連休最終日は、家にいてNETFLIXで「君に届け」を観ました。
2010年に映画館で上映された映画です。(東宝作品)
観るのは確か、3度目かと思います。
高校時代の純愛を思い起こしてくれる作品で、何歳になっても「キュンキュン」できる心は無くなっていないことを実感しました!
↑ 青春の素敵な1ページを爽やかな2人が演じています
黒沼爽子(多部未華子)と風早翔太(三浦春馬)が出会ったバス停は、群馬県桐生市の広沢という街です。
桜の樹から降ってきた花びらは爽子の髪に。
それを「面白い形をしているね」と渡してくれて、手を開いてみるとその花びらは♡の形をしていました。
爽子の性格は、
- 真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐ
- 相手の気持ちばかりを考える女の子
- 家族に大切に育てられた
- 風貌から「貞子」と呼ばれる位社交性がない
- 緊張すると怖い顏になる
そんな爽子をまっすぐに好きになった青年が風早くんでした。
学校一の美女・胡桃沢(桐谷美玲)にもなびかず、周りの「貞子」扱いにも屈せず風早くんもまた、真っ直ぐで真面目な青年です。
↑ 渡良瀬渓谷鉄道から見る桜は本当に素晴らしいです!
彼らが通った高校は栃木県足利市大前町の「旧足利西高等学校」です。
こんな時、キャストやスタッフは群馬と栃木を行ったり来たりすることも多く、学校なら学校のシーンをまとめて撮ったりするみたいです。
その他にもここはどこだろうと思った場所を調べてみました。
- お父さんが所属している楽団の年末コンサートの場所は、栃木県の佐野市文化会館。
- カウントダウンが行われた神社は、栃木県足利市緑町の八雲神社。
- 真田君の実家のラーメン店は、群馬県桐生市永楽町のラーメン店「五十番」。
- 爽子が翔太に気持ちを伝えた場所は、群馬県桐生市広沢(バス停の近くの道)。
- クラスメートの真田と吉田が話した河原は、栃木県足利市南町の中橋西側の渡良瀬川の河原。
2人の気持ちがやっと通じて、お互いの「大好き」が伝わるラストは本当にほっとするし、2人の笑顔に吸い込まれます。
「君にとどけ」と願い、「君にとどいた」瞬間です。
爽子の手には、出会った日に風早君が渡してくれたあの♡の桜の花びらが生徒手帳に収まって握られています。
時間は深夜0時を過ぎ、「新年を2人で迎えられて良かったよ!」と風早君が言葉にします。
↑ 栃木県佐野市の「佐野らーめん」は絶対おすすめです!!
私は女子高でもあったため、こんな青春は皆無でした!(笑)
それもあって、息子と娘には共学を推奨した変な母親です。
そのおかげ?もあって、子供たちもそれなりに青春を過ごし、それぞれに素晴らしい思い出があるようです。
風早君のあだ名は「さわやか君」と言われるほどで、演じた三浦春馬さんの爽やかな印象がとてもマッチしていました。
春馬さんの死を知った時は、電車をひとつ見送るほど動揺しました。
子役の頃から素晴らしい輝きを放ち、いつも紳士的な振舞いをされていて、「14歳の母」でTVでブレイクした時も本当に感動しちゃったおばさんです。
息子より2歳年上で、いつも遥か前方を歩んでおられました。
そして何と言っても素晴らしく「イケメン」でいらっしゃいました。
群馬に遊びに行った時、「あ、ここって君に届けのロケ地の近くかもしれない」と車を停めて景色を眺めたこともあります。
息子も春馬さんと経歴がとても似ている部分もあります。
歌とダンスも好きで、ミュージカルにも出演し、ギターもやっておられました。
その辺りは息子と全く一緒ですが、うちの場合はまだまだ足元にも及びません。(>_<)
そして明らかに「さわやか」ではないし、「イケメン」でもありません!"(-""-)"
ただ、長期にわたる撮影や舞台の時は、「役にのめり込む」という点は似ているように感じています。
春馬さんのデビューは4歳で芸歴は26年。
2016年の「キンキーブーツ」を観ていないことが悔やまれてなりません。
ずっと信じることが出来ず、作品を振り返ることも控えていましたが、ようやく観ることができました。
本当にお疲れ様でした。
私は絶対にその演技、その雄姿を忘れることはないと思います。