~♪ 普段言い聞かせているのにな~
寒いかもとか、雨降るかも、とかで結構かさばるモノをどかどか入れて行っちゃうんですね~(>_<)
ポルトガルのアズレージョは、タイルで冷たそうなはずなのに、なんだか暖かさを感じるんです。
そこら辺がキッチンや風呂場のタイルとは一味も二味も違うところです!
ポルトガルのポルトに行かれることがあったら、「アルマス聖堂」を訪れてみてください。
↑ https://www.m-portugal.jp/portugal_life/030.htmlより引用させていただきました。
外部の壁面が青のアズレージョで覆われていて、地元の人々からも愛されています。
ショッピングストリートにあるので、目印としても目立つので、誰もが立ち寄る聖堂です。
- 絵柄のもの、
- 宗教画のようなもの、
- 幾何学模様のようなもの
様々なデザインのアズレージョを、現地にて楽しんでほしいと思います。
お土産屋さんにはピンからキリまで、お値段が異なったアズレージョがありますが、蚤の市などでは文化遺産から盗んできたようなものまで売っていたりするので気を付けてください。
アンティークなアズレージョを購入する時は、是非正規店を訪ねてくださいね!(#^^#)
そして、割れないように気を付けてお帰りください(^^)/
最近、ちょっとポルトガルの記事が多めですね!
なんとなく、ポルトガルでやり残したこと、行きそびれた所が多いからかもしれません。
是非、一度はポルトガルを旅してくださいね!!