本当にコロナの影響を一番受けたのではないかと思われるのが航空会社だと思います!
世界の航空便が80%減というのは恐ろしい数字だと思います。
すでに倒産、経営破綻になってしまったのが、ヴァージン・オーストラリア航空、アビアンカ航空、タイ航空、Flybe(イギリス)、トランス・ステイツ航空とコンパス航空(アメリカ)で、今は大手ではアリタリア航空(イタリア)やルフトハンザ航空(ドイツ)も危ないと言われています。
↑ イタリアと言えばアリタリア航空…見納めなのでしょうか( ゚Д゚)
もちろん世界中の航空各社とも赤字は間違いなく、今後の破綻も相次ぐと言われています。
日本も例外ではなく、4月末の時点でANAは約600億円の赤字、JALも約200億円の赤字となっています。
ここまでコロナの影響が加速度的に航空会社に悪影響を及ぼしたのには、他にも理由がありました。
- 色々な国が自国のことを最優先にしたため、世界中の交易の部分が後回しになった。
- 各国の政府が医療や国民の生活維持のための出費がかさみ、協力金を出せていない
- 渡航禁止の発表をした時点で相手国に通達がされておらず、協働に失敗した
- ICAO(国際民間航空機関)が以てしても、航空会社が国境を越えて合併 ・統合することは不可能になっている
- 航空機は一機のメンテナンスだけでも相当な金額を要する
などのマイナス要素が重なったと思われます。
航空会社は最も国際的な産業であることは事実です。
行き来が出来ないとなれば当然利益を得ることは不可能で、全ての国が出入りを制限しなくなるまでは不況が続くことになります。
当然政府の介入も絶対的に必要になってきます。
なにより心配なのは、そこに関わっていらっしゃる従業員の生活です!
外資系の航空会社などは、ネットニュースで倒産を知ることもあるようです。
人生設計すら変わってしまう「コロナの影響」は旅行業界従事者にとっては本当に残酷ともいえる現実を突き付けています。
そんな中で、一番航空会社を支援出来た政府は中国だと言います。
今現在飛行機の供給席数はアメリカを抜いて中国が一番になっています。
米国の航空会社もアメリカ政府から協力金を得ようと必至になっていますが、現状は社会の経済を立て直すことに必至で、そこまで手が回っていないのが現状です。
トランプ大統領も580億ドルの支援策にサインはしたものの、それでも破綻は避けられない航空会社も少なくないようです。
各国の政府間の協力体制も不可欠な航空業界の今後はどうなってしまうのでしょうか?
日本でも本当に外国人観光客を見ることが少なくなりましたね。
浅草、京都などの人気観光地でも外国人が一気に減りました。
世界中の観光地が今はこのような現状です。
当然、飛行機で移動出来なくなれば、誰もが自国に留まるしかありません。
ビジネスにしろ、観光にしろ、私たちは飛行機で移動するしかないのですから国交が断絶されているようなものですね。
かといって、とてもじゃないけどまだまだ日本よりコロナ感染者が多い外国に行ってみようという気にもなれません。(>_<)
国内線のみでやっていける航空会社はほとんどありませんので、これからが正念場になることは明らかです。
今私たちに出来ることは正直言って皆無だと思います。
せめて「世界が復活したら、存分に旅行しまくりましょう!」としか言えない現状です。
世界規模の話なので、未来はコロナ次第という現状に苛立ちさえ感じますがどうすることもできません。
- 空港で世界中の人々が行き交う風景
- 飛行機の離陸するときのワクワク感
- 税関で「sightseeing!」と言うその瞬間
そんな全てが今は愛おしいです。
↑ 早く乗りたいですね!空を飛びたいです
↓ 飛び立つ時の音を楽しみたい方はmiyakoさんの記事でiMovieを使用した動画が見れますよ♪
少しでも多くの航空会社に踏ん張ってほしい!!
飛行機に乗って世界に飛び立てるその日まで頑張ってほしい!!!